こんにちは、塩谷一樹です。

税理士法人シリウスで、代表社員を務めています。

 

ワインは、古代オリエントからヨーロッパ、さらには新世界へと広がりました。

ワインの広がりは、人類の歴史と重なっているといっても過言ではありません。

 

今回は、そんな奥の深いワインの熟成についてブログにまとめようと思います。

 

どうぞ最後まで、お付き合いください。

ワインの熟成とは

 

今回は、Vol.4のラベルの読み方で少し取り上げた、ワインの熟成についてご紹介します。

 

Eleve en fut de chene=樽熟成されているという意味でしたが、ワインは寝かすほど良くなるかと言えば、必ずしもそうではありません。

 

ワインには、熟成させる・寝かせておくべきワインと、寝かさない方が良いワインの2種類があります。

 

また、熟成させるべきワインには、ワインごとにふさわしい熟成期間が存在し、この熟成期間によって美味しくなり、飲み頃を迎えます。

 

反対に、そのワインのふさわしい熟成期間より短いまたは長い時間寝かせている場合、そのワインの美味しさを100%発揮することはできません。


どんなワインでも寝かせておけば良いという訳ではないため、今回はこの飲み頃について取り上げます。

ワインの「飲み頃設計」

 

例として、「ボージョレ・ヌーボー」というワインをよく耳にすることはありませんか?

 

このワインは、フランス・ブルゴーニュのボージョレ地区で造られる「新酒」であり、できたてのフレッシュなおいしさを楽しむものとして設計されています。

 

そのため、すぐに飲んでもおいしいよう、搾りたての果実のような酸味と果実味を十分に引き出し、 とても軽い爽やかな飲み口が特徴です。

 

できたてを楽しむお酒として造られたワインは、そもそも長い間寝かせておくような造り方をしていません。

 

一方、最初から長期熟成を前提として造られているワインも存在しています。

 

このようなワインは、寝かせ、熟成させて初めてその真価が現れるワインです。

 

有名な5大シャトーなど、ボルドー地方の特級クラスの赤ワインなどは、 20、30年以上も熟成させることを前提として仕込まれているワインも少なくありません。

 

このようなワインは、高級ワインであっても、早く開けてしまうと渋みや濃さが出てしまい、美味しさが感じられないことがよくあります。

 

今回ご紹介したように、ワインにはそれぞれ飲み頃があり、それは1本1本異なります。

 

ワインの種類によって適切な飲み頃がわかるようになると、 どんなワインでも最高の状態を楽しめるようになるのです。

塩谷一樹のプロフィール

 

名前  : 塩谷一樹
ふりがな: しおのや かずき
生年月日: 1973年11月20日
出身地 : 東京都世田谷区
居住地 : 東京都杉並区
最終学歴: 中央大学 経済学部 卒業
所属  : 税理士法人シリウス 代表社員
会社HP  : https://www.sirius-ta.com/

塩谷一樹の経歴・実績

  • 大手監査法人で上場会社等の法定監査に従事。
  • 大手税理士法人で税務の勉強をしながら活躍。
  • 中堅の税理士法人でサービスを経験。
  • 税理士法人シリウスを創業。
  • 共著で『中小企業の資金調達方法がわかる本』、『これ1冊で安心 歯科医院経営の成功手法がわかる本』を出版。
  • プライベートでは防災ボランティア団体に入会し、防災訓練などに参加している。

  • 防災訓練への参加/防災の予備のための知識共有にも取り組んでいる。