怒涛の8月 | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

怒涛の8月が終わりました。

元々、人前で話すことは苦手で、しどろもどろになりやすいのですが、

7月と8月と、講演を4つ依頼されました。

8月のものは、同じ講演を、対象者を替えて3回する、というものでして、

実質、講演内容を考えるのは、2つでした。

講演内容は、テーマを頂いた後、

そのテーマに沿った、ストーリーを作らねばならないのですが、

その際には、自らがこれまで学んできたこと、

そして、自らの経験してきたことを基にして、

更には、聴衆を飽きさせないような工夫も随所に盛り込んで、作るのですが、

ストーリー作りの作業の際には、

現実から遊離して、かなり内的な世界に入り込みます。

この世に実体がないかのように、ふわふわ漂いながら、

自分の内部から浮かんでくるものを、

主にはパワポを使って、

文字にしたり、図表にしたり、画像にしたりしていきます。

本当にこの世に居ないような感覚になります。

なので今年の夏は、いつもの夏と比べると、

夏らしさは半分以下しか味わえなかったように思います。

もったいないかと思いますが、自分に来た依頼仕事なので、

期待に応えねばと、頑張ってやりました。

昨夜、最後の講演が終わり、

やっと解放された、これで楽になるかなあ・・・

と思いましたら、これまで解離させていた疲れが今日はどっと押し寄せ、

体を重くだるく感じます。

改めて無理をしていたんだなあ・・・

って、思いました。

昨日で、パートであった、僕の部下の一人が退職しました。

正職員として、別の職場へと移っていきました。

常識的には、有休消化の時間を与えるべきだと思いますが、

彼女は、僕らの忙しさを気遣って、

最後の最後まで、働いてくれました。

16時上がりだった彼女に、最後、花束を渡して、お別れとなりました。

約5年間、僕の下で働いてくれた彼女。

お別れの際には、いろいろな思いが去来しましたが、

その後僕は、講演を控えていたので、

その思いに蓋をしなければなりませんでした。

講演を終え、一晩明けて、今朝職場に行き、

彼女の机の上が、きれいに片付けられている様子を見たら、

やっと実感としての寂しさやこれまでの感謝の気持ちが湧いてきました。

今日、仕事を終えた後、

連絡することもあったので、彼女にラインをしました。

改めて、自分の寂しさと感謝の思いを伝えると、

涙がじわじわと湧いてきまして、

身体感覚に加えて、やっと感情も戻ってきたみたいです。

ラインの返信を見ると、また涙がじわじわ出てきます。

彼女は昨日、僕ともう一人の部下に、

感謝の品をくれました。


タオルとクッキーです。

クッキーを食べながら、しばらくは自分の心と体のメンテナンスをしようかと、思います。

来春には新人が一人入職するのですが、

それまでの間、一名減の状態で、頑張らなくてなりません。

なので、あんまり、ゆっくりとメンテナンスもできないのですが、

この週末ぐらいはメンテナンスをしようと思います。

部下の、ああもう僕の部下ではないですね、

元部下の、新しい職員での、今後の活躍を祈るのみです。

では!