2020年6月14日 17時58分 朝日新聞デジタル
北朝鮮で対南対策を担う朝鮮労働党の統一戦線部長は12日夜、「北南関係はすでに収拾できないところまできた」との談話を発表した。
朝鮮中央通信が同日伝えた。
談話は、韓国の脱北者団体が北朝鮮体制の批判をするビラを風船を使ってまく活動に対し、韓国大統領府が厳正に対応するとの姿勢を打ち出したことに言及。韓国側の行動が遅すぎると批判したうえで、「(韓国への信頼は)粉々になった」と非難した。
さらに「大言壮語のほらを(大統領府は)よく吹くが、実践に移せない相手とは向かい合いたくない。これから流れていく時間は南朝鮮(韓国)当局にとって悔いが残り、苦しいものになる」と警告した。(ソウル=神谷毅)
出典:朝日新聞デジタル
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