ちょっと前にお邪魔した廃線駅、
新潟交通電車線の月潟駅です。
訪問した日は、6月30日(金)。
珍しく仕事に空きができたので、
休みを取って行ってきました。
月潟駅は、新潟県新潟市南区月潟、
旧西蒲原郡月潟村にありました。
平成11年4月5日、新潟交通電車線は、
最後の区間、東関屋駅と月潟駅の間を廃止して、
全線、廃止となりました。
月潟駅、正確には月潟駅跡地ですね、
駅舎は遺物として残され、更には新潟交通の電車も展示されていました。
まずは月潟駅舎です。そのままの形で残されています。
駅舎内部もそのまま保存されているようです。
訪ねた日は平日でしたので、
鍵がかかっていて、中に入ることはできませんでした。
ガラス越しに撮影しました。
線路後は線路の痕跡を残した遊歩道となっていました。
こちらは燕市方面です。
こちらは新潟市方面です。
駅構内も線路が保存され、そこに新潟交通電車も保存されていました。
保存車両は「キ100形キ116号」。昭和7年製造のラッセル車だそうです。
「モワ51形51号」。昭和8年製造だそうです。
「モハ10形モハ11号」。昭和8年製造だそうです。
この車両はなじみがあります。実際に、廃止まで走っていたそうです。
こんな光景を見ると、まだ営業しているのではないかという錯覚に陥りますね。
電車内部はイベントがある日に、公開されるようです。
新潟交通電車線の他の駅の駅名標などが、
展示されているのが、窓越しから見えました。
月潟駅の駅名標も残っていました。
手書きですね。
平成5年7月に、月潟駅と燕駅の間が廃止となった後の駅名標ですね。
駅舎の裏側はこんな感じです。
展示物がたくさんありました。
信号機も残されていました。
新潟交通電車線は、中之口川に沿って、うねうねとのんびりと走っていました。
月潟駅跡地からは変わらず、
中之口川のゆったりとした流れが見えました。
月潟駅は営業中には何度も訪れた駅でして、
今回、久しぶりの懐かしい訪問となりました。
保存物が多くて、うれしく感じました。
営業していた頃の記憶がたくさんよみがえってきました。
では!