私(母)
娘の不登校・ひきこもりと、夫によるカサンドラ症候群や毒親に悩む主婦
娘(18歳フリーター)
中2から5年不登校でひきこもり
PTSDによる抑鬱あり。
発達障害(ADHD・ASD・LD傾向)
2024年3月通信制高校卒業
扶養内アルバイトで社会へのリハビリ中
発達障害(ADHD・ASD・LD傾向)
PTSDによる抑鬱あり。
夫
娘に似た特性があるが自覚無し。
タイトルは、医療関係の人事の仕事をしている義父が数年前に言った言葉です。
娘の発達凸凹がわかった頃、義父にだけは少し娘の診断について話をしました。（医療関係である事と、義母とは別居して疎遠なので義母親族に伝わる事はない為）
娘の発達凸凹に関しては「あの位で発達障害なら、世の中ほとんどそうなんじゃない？」と言っていたけど、普段から医師と関わりのある仕事柄、児童精神科医という専門家の診断は余程なんだろうと思ったのか、それ以上は何も言われませんでした。
その時に自分が働く病院の、若い看護師さんが突然仕事に来れなくなった話をしてくれた義父。
欠勤が続いた看護師の保護者に連絡をしたところ、「娘はいつも仕事の後は自宅で大暴れしている。いつもかなり無理をしていて、もう仕事は限界のようだ。これ以上無理はさせられない。」と言われたそう。
義父は
「至って普通の子だし、人間関係も仕事も何も問題なく困っていなさそうに見えたのに。」と言っていました。
その話を聞いて私は、その看護師さんは何かしらの生きづらさを抱えながら、周りに合わせて無理して頑張ってきて、ついに限界になってしまったのだろうなと、娘の状況と重なりました。
娘が生きづらさを抱えながら、必死に周りに合わせて頑張って、疲弊していた学校生活の様に。
生きづらさを抱えていても、必死に周りに合わせていてSOSを出さなければ、周りからは
普通に問題なくやれている
と見えて、思われてしまうのでしょうね
そこが、心の病や発達障害やHSP気質等の、見えない生きづらさを抱えながら生きる事の難しさだなと思います。
でも、SOSを出すって簡単ではないのですよね。
皆が普通にしている事を、自分はものすごく頑張ってなんとかこなしている毎日が、すごく疲れて苦しかった。
人と自分を比較して、自分なダメな奴だと感じて辛かった。
と、不登校になってだいぶ経ってから、発達障害の告知をした頃に娘に言われました。
私から見ても娘が小学校高学年あたりから、学校生活に緊張しているように見えたのですが、それが特性により無理をしている状態とまではわからなかった
発達障害について学び、娘を沢山観察してやっと無理をしている事がわかった。
だから余程、本人の生きづらさを把握してプライベートの様子を知らない限り、その人の生きづらさなんて周りに伝わらない。
外から見えない、わからない人の苦しみって沢山あって難しいな