さあ、今回は今季最強寒波に備えよっ!!です。
新潟県は日曜日(1月22日)から気温がマイナス5℃前後になります!
新潟市もマイナス5℃と、更には1月25日(水)にはマイナス6℃~マイナス8℃と各市町村でバラツキは有るものの、厳しい寒さに見舞われます。
しかも今期は長期間です。
新潟市に於いては、近年歴史上最低気温は1978年にマイナス10.6℃を記録しています。
当時はオール電化やファンヒーター(1978年から市場投入)の普及はほぼ無かったので、今で言うダルマストーブと言われる対流型の暖房器具や、地域によっては囲炉裏なども使用していたので、停電における暖を取るのには、さほど困らなかったと思います。
しかし、現代では暖房器具のほとんどが電気を使った商品が大半を占めていると思われるので、万が一の停電時には役に立ちませんね。
今回の寒気団は結構連続して大陸から降りてくると言うので、長期の対策が必要になります。
そこで、最強寒波を迎えるに当たり、備えが必要になります。
まずは、マイナス3℃を超えると、水道の凍結と水道管の破裂の可能性が非常に高くなります。
厳しい冷え込みが当たり前の県は水道管が深く埋設されているので心配は無いと思いますが、浅く設置されていたり、マンションなどの集合住宅(特に老朽化している建物)は要注意ですね。
心構えとして「水道管が破裂する」と捉え、今の内に空いた2ℓのペットボトルや容器に水を溜めておく事が必要になります。
そして、分かり切ってはいると思いますが、水道管の凍結を防止するのに、水をちょろちょろ出しっぱなしにしておく事。
トイレの水も流せなくなるので、日々のお風呂の水はぎりぎりまで流さない事。
それでも心配な方は100均で簡易トイレ袋を家族分用意しておく事。
簡易テントがあれば、良くない事ですが側溝に設置して小便であれば周りを気にせず用を足せます(強風時は無理)。
そして停電時に備え、暖房器具のラインナップに電気を使わない対流式のダルマストーブを用意する事。
その燃料となる灯油も、停電時はスタンドも機能停止すると予測して、灯油の備蓄をしておく。
ダルマストーブがあれば、煮炊きの料理は出来ます。
それとローソクやマッチ類、懐中電灯と電池の備蓄、ランタンなどの用意。
停電時、情報を仕入れる為のアナログラジオも最強です。
自動車が動けば、携帯電話の充電は出来るので、スタンドが機能しなくなると最悪の想定を考え、常にガソリンや軽油は満タンにしておく事。
これも周知のとおり、厚手の服やアウターを用意しておく事。
それとIH調理器具の家庭は、ガスコンロとカートリッジガス缶の備蓄をする事。
土鍋があればこれでお米が炊けます。
そして食材ですが、レトルト食品や缶詰だと栄養が不足するので、生鮮野菜の備蓄も必要です。
食品でいうと乾麺や乾物(乾燥ワカメ・椎茸・干し大根・干しニンジン・ゼンマイ・豆類)も便利です。
ビタミンを採るのに果物も良いですね。
低電位で水素やミネラル、ビタミンが豊富な発芽玄米や糠漬け、味噌、発酵食品も忘れずに。
外に野菜を袋に入れて保管している方は、野菜が凍結してしまうので、家の玄関や比較的涼しい納戸に入れておく事。
怪我や病気の際にも必要な応急処置資材(包帯・絆創膏・消毒液)や風邪薬や胃腸薬等、家族の疾患に合わせた物も備蓄しておくと良いでしょうね。
万が一の停電時はATM、コンビニやスーパーのレジも機能しなくなるので、現金も必要になるので、幾らか手持ちに置いておくと良いでしょう。
電車や交通機関がマヒして家に帰れない、自動車で長時間閉じ込められる可能性が有る人は、それこそ水や、食糧、簡易トイレ、厚手のアウターや寝袋、携帯の充電器、ガソリンの携行缶なんか備えておくと安心です。
連絡を取り合うのに、万が一離れ離れになっている場合は、何処に集まるか、どういう手段で連絡を残しておくか、と言う約束事も大切です(被災者留守電サービス等)。
私が今思いつくのはこれくらいですが、震災や災害を経験なさった方々や、寒さ厳しい地域にお住まいの方は、もっとお知恵が有ると思うので、是非コメント等でお知恵を授けて下さいますよう宜しくお願い致します。
そして還元くんで水素茶作るのに、お水とお茶葉のストックも必要ですね(笑)
新興住宅地ではなかなか難しいですが、いざと言うときの近所の家庭との助け合いや自治会の繋がりも大切になります。
ちなみに太陽フレアで全電源喪失した日本と、とある家庭のサバイバルを描いた「サバイバルファミリー」と言う邦画も大変参考になりますよ!
何事も無ければ良いのですが、これから訪れるであろうと予測されている火山噴火や巨大地震、巨大台風にも通ずるので、日々の訓練の一環だと考え「備えあれば憂いなし」で、今期最強寒波を楽しく、サバイバルしながら乗り越えましょう!