★明日の戦略-大納会は売り一色も年間では大幅高、年初は波乱なく個別重視の展開か | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

12月30日(月)16時51分配信 

 30日大納会の日経平均は続落。終値は181円安の23656円。米国株がまちまちで手掛かり難の中、下落スタートから下げ幅を広げる展開。ただ、序盤の動きが荒く、売り一巡後は市場参加者も少ない中で動意も限られた。前場では若干戻りを試す動きも見られたが、後場は見送りムードが強く下値模索が続いた。結局終値がきょうの安値となり、2営業日連続の安値引けとなった。大型株が敬遠される一方で中小型株には大きく跳ねる銘柄も散見され、東証2部とジャスダック平均はプラスを確保。ジャスダック平均は年初来高値を更新して今年を締めくくった。東証1部の売買代金は概算で1兆4300億円。業種別では上昇は鉱業1業種のみで、その他製品やパルプ・紙の下げが限定的。一方、金属製品や電気・ガス、建設などが特に軟調となった。通期の利益見通しを大幅に引き上げた岡山製紙がストップ高。反面、膵がんを対象とした第3相試験について、本試験に基づく承認申請をしないことを決めたナノキャリアが、一時ストップ安まで売られるなど急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり542/値下がり1541。任天堂や東京エレク、日立が逆行高。直近上場株の一角が賑わっておりJTOWERやランサーズが急伸した。決算が好感されたニトリHDや月次好調の神戸物産が上昇。3Q大幅増益のパイプドHDは19%超の上昇と値を飛ばした。一方、薄く広く売られる流れの中で、ファストリやファナックなど値がさ株が軟調。今年の動きが良かったアドバンテストやレーザーテックが売りに押された。新株予約権の発行が嫌気されたペッパーフードは大幅安。利益見通し上振れを発表したアダストリアは買い先行から失速して急落した。マクアケやウィルズ、WDBココなど直近上場株は大きく売られるものも多かった。

 日経平均は連日の安値引け。大納会での年初来高値更新に期待がかかったが、スタートからほぼ全面安でその期待が後退すると、場中は売り圧力が強まった。とは言え、年間騰落では18.2%の上昇。終値ベースでは大発会が安値(19561円、1/4)となり、12月に年初来高値を更新(24066円、12/17)と、トレンドとしては右肩上がりであった。TOPIX(+15.2%)、マザーズ指数(+10.5%)、ジャスダック平均(+19.6%)、REIT指数(+20.9%)とおしなべて2桁の上昇となっており、運用環境は良好であったと言える。日経平均は12月単月でみると1.6%の上昇で、中盤以降に上値が重くなった割には健闘したと言える。年末売りをこなしつつ、月間ではプラスとなったことから、まだしばらくは上昇基調が継続するとみて良いだろう。


【来週の見通し】
 もみ合いか。大発会では休場の間の海外動向の影響を大きく受けるだろう。ただ、悲観ムードが強まった前年と比べると、年末年始の波乱の要素は少ない。足元で米国株が高値圏で推移している一方、12月後半の日本株は米国株の上昇には乗り切れていない。これらの点から強弱感は定まりづらく、一時的に上下どちらかに振れたとしても、週の中でそれを修正する動きが出てくると予想する。新しい年になることで、テーマ性のある銘柄には物色が向かいやすい。また、ファストリや安川電機など注目度の高い企業の決算が出てくることから、個別重視の様相が強まると考える。


【来週の予定】
 国内では、日米貿易協定発効(1/1)、大発会、12月新車販売台数、12月軽自動車新車販売台数(1/6)、12月マネタリーベース、10年国債入札(1/7)、11月毎月勤労統計(1/8)、30年国債入札(1/9)、11月家計調査、11月景気動向指数、オプションSQ(1/10)がある。

 企業決算では、ダイセキ、スタジオアリス、カネコ種、ダイセキソリュ、マルマエ、アオキスーパー(1/6)、サンエー、ネクステージ、ヨンドシーHD、暁飯島、ハニーズHLD、サムティ、京進、ダイコー通、薬王堂HD、ワキタ、和田興産、ベルク、U.S.M.H(1/7)、ウエルシアHD、ABCマート、サイゼリヤ、ベル24HD、トライステージ、スタジオアタオ、リソー教育、放電精密、GameWith、フジ、ヤマシタヘルケア、日本BS放、天満屋ス、ヤマザワ(1/8)、ファーストリテイ、7&I-HD、安川電、イオンモール、イズミ、サカタのタネ、キユーピー、乃村工、SHIFT、ドーン、アルバイトタイ、ライク、大黒天、アヲハタ、わらべや、AFC-HD、シーズメン、オンリー、フェリシモ、大有機、東京個別、クリーク&リバ、三協立山、日フイルコン、エスクローAJ、フロイント、前沢工、中北製、ニューテック、スリーエフ、ポプラ、グラファイトD、三光合成、リヒトラブ、島忠、松屋、井筒屋、リベレステ、毎コムネット、トーセイ、キユソー流通、オオバ、昴、カンセキ(1/9)、ファミリーマート、ローソン、久光薬、良品計画、コスモス薬品、マニー、いちご、ディップ、OSG、コシダカHD、技研製、吉野家HD、アークス、JINSHD、ビックカメラ、竹内製作、S Foods、柿安本店、トレファク、カネ美食品、ジーフット、ブロッコリー、スターマイカHD、キリン堂HD、フィルカンパニ、Fブラザース、コメダ、アレンザHD、ほぼ日、TSI HD、創通、メディ工房、テラスカイ、PRTIMES、マルゼン、ベクトル、ローツェ、プラズマ、フィードフォー、247、小津産業、コーナン商事、エコス、進和、インタアクション、トランザクショ、オンワードHD、イワキ、リテールPT、チヨダ、ライフコーポ、MrMaxHD、MV西日本、サンヨーナゴヤ、AIT、歌舞伎、ジャステック、CSP(1/10)などが発表を予定している。

 海外では、米11月NAR仮契約住宅販売指数(12/30)、中国12月製造業PMI、米10月FHFA住宅価格指数、米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米12月消費者信頼感指数(12/31)、米11月建設支出、米12月ISM製造業景気指数、12/10~12/11開催分のFOMC議事録公表(1/3)、米11月貿易収支、米12月ISM非製造指数、米11月製造業受注(1/7)、米12月ADP全米雇用リポート、米11月消費者信用残高(1/8)、米12月雇用統計(1/10)などがある。

 米企業決算では、レナ―(1/8)が発表を予定している。

 なお、1/1はニューイヤーズデイで米国、英国、香港市場が休場となる。

小松

出典:FXi24
-----------------------------------------------------------------
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。

このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

連絡先:iso_investment@yahoo.co.jp