盤上の敵 (北村薫著) 読了
我が家に猟銃を持った殺人犯が立てこもり、妻・友貴子が人質にされた。
警察とワイドショーのカメラに包囲され、「公然の密室」と化したマイホーム!
末永純一は妻を無事に救出するため、警察を出し抜き犯人と交渉を始める。
はたして純一は犯人に王手をかけることができるのか?誰もが驚く北村マジック
- 盤上の敵/北村 薫
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名手、北村薫。
ミステリ作家は数いるけれど、切ないミステリの世界観は随一。
妻を助けるために力を尽くす。
緊張感で最後まで読ませる。
意外なラスト。
謎の質は今一つでも、心を描くことに長けている彼の作品。
名前が女性っぽいし、書いている内容を読んでも、作者は女性のように思えてしまう。
そんな柔らかい文章から紡がれる本の中で、
スキップ、ターン、リセットの「時と人」シリーズが一番のオススメ。
Wikiを見て知ったけれど、国語教師時代の教え子に、ラーメンズの片桐仁がいたそうで。
彼の世界観も素敵です。
ラーメンズの「不思議の国のニポン」シリーズはめちゃめちゃ面白い。
見ちゃうと、しばらくフレーズを自分で呟いて笑っちゃうくらい。
全然本とは関係ないことだけど。
☆3.5