◇株式週間展望=日経平均、3万円に向け助走―需給好転で安定感 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

5/29 8:00 配信


 需給の好転を背景に相場が持ち直しつつある。28日はカラ売りの買い戻し主導とみられる展開の中で、日経平均株価が25日移動平均線を奪回。2月の高値を起点とした調整トレンドにピリオドが打たれた可能性がある。ただ、依然として懐疑的な雰囲気が残り、いわゆる「買わざるリスク」が全面的に意識される段階には至っていない。来週(5月31日-6月4日)以降は3万円へ向けた助走期間になりそうだ。


<指数イベント通過、インフレ警戒も薄らぐ>

 巨額の資金流出を伴うMSCI標準指数の定期銘柄入れ替えが、27日引け後に実施された。28日は指数イベント通過によって、マーケットにアク抜け感が広がった。日経平均は一時前日比645円高まで上昇し、2万9000円台を回復。5日線が25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を達成した。

 東証1部の売買代金は、MSCI絡みで約5兆6000億円に膨らんだ27日に続き、28日も3兆1088億円と比較的大きくなった。一方、日経平均先物の出来高は4万枚台と決して多くはない商状だ。カラ売り比率の高さを踏まえると、主体は現物株の買い戻しと推測される。

 とはいえ、年金や投信などによる機械的な国内株売りの一巡により、マーケットは安定してきた。こうした中で、決算を再評価する動きも強まっている。大和証券は27日付で日本の主要企業の2021年度、22年度の経常利益の伸び率の予想を上方修正し、金融を除きそれぞれ18.2%増、14.8%増(前回比ではそれぞれ5.3ポイント、6.1ポイント増額)とした。

 米国ではバイデン政権が歳出額を6兆ドル(約660兆円)とする22会計年度の予算案を打ち出す観測(本稿を執筆している日本時間28日午後3時時点では報道ベース)を受けて、落ち着いていた米長期金利がやや上昇した。インフレへの懸念は根強い。ただ、中国政府による商品相場の抑え込みや、米金融当局者らの一連の発言の効果もあり、株式市場における物価高への警戒はピークを越えた様相だ。

<長期視点は「コロナ後経済」、短期は株高反動も>

 引き続き、日米欧での新型コロナウイルスワクチン接種の進展の先にある、経済活動の正常化という長期的な見通しを前提に、相場はその時々の物色動向に応じたアップダウンが見込まれる。日経平均に関しては、ひとまず13日の取引時間中の安値2万7385円が当面の底になると考えられる。

 来週の日経平均の予想レンジは2万8300-2万9300円。今週の上昇の反動も想定され、25日線より上の水準をキープできれば買い方にとって問題はなさそうだ。フラット化した75日線を上抜ければムードはなお良くなる。

 経済指標は国内で5月31日に4月鉱工業生産、6月1日に1-3月期法人企業統計が発表される。海外は5月31日に中国5月製造業PMI、6月1日に5月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、3日に米5月ADP雇用統計と同ISM非製造業景況指数、4日に米5月雇用統計が出る。

<来週の勝負株、東京計器とMacbee>

 来週の勝負株は、割安感の残る東京計器 <7721> 。主力の船舶計器や航空計器は、脱炭素へ向けた船舶や航空機の航路省エネ化における重要なパーツ。また、防衛省向け売上が多いことから、防衛費の脱「GDP(国内総生産)の1%枠」の議論も追い風だ。このほか、オンライン化の定着でデータ解析に基づくマーケティングの成長性が見込まれるMacbee Planet <7095> にも注目したい。(市場動向取材班)


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