静岡・山梨旅行⑫ 沼津港深海水族館(静岡県沼津市) | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

2022年9月6日(火)~8日(木)、家族で行ってきた静岡・山梨旅行の記事の続きです。


9月7日(水)、


静岡県静岡市清水区にある「エスパルスドリームプラザ」を後にした僕らは、


清水インターチェンジから東名高速道路に乗り、


沼津インターチェンジにて降りました。


そして沼津市内を走り、


沼津港近くにある「沼津港深海水族館」を訪ねました。


静岡県の抱える駿河湾は、


最深部が2,500mと日本一深い湾だそうで、


光が届かず低水温の場所で、


深海生物が暮らし、


それらが捕獲されることがあるのが駿河湾で、


それらを集めたのが「沼津港深海水族館」です。


僕のここでのお目当ては、


「ダイオウグソクムシ」でした!

ダイオウグソクムシはスナホリムシ科に属する海生甲殻類の一種です。

メキシコ湾や西太平洋の深海200m~1000mほどの海底砂泥地に生息します。

ダンゴムシ、フナムシの仲間だそうです。

「深海の掃除屋」と呼ばれ、

深海底に沈降してきた大型魚類やクジラなどの死骸や、

弱った生物等の有機物を摂食しているようです。

少食で飢餓に強く、餌を長い間食べなくとも生きていけるそうです。

臭みが強く、食用には適さないそうですが、地域によっては素揚げなど食用利用されるとのことです。

こちらは「オオグソムシ」。ダンゴムシにそっくりですね。
ダイオウグソクムシよりも細長く、体長は小さいです。それでも10cm~15cmほどです。

オオグソムシは日本の本州中部以南の水深150m~600mほどの深海底にもいるそうです。

ダイオウグソクムシと同じく、海中生物の死体を掃除してくれる掃除屋です。

身を守る際には、口から悪臭を出すそうです。

食用にすることも可能で、エビとシャコの中間のような味がするようですが、

内蔵は苦味が強く、

食用可能な部分はごくわずかだそうです。

ダイオウグソクムシの脱皮した皮です。
こちらは「シーラカンス」の冷凍標本です。
「沼津港深海水族館」には、副名として「シーラカンス・ミュージアム」と名付けられており、

シーラカンスに関する展示も充実しています。

深海魚を主のテーマとした水族館としては、

世界初だそうです。

深海の世界を探索できる面白い水族館でした。

平日なのに結構混み合っていました。

では!