パワハラくん帰還大作戦④ | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

パワハラくんは2月28日をもって、

 

僕の部署から、元居た部署へ帰っていきました。

 

僕は、パワハラ上司に伝えたことを、

 

部長提出用「パワハラくん実習報告書」として文書化しました。

 

この文書化作業はかなりのエネルギーを消耗しました。

 

しばらく、へたってしまい、それでブログを更新できませんでした。

 

パワハラくんが、僕の部署において健康を回復しつつあること、

 

パワハラくんが、僕の部署においては成長可能性を示したこと、

 

パワハラくんが、新人という範疇でみれば適性範囲であること、

 

パワハラくんは仕事をやる気は充分あるので、

 

パワハラくんに見合った仕事をマネジメントしてあげること、

 

ミスをも含めた経験を多く積ませること、

 

それらが健康回復や成長可能性を示すことにつながったこと、

 

などを書き記しました。

 

そして「パワハラくん成長プラン」と称した、

 

更に具体的な業務プランを提言しました。

 

部長に直接読んでもらい、

 

部長から、了解のサインをもらいました。

 

関連する他の部長にも提出し、

 

さらにパワハラ上司にも渡しました。

 

健康回復したパワハラくんの健康維持があなたの務めです、

 

といったようなお手紙をつけて。

 

ちょっとしつこいかな、とも思いましたが、

 

更なるだめおし作戦です。

 

パワハラくんは僕の下で働くことを希望したのですが、

 

僕の部署にて、僕の下にて働かせたいのはやまやまなのですが、

 

それは以前のブログ記事で述べたように、

 

人件費をもとにした適正配置の壁があります。

 

つまり僕の他の部下を替わりとして出さねばならなくなるのですね。

 

また僕には人事権はなく、それを組織に伝えることは、

 

僕自身の要望にしか過ぎなくなります。

 

かわいそうに思いましたが、筋を通すため、帰還させることにしました。

 

僕は基本的には人間の性格は変化しない、

 

という考え方をしています。

 

変わるとすれば、よほど困った事態に遭遇することが必要と考えています。

 

なので、パワハラ上司も最初はおとなしくしていると思いますが、

 

また、元に戻ってしまうことを予測しています。

 

それは、部長も同じ考えでした。

 

そこで、2ヶ月間、元々の部署にて、パワハラ上司の元にて、様子を見た後に、

 

いろいろな経験を積ませ、成長を目指するために、

 

元々の部署と僕の部署の両方の仕事を半々ずつこなしてもらう、

 

という提言になっています。

 

いきなり僕の部署にて仕事をする、というのは、

 

組織ルール上、無理なので、

 

この2ヶ月間をかけて、調整していくつもりですが、

 

部長からは、パワハラくんを僕の部署にて働かせるためには、

 

僕がパワハラ上司の部署に時々出向いて、

 

その部署を監督することが必要と言われ、

 

その調整業務が加わってしまいました。

 

僕は、そのパワハラ上司が好きではないので、

 

本当は嫌なのですが、

 

これもパワハラくんのため、

 

我慢しようと今、自分の業務を調整しています。

 

ということで、パワハラくんが元の部署に戻って、

 

3日間の業務が終わりました。

 

パワハラくんのいる事業所は、

 

僕の居る事業所とは違う建物になります。

 

そして少し距離があります。

 

その事業所から来たスタッフに、

 

本日出会い、「パワハラくん、元気になったね」と言われました。

 

うれしい限りです。

 

さて、パワハラくんは無事帰還しましたが、

 

まだまだ予断は許しません。

 

5月からの「パワハラくん成長プラン」の実行まで、

 

もう少し、僕の介入と調整は続きます。

 

では!