先読み作戦指令室＝ブロメディア：復配、自己株式取得など株主還元体制を整える計画
ブロードメディア<4347.T>に注目したい。
（１）クラウドゲームサービス、デジタルメディアサービス、教育サービスなどコンテンツ（２）釣り専門番組「釣りビジョン」の制作やＢＳ・ＣＳ放送、ケーブルテレビ局などに向けての番組供給など放送事業（３）映画やドラマなどの映像作品の調達、日本語字幕・吹替制作・配給、販売などスタジオ事業（４）デジタルシネマサービス、ＣＤＮ（コンテンツ・デリバリー・ネットワーク）サービス、ホテルの客室、会議室へのインターネットサービスやその他ソリューションサービスの提供など技術事業（５）ブロードバンド回線やＩＳＰサービス、携帯電話サービスの販売代理店などネットワーク営業――などで展開。
９月１５日に減資、資本準備金の取り崩しで繰越欠損を解消、配当や自己株式取得などの株式還元策が実現できる体制を整える計画。
２１年３月期の連結業績予想は新型コロナウイルスの影響から現時点では未定だが、２０年３月期の営業利益は５億５００万円（前期比３倍）、純利益は４億１１００万円（同２．４５倍）と大幅増益を達成、収益をあげられる体質に変貌していることは評価できよう。
株価は６月２３日に１４６円年初来高値を付けたが、月足を見ると、１３年５月に５８７円高値を付けてから長い下落・低迷相場に入ったものの、３月１３日に５９円まで押してからようやく底入れ反転したばかりと相場は若い。
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出典：モーニングスター社
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