首すわりは英語で「Head Control」
つまり、赤ちゃんが自分で首の動きを 
コントロールできること。


3ヶ月でしっかりすわる子もいれば
まだ ぐらぐらする子もいて
個人差があるけれど
だいたい5ヶ月ごろまでには
ちゃんと首がすわるので、心配しないで。
たて抱っこも B型ベビーカーも、も少し待ってね。


赤ちゃんと腹ばいで向かい合って
顔をあげて、目を合わせてにっこり。
こんな遊びは楽しいだけでなく
首の筋肉強化にも。


赤ちゃんを腹ばいにして
手が届くか届かないかの位置に
おもちゃを置くと、
ほら、頑張って手を伸ばすよ!


ネガティブな感情を持つことも大切な経験


わが子には、いつも笑顔で幸せに過ごしてほしい。親
であれば、だれもがそう思いますよね。けれど、怒り
や悲しみを経験しなければ、他者のそうした気持ちを
思いやることはできないでしょう。将来、バランスの
とれた人間として成長していくためには、ママに
「ダメ」と言われて怒りを覚えたり、悲しい思いをす
ることも大切な経験なのです。


ネガティブな感情を伴う経験をすべて排除するのでは
なく、赤ちゃんの感情の発達を大きな目でとらえ、支
えたいものですね。


感情は、この先一生かけて発達を続けます


赤ちゃんの感情の発達を調べるため、赤ちゃんと初対
面の人が赤ちゃんの腕を動かせないように押さえて反
応を見るという実験があります。


4ヶ月の赤ちゃんは、腕を押さえている人に対して怒り
を向けます。ところが同じ実験を7ヶ月の赤ちゃんに
行うと、その人ではなく、近くにいるママに対して怒
りの表情を向けるのです。ママに向かって不快な表情
をすると、ママが助けてくれることをわかっているの
ですね。


また1才を過ぎたころの赤ちゃんは、ママが注射される
のを見て、怒りを表すようになります。怒りの感情が、
月齢により奥深くなっていくのがわかりますね。


人間は、さまざまな経験を通して新しい感情を獲得し
ていきます。私たちも親となったことで「命がけで
守りたい」など、今まで味わったことのない感情を
持つようになりました。感情の深まり、広がりは、
これから一生かけて発達し続けるのです。


人と人とのかかわりで感情が育ちます


赤ちゃんの感情は、人と人とのかかわりの中ではぐく
まれます。赤ちゃんの世界が、ママとパパだけの関係
にとどまっていては、感情のやりとりもパターン化し
がち。


赤ちゃんの感情を豊かに育てていくためにも、親子で
積極的に外に出て、さまざまな人と交流しながら子育
てを楽しみたいですね。

「あやすと笑う」は感情の育ちの第一歩


3ヶ月を迎えた赤ちゃん。聞こえてくる音、見えている
ものに対して、首を動かして反応し、感情を表すよう
になってきましたね。


生後間もない赤ちゃんも、眠りながらほほ笑んだり、
苦悩するような顔をしたり、びっくりしたような動作
をしていました。これらはほとんどが反射と呼ばれる
生理的なもので、実際の感情と結びついていたわけで
はありません。それでもママやパパは、赤ちゃんの表
情の変化に合わせてさまざまな働きかけをしてきまし
た。こうしたやり取りを重ねることで、赤ちゃんの感
情と表情が少しずつ結びついて、こまやかな感情表現
ができるようになってきたのです。


あやすと笑う赤ちゃんの笑顔は、成長のしるしといえ
ます。さらに、泣き声にも、眠いとき、かまってほし
いときなど、そのときどきの感情が表れるようになっ
てきました。


笑顔も泣き顔も、赤ちゃんの感情と表情が結びついて
きた証拠。この楽しい時間を存分に味わいましょう。


「快」「不快」から始まる赤ちゃんの感情の発達


赤ちゃんが生まれながらに持っている感情は「快」と
「不快」であるといわれています。周囲とかかわりな
がら月齢を重ねるにつれ、感情が少しずつこまやかに
なり、1才ごろには”愛情、喜び、興味、同情、恐れ、
嫌悪、しっと、怒り”などの感情が出てきます。また、
自分で感情を表現するだけでなく、周囲の人の感情も
読み取るようになっていきます。


赤ちゃんの感情が急激に豊かになるのは、おすわりや
はいはいを始める6ヶ月以降。たとえばはいはいで好き
な場所に移動ができるようになると、ママから「危な
い!」「これを触ってはダメ」と。ストップをかけら
れる機会が増え”思いどおりにならない怒りの気持ち”
がわいてきます。ママがほかの赤ちゃんを抱っこする
のを見て「しっと」の気持ちが芽生えるのもこのころ。


赤ちゃんの行動範囲が広がると、それにともなって
感情の世界も大きく豊かなものになっていくのですね。