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再生エネ関連の一翼を担う気象ビジネス
2021/2/22 19:07 fisco
燃焼時に二酸化炭素を排出しないアンモニアが注目されるなど、再生可能エネルギー関連のテーマ物色が広がりを見せている。日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現を目指す「グリーン成長戦略」を打ち出している。 太陽光発電や洋上風力発電などは天候の影響を受けやすく、気象ビジネスとの連携も必要となってくる。気象ビジネスには、地震計、震度計なども含まれており、地震が多い日本では必要不可欠なインフラである。
気象予報企業としてウェザーニューズ<4825>やALiNKインターネット<7077>が上場しているほか、気象情報サービス関連企業は意外と株式市場に多い。再生エネ関連の一翼を担うテーマとして、気象ビジネスも関心が高まりそうだ。
関連銘柄:15件
1447 マザーズ
グループ企業が低価格の簡易気象観測システムを手掛ける
481
2/22 15:00
+6 (1.26%)
時価総額 10,322百万円
18年にITコンサルのITbookと地盤調査・改良のサムシングHDが統合。21.3期上期はコロナ影響で苦戦も2Q後半から回復傾向。通期の増収増益計画は修正せず。中計では24.3期に営業益40億円を目指す。 記:2020/12/18
3987 マザーズ
気象情報(天気図等)を加えた、AIによるピンポイント気象予測を展開
864
2/22 15:00
+9 (1.05%)
時価総額 4,458百万円
IoTインテグレーション事業を展開。融雪システム遠隔監視ソリューション等を手掛ける。サービス運用実績が強み。20.8期通期は売上拡大。コンストラクションソリューションは増収。営業人員強化などが奏功。 記:2020/12/12
4324 東証1部
電通テックが日本IBMと連携し気象変化による顧客心理状況を解析
3,670
2/22 15:00
+80 (2.23%)
時価総額 1,058,465百万円
広告代理店最大手。145超の国と地域で広告やマーケティング、コンテンツ、情報サービスの開発や運用等を行う。20.12期3Q累計は国内のテレビ、インターネット等にコロナ禍が影響。海外も足踏みとなった。 記:2020/12/21
4388 マザーズ
毎日放送の「ロボロボ天気予報」に音声合成エンジンを提供
2,075
2/22 15:00
+77 (3.85%)
時価総額 10,686百万円
音声合成エンジン「AITalk」が主力。外国語ナレーション作成など製品ラインナップが強み。防災分野向け等で採用。コンシューマー向け製品は堅調。外出自粛などで需要拡大。21.3期2Qは2桁増収増益。 記:2020/11/19
4716 東証1部
気象データの統計・解析を手掛ける
11,930
2/22 15:00
-190 (-1.57%)
時価総額 1,529,665百万円
データベース管理ソフト大手。米国オラクル社の日本法人。業務アプリケーションソフトのライセンス販売も行う。21.5期2Qはクラウドサービス&ライセンスサポートが売上堅調。大阪地区データセンターは利用量順調。 記:2020/12/25
4739 東証1部
スーパーコンピュータを導入し民間企業として国内初の気象予報を開始
3,435
2/22 15:00
-30 (-0.87%)
時価総額 824,400百万円
伊藤忠傘下のSI大手。マルチベンダー対応に強み。21.3期上期は通信向けインフラや5G案件が増。官公庁向けも堅調で9月末受注残は統合後最高に。だが人件費増が利益を下押し。通期では増収増益・連続増配を計画。 記:2020/12/22
4825 東証1部
世界最大規模の民間気象情報会社、地震・気象情報サイトを運営
5,300
2/22 15:00
+140 (2.71%)
時価総額 62,752百万円
民間気象サービス世界首位。航海や航空、地上の法人向け気象情報に加え、個人向けも展開。電力会社向け気象予測データサービスと、高速道路内への海水浸水リモート監視実証実験を開始。広告好調もあり、1Qは利益急伸。 記:2020/12/11
6502 東証1部
気象庁が予測に使っている地域気象観測システム「アメダス」を開発
3,500
2/22 15:00
-40 (-1.13%)
時価総額 1,593,480百万円
総合電機大手。家電、重電機、鉄道等を展開。社会インフラ、エネルギー、電子デバイスに注力。JR東日本がE235系向けに非常走行用電源装置を採用。世界最小ブルートゥース通信機器を開発。3Q累計は純利益が黒転。 記:2021/02/12
6503 東証1部
幅広い周波数の気象レーダを開発し世界中に提供
1,601.5
2/22 15:00
-1.5 (-0.09%)
時価総額 3,438,741百万円
総合電機大手。FA機器、自動車機器、昇降機、防衛機器に強み。家電やパワー半導体も。21.3期上期はコロナ影響でFA機器や自動車機器の需要が冴えず。ただコスト削減が想定以上に進む見込み。通期計画を上方修正。 記:2020/11/29
6702 東証1部
気象庁気象研究所の新スーパーコンピューターシステムを構築
15,905
2/22 15:00
+80 (0.51%)
時価総額 3,292,335百万円
国内最大、世界上位のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイス等を展開。量子コンピューター開発の研究を開始。キヤノンからスーパーコンピューターシステムを受注。中間期は利益足踏み。 記:2020/11/07
6709 東証2部
気象庁や地方自治体をはじめ、空港や鉄道会社にも観測機器を納入
690
2/22 15:00
-9 (-1.29%)
時価総額 9,163百万円
気象観測装置や宇宙観測機器、防災・減災関連機器を手掛ける。IHI傘下。小惑星探査機「はやぶさ2」に納入実績。宇宙防衛事業で大口契約獲得。21.3期3Qは高速道路気象観測設備、三次元レーザーレーダーが堅調。 記:2021/02/12
6748 東証1部
異常気象・災害情報を提供するための電光掲示板を製造
616
2/22 15:00
-1 (-0.16%)
時価総額 8,156百万円
道路情報板等の情報表示システム、産業用照明、ノイズ対策製品事業等を展開。配線設備用カッチングダクトで高シェア。20.12期通期は情報機器事業が黒字転換。道路情報機器は高速道路向け、一般道路向けともに好調。 記:2021/02/12
6814 東証1部
局地気象予測など気象解析ソリューションを展開
1,144
2/22 15:00
+2 (0.18%)
時価総額 36,494百万円
超音波や電磁波などのセンサー技術を使った船舶用電子機器が主力。産業用やヘルスケア・防災監視向けなども手掛ける。21.2期2Qはコロナ禍で各事業とも低迷も、利益率高い商品構成、文教市場向け等の増で回復傾向。 記:2020/11/17
6841 東証1部
風向風速計、水位計を中心に気象観測機器を製造
2,143
2/22 15:00
-17 (-0.79%)
時価総額 575,653百万円
国内最大手の計測・制御機器メーカー。高品質製品やエンジニアリング能力が強み。売上は2Q、4Qに偏重。既存事業の変革に取り組む。航機その他事業は航空関連機器の需要低迷が響く。21.3期2Qは計測事業が増収。 記:2020/11/11
7077 マザーズ
天気予報専門サイト「tenki.jp」を運営、日本気象協会と資本業務提携
2,377
2/22 14:59
+57 (2.46%)
時価総額 4,992百万円
天気予報専門メディア「tenki.jp」の運営等を手掛ける。天気予報や防災情報、季節情報等を提供。高い専門性が強み。天候の安定や広告単価の下落等が売上面の重し。特別利益計上。21.2期2Qは最終増益。 記:2020/12/19
出典:フィスコ
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