ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンドよ 2
4月17日16時30分配信 ロイター [東京 17日 ロイター] 英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)は17日、電源開発(Jパワー)に対し、増配要求を含む5つの株主提案を行ったと発表した。TCIは5提案を6月の定時株主総会で中垣喜彦社長による会社提案として採用されるよう求め、仮に採用されなければ、株主総会で社長の再選を否定する方針としている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000764-reu-bus_all 興味深い提案ですね。 ただ日本人の賛同を得るには、やはり企業に対し、ポジティブな指針を示すことが必要です。 専門知識がないから事業への提言は出来ないというのではなく、ファンドならではの電力卸事業への見解を述べて欲しいところ。 グローバルな視野にたったファンドの事業への見解は、現行の社員だって聴きたいはずです。 ポジティブな姿勢で企業に接すれば、社員や特定株主も、大株主として認めてくると思いますけどね。 当前の行動を起こした者は、当然の結果を得られることと思います(笑) |
日本株低迷は、押し目買い気分になりつつある!
4月17日11時22分配信 毎日新聞 17日の東京株式市場は、前日の米国市場で株価が大幅に続伸したことを好感し、日経平均株価は3日続伸。一時、前日終値比349円81銭高の1万3495円94銭をつけた。取引時間中では2月29日以来、約1カ月半ぶりの高値水準。午後1時現在は同265円64銭高の1万3411円77銭。TOPIX(東証株価指数)は同24.37ポイント高の1296.25ポイント。東証1部の午前の出来高は8億7900万株。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000038-mai-brf 後場は利益確定の動きで上値が抑えられてしまいましたけど、相場とはそういうものであります。 それよりも何よりも日本人が注目したのは、この成り行きでありましょう。 <トヨタ>9年ぶり減益に 米経済減速と円高響く 4月17日11時24分配信 毎日新聞 トヨタ自動車の09年3月期(米国会計基準)の営業利益が9年ぶりに減益に転じる見通しであることが17日、分かった。米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発する米国経済の減速や、急速な円高の影響により、減益幅は5000億円を超え、前年比2~3割減少するとみられる。昨年後半からの経済環境の変化が、国内輸出企業の業績に大きな逆風になっていることが鮮明になった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000039-mai-bus_all あくまで減益予想と言うことに、日本大型株の頼もしさを感じたのは私だけではないはずだ。 これが新興銘柄だったら、景気低迷期はここぞとばかりに内部留保に走るために赤字決算を出してくるところだったでしょう。 トヨタなどは内部留保をした上でも黒字決算をたたきだせる、圧倒的な力をすでに備えているのではないですか? だいたい考えてもみてください。 今後50年以内に、日々カイゼンを意識するトヨタ自動車が、その社会的な役割を失うことなど考えられるでしょうか? 私には考えられませんよ! つまり現行のトヨタ自動車の配当利回り2.40%(本日終値計算)で考えると、明らかに驚異的な割安水準だと、私は考えてしまうのです(笑) |