三国志を語る(17) | ぷるん・ぷるん

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三国志を語る会。17回目になりました~パチパチ~








三国志好きなら誰でも語る会、参加できます~(募集しても誰も来ないけど。。)








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さて。










前回は大好きな曹植の吁嗟篇くさへんでしたが。。








今回は~♡








大本命♡曹丕様の詩ですよ~。






曹丕様の詩は、結構、男女のことを書いたものが多いんですよ♡




















短歌行








上に見えるとばり、下に見える机と席








その物はもとのまま、しかしその人はいない








魂はあっという間に、私を見捨てて遠くへ行ってしまった








会うこともできず頼ることもできない








涙がいつまでも流れ続ける








ゆうゆうと遊ぶ鹿、草を食む小鹿








ひらひらと翔る鳥は、雛をかかえて巣に入る








わたしだけがひとりぼっち








この悲しみをかかえこむ






憂いは胸を苦しめる








誰もわかってくれない








こうゆう言葉もある。悲しみは人を老けさせると。








ああ、わたしの白髪は、なんと早く生じたことか。








いつまでも口ずさみどこまでも嘆いて、わが父のことを懐う。








仁者は長生きというのに、などて逝ってしまわれたのか










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この歌は、曹操が亡くなったときに曹丕様が読んだ詩です。








この時代って、親の死を詩で書くことは、あまりなかったらしいです。






詩で書くべきじゃないと言う考えもあったみたい。












でも1800年前に、こんな詩を作ってたんだなぁ・・と思うと感動しますよね。










亡くなった父を思う息子の気持ちがすごく出ていますね。