私(母)
娘の不登校・ひきこもりと、夫によるカサンドラ症候群や毒親に悩む主婦
娘(通信制高校3年生・週5登校コース)
中2から不登校でひきこもりの娘。
ほぼ登校していません。
発達障害(ADHD・ASD・LD傾向)
PTSDによる抑鬱あり。
夫
娘に似た特性があるが自覚無し。

昨日、娘は放課後登校できました~

とんでもなく悪い顔色で(メイクでごまかし
)

頓服のソラナックスと、リポビタンDゴールドを飲んで行きました

保健室の先生に
「また痩せたんじゃないの
足細くなっちゃって~
」と言われたらしく、お菓子を沢山もらってきました



担任と久しぶりに会い
単位がギリギリだから体育祭は必ず来てね!
と言われたと
(ですよねー
)


今後は月に1度は放課後登校して、レポートをチェックしようという事になりました

本当は2週間に1度登校できたら…と担任に言われたけど、娘は体調悪くて厳しいですと言い、月1で頑張る事になりました

ちなみに娘は週5登校コースです

あまり登校できない生徒達の中でも、断トツ登校していない娘ですが、無理せず自分のペースで頑張る姿は、本当に成長したなぁと思います



数年前の娘だったら、先生に言われたから行かなきゃいけないんだ
と、無理をして登校してました


娘はASDなので、自分の感情を最優先する所があります。
ASDの人は感情を最優先するあまり、心身の限界に気づかず(無視して)、心や体の調子を崩してしまう事が多いと言われます

(自分の心身を上手くケアできない)
娘は小学生~中学生の時、辛い環境の中で心身の限界までかなりの無理をしてしまいました。
普通に学校に行く事、その学校で卒業する事にこだわり、命懸けで学校に行っていました。
自分の気持ちを優先する事は確かに大事だけれど、
それは心身が健康である事が前提の話。
こだわりや責任感が強く、柔軟な思考が苦手な人は、そこに気づくのが難しいし、わかっていたとしてもなかなかセーブできません。
娘は、心身ボロボロのどん底ひきこもりを5年以上(続行中)経験し、無理して失敗してを繰り返して、自分に無理のないペースや程度を学びました。
それこそ、実際経験して痛い目にあわないと学ばないんですよね

(親の会で皆さん言ってた
)

娘は全日制高校への進学を諦め
毎日登校する学校生活を諦め
高校卒業後の進学を諦めました。
こだわりが強く、普通である事を強く望んでいた娘にとって、沢山の事を諦めるのは簡単ではなく苦しかったと思います。
それは何度も挫折を味わって、ひきこもって自分を見つめ直した5年があったからこそ、だと思います。
もし、自分の限界に気づけないまま、合う環境を選ぶスキルが身に付かなかったら。
いつか社会人になった時、セクハラやパワハラをされても、転職するという選択肢を選べなくて追い詰められたもしれない

不登校やひきこもりはならない方が良いし
我が子が挫折する姿を見るのは辛いし
できれば傷ついて欲しくはないけど。
傷ついてボロボロになる経験から、得る物はあると思ってます。
むしろ、思考がなかなか変えられない頑固なタイプは、生きやすくなる為には失敗や傷つく事も必要なのかもしれません。
好き放題食べまくって、糖尿病になったうちの夫(ASD傾向)のように…
