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「iPhone」の有機ELシフトで材料関連に注目
2020/7/20 18:25 fisco
米アップルは2020年後半に発売される次期スマートフォン「iPhone」全新機種に有機ELパネルを採用すると、7月上旬に複数のメディアが報じた。18年投入の新機種では液晶パネルとの併用だった。
旧モデル販売は継続されるため、液晶機種がなくなるわけではないが、液晶から有機ELへの完全シフトが始まることになる。
有機ELパネルメーカーでは中国企業の急成長が目立つが、部材・材料ではまだまだ日本企業の活躍の場はある。産業構造の変化の1つとして、有機EL材料の関連銘柄が注目されそうだ。
関連銘柄:15件
3089 JQスタンダード
有機ELディスプレイパネルの光学用粘着剤などを手掛ける
950
7/22 13:15
+4 (0.42%)
時価総額 2,204百万円
半導体製造装置や電子材料、舶用機器、環境機器などを手掛ける商社。車載向けに定評。LCD・有機ELや研究機関向け分析機器、理化学機器も展開。医療用途にイメージング質量分析の取扱いを開始。中間期は利益足踏み。 記:2020/07/01
3101 東証1部
有機ELパネル基板に使用するプラスチックフィルムを生産
1,561
7/22 13:43
+34 (2.23%)
時価総額 139,007百万円
高機能製品メーカー。フィルムや自動車用資材、環境関連素材、医薬品・バイオ関連、繊維を手掛ける。20.3期はフィルムとヘルスケアが堅調に推移して、自動車の生産鈍化が影響した産業マテリアルと繊維をカバーした。 記:2020/06/07
3402 東証1部
有機ELパネルを発光させるのに使う新素材を出光興産と共同開発
504.7
7/22 13:44
+6 (1.22%)
時価総額 823,408百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。環境、健康に資する製品の展開を推進。新中計では23.3期に営業益1800億円を目指す。配当性向3割目安。21.3期は上期を中心にコロナ禍の悪影響を見込む。 記:2020/06/12
3551 東証1部
有機EL用水分除去シートを手掛ける
807
7/22 13:22
+7 (0.88%)
時価総額 6,868百万円
書籍装幀用クロス、有機EL用水分除去シート、自動車内装材等を手掛ける。ニードルパンチカーペット等で国内トップシェア。印刷情報関連事業は売上増。紙クロスは教科書向け受注等が伸びる。20.3期通期は増収増益。 記:2020/05/17
4005 東証1部
有機EL発光材料も有機EL照明に注力
334
7/22 13:44
+3 (0.91%)
時価総額 552,920百万円
総合化学大手。傘下に大日住薬など。シンガポールとサウジに石化合弁。農薬や電池材料に強み。昨年暮れに英創薬ベンチャーの研究開発子会社を買収し、今春に豪化学大手から南米の農薬事業も取得。21.3期計画は未定。 記:2020/06/20
4042 東証1部
有機EL用材料として正孔輸送層、電子輸送層などを開発
1,473
7/22 13:44
+15 (1.03%)
時価総額 478,843百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品に注力中。20.3期3Q累計は傘下のオルガノが手掛ける水処理エンジニアリングが好調。だが石化製品や機能商品が総じて振るわず。 記:2020/03/13
4112 東証1部
有機ELの正孔輸送材、電子輸送材を生産
4,700
7/22 13:40
+45 (0.97%)
時価総額 39,527百万円
機能性色素や機能性樹脂が主力の化学メーカー。工業薬品や除草剤なども。東ソーが筆頭株主。20.3期は有機EL材料や過酸化水素が想定超。計画よりも利益悪化せず。21.3期計画はコロナ禍の影響が不透明として未定。 記:2020/06/20
4183 東証1部
出光興産と有機EL材料の研究開発・製造における協業体制
2,229
7/22 13:44
+32 (1.46%)
時価総額 456,009百万円
総合化学大手。メガネレンズ用材料等で世界トップシェア。海外売上比率は4割超。基盤素材セグメントが柱。20.3期通期はフード&パッケージング部門が増益。機能性フィルム・シートは産業用フィルム分野が販売堅調。 記:2020/06/12
4185 東証1部
画素隔壁膜や平坦化膜、封止材料や低温硬化着色レジストを開発
2,227
7/22 13:44
+12 (0.54%)
時価総額 503,592百万円
高シェアを誇るArFレジスト等の半導体材料や液晶材料、合成ゴムが主力。リチウムイオンキャパシタ等も手掛ける。20.3期通期はデジタルソリューション事業が増収。半導体材料事業は新製品の販売拡大等が売上寄与。 記:2020/06/12
4186 東証1部
有機ELディスプレイの高輝度化・高感度化材料を手掛ける
5,770
7/22 13:43
-40 (-0.69%)
時価総額 260,227百万円
半導体製造用フォトレジストで世界トップ級。液晶用や高純度薬剤、装置も手掛ける。台湾・韓国企業が主顧客。EUV向けなどの最先端レジストに力注ぐ。20.12期は半導体生産の回復に連れて材料需要が上向く見込み。 記:2020/03/13
4188 東証1部
有機EL発光材料の塗布型で先行
632.8
7/22 13:44
+4.8 (0.78%)
時価総額 953,180百万円
総合化学国内最大手。アクリル樹脂原料世界1位、炭素繊維世界3位、エチレン生産国内1位。宇部興産と電解液事業を10月統合へ。生分解性プラスチックBioPBSを用いたごみ袋を京急が採用。20.3期は足踏み。 記:2020/05/13
4208 東証1部
フィルム基板用途で「ワニス」と呼ぶ液状材料で先行
1,831
7/22 13:40
+30 (1.67%)
時価総額 194,452百万円
総合化学大手。世界首位のカプロラクタムを主力に、電池材料、合成ゴム、機能品・ファイン等を展開。医薬品にも注力。三菱マテリアルとセメント事業を、三菱ケミカルと電解液事業をそれぞれ統合へ。20.3期は足踏み。 記:2020/05/13
4241 JQスタンダード
自動ボンディング(TAB)テープの保護資材であるスペーサーテープ製造
917
7/22 13:33
-6 (-0.65%)
時価総額 4,053百万円
半導体資材や衛生検査器材、自動車部品等の粉末射出成形(PIM)製品を展開。電子機器部品保護用のスペーサーテープは世界シェア70%。20.3期は各事業堅調で増収も、研究開発費や採用費の増加で利益苦戦の落着。 記:2020/05/29
4901 東証1部
視野角拡大フィルムなどで実績
4,719
7/22 13:44
-14 (-0.3%)
時価総額 2,428,539百万円
富士フイルム、富士ゼロックス等を傘下に収める持株会社。デジタルカメラ、メディカルシステム、医薬品等を手掛ける。20.3期通期はドキュメントソリューション部門が増益。業務改革による収益性改善等が寄与。 記:2020/06/16
4970 JQスタンダード
有機EL製造用の感光材料を製造
9,130
7/22 13:43
-190 (-2.04%)
時価総額 74,318百万円
液晶・半導体製造用感光材のトップメーカー。化成品は高純度溶剤などが柱。化学タンクの貸出も行う。20.3期は感光材が好調で最高業績に。21.3期は上期を中心にコロナ禍の影響を見込む。1株20円配は維持予定。 記:2020/06/20
出典:フィスコ
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