お母さん私(母)

娘の不登校・ひきこもりと、夫によるカサンドラ症候群や毒親に悩む主婦


お母さん娘(18歳フリーター)

中2から5年不登校でひきこもり

PTSDによる抑鬱あり。

発達障害(ADHD・ASD・LD傾向)

2024年3月通信制高校卒業
扶養内アルバイトで社会へのリハビリ中

発達障害(ADHD・ASD・LD傾向)

PTSDによる抑鬱あり。


お父さん

娘に似た特性があるが自覚無し。



不登校に関する医師のアドバイスはこちら下矢印
我が子が不登校になると、途端に親は学校との関係が以前より密になっていきます。



学校の先生も本当に色々で

なんとか登校させたいと熱い先生

子供主体でと冷静な先生

できるだけリスクを避けたいからあまり関わらない先生


先生も人間性によって様々です。




中には子供の気持ちに寄り添う、心優しい先生もいらっしゃるので、そんな先生は不登校の子の親にとっては救いであり、希望とも思えます。




ですが、忘れてはいけない事は、不登校の子供にとっては



先生は不登校を経験した事がない、学校が好きで順調に進学就職した側の人間



そして、これは何年も学校や教育委員会の先生達と沢山話した私の経験から


人間性は良くても、期間限定の関わりだと割り切っている&組織や上の方針には逆らえない人間



これは絶対に忘れてはいけないと思います。





子供の為に、どうしたら学校に来たり行事に参加できるか、考えてくれる先生もいますが。



これって、本当に子供の為なの?と思う事もありました。



卒業アルバムとか参加した人数とか、先生の頑張った結果的な事を求めているのでは?と思う事もありました。



特に公立中学校、義務教育だと
『とにかく問題なく卒業までやり過ごす』
という組織の思惑が強かったです。




その為には、子供より保護者と円満な関係性を保つ事、なんとか進路を決定させて卒業させたいという気持ちは、どの学校や先生にも必ずあります。




あちらは組織で、ずっと続く個人的な関係性ではないので。




不登校の子供からすれば、自分の辛さをわかってくれるのは、同じく不登校を経験した子だけです。




学校の先生の提案を、保護者が賛同して子供に勧める状況は場合によって、『親は結局、そっち側の人間なんだ、自分に味方はいないんだ』と絶望感が深まる事態にもなりかねません。


※これは不登校の原因や状況、子供の気質や心の状態によって違いますが、不登校になっている自分を責めている子供の場合(娘から聞きました)




だからどんなに優しい熱心な先生だとしても、先生は心の専門家ではないし、学校という組織の一員に過ぎないので、不登校に関してはあまり信用できませんでした。




ただ通信制高校だと、身内やご自身が不登校の経験がある方もいるので、ケースバイケースです。




親の私達が、辛い気持ちを同じ不登校の子の保護者しか理解してもらえないと思う様に、子供達も、辛い気持ちは同じ経験をした人しかわからないと孤独感に苦しんでいます。




お恥ずかしながら、私もそれがわかったのは、娘が通信制高校に進学してからです。




通信制高校(週5登校コース)に進学しても、ほぼ登校できなかった娘。



娘は高校で知り合った学校に行けない子達と、毎晩の様に通話で励まし合って、なんとか生きようと頑張っていました。



その子供達の本音を、だいぶ経ってから娘が私に話してくれたのです。



学校に行けない自分に、皆罪悪感や劣等感を感じている。


それなのに、学校の先生や親が登校させようとする事は、絶望感でいっぱいになる。



これが、不登校の子供達の本音でした。



娘も、高校の友達も皆同じ思いでした。





小学生や中学生では、まだここまで自分の気持ちが整理できず、自覚がないかもしれませんアセアセ




だから、親はどんなに辛くても、学校や先生よりも子供の気持ちを重視してあげる必要があったのだと、今なら冷静にわかりますが。




不登校という突然の難しい状況に、最初から冷静に考え行動するなんて、難しかったです。





これは不登校が関係なくても、そうだと思います。




親って子供にとって絶対的な存在なので、親に否定される事は、世の中の人類全てに否定される程のダメージがあります。




毒親育ちの私は、ずっと親を恨んでいます。



親の価値観だけで、私の思考や存在を否定された事を。




親に否定された人間が、自分を信じて前向きに生きる事がどんなに難しい事か。






かといって私も娘の不登校に関しては、散々やらかしましたネガティブ



もう黒歴史というか、本当に反省する事ばかりです。




でも、不登校を経験したからこそ気づけたし、娘との関係性はより対等な関係に近づけたのではないかと思います。




不登校の子供側の本音、親側からすると全く想像できない思いだったりします。








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