(30日終値:31日3時時点) ドル・円相場:1ドル=106.37円(30日15時時点比横ばい) ユーロ・円相場:1ユーロ=116.70円(▲0.82円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0971ドル(▲0.0077ドル) FTSE100種総合株価指数:7207.18(前営業日比△22.86) ドイツ株式指数(DAX):11939.28(△100.40) 10年物英国債利回り:0.479%(△0.043%) 10年物独国債利回り:▲0.700%(▲0.008%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 7月独小売売上高指数 前月比 ▲2.2% 3.0%・改 8月英ネーションワイド住宅価格指数 前月比 0.0% 0.3% 7月仏財政収支 1097億ユーロの赤字 773億ユーロの赤字 7月仏PPI 前月比 0.4% ▲0.5% 8月仏CPI速報値 前月比 0.5% ▲0.2% 8月スイスKOF景気先行指数 97.0 97.0・改 8月ノルウェー失業率 2.3% 2.4% 7月英消費者信用残高 9億ポンド 11億ポンド・改 7月英マネーサプライM4 前月比 0.7% 0.0%・改 前年比 2.7% 2.3% 7月ユーロ圏失業率 7.5% 7.5% 8月ユーロ圏HICP速報値 前年比 1.0% 1.1% 8月ユーロ圏HICPコア速報値 前年比 0.9% 0.9% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ユーロドルは下落。この日発表の8月ユーロ圏HICP速報値などユーロ圏経済指標が概ね市場予想通りの結果となったことから、しばらくは1.10ドル台半ばでのもみ合いの展開が続いていたが、NYの取引時間帯に入ると下落した。 月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ売りのフローが観測されたことをきっかけに全般ユーロ売りが進行。バリアオプションが観測されていた1.1000ドルを下抜けてストップロスを断続的に巻き込むと、一時1.0963ドルと2017年5月以来約2年3カ月ぶりの安値を更新した。 なお、トランプ米大統領はツイッターで「ユーロがドルに対して狂ったように下落しているが、FRBは何も対応していない」と述べ、FRBを再批判したものの反応は限定的だった。ユーロ圏景気の減速懸念などを背景に欧州中央銀行(ECB)が緩和策を強化するとの見方が強まる中、さえない展開が続いた。 ・ドル円は下げ渋り。米長期金利が上昇幅を縮めたことなどをながめ円買い・ドル売りが先行。8月米消費者態度指数確報値が89.8と予想の92.1を下回ったことも相場の重しとなり、一時106.11円と日通し安値を付けた。 ただ、対ユーロ中心にドル買いが強まると他の主要通貨に対してもドル高が進んだ。2時30分過ぎには106.43円付近まで値を戻している。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.02と2017年5月15日以来の高値を付けた。 ・ユーロ円は軟調。ロンドン・フィキシングに向けて全般ユーロ売りが強まると、一時116.66円と日通し安値を付けた。 ・ロンドン株式相場は3日続伸。米中対立への過度な警戒感が和らぎ、買いが優勢となった。リオ・ティントやBHPグループ、グレンコアなど素材セクターの上げが目立った。半面、原油先物価格の下落を背景にロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株が売られ、指数の重しとなった。 ・フランクフルト株式相場は続伸。米中貿易摩擦激化への懸念が和らぎ買いが広がった。個別ではボノビア(5.42%高)やドイツ証券取引所(4.53%高)、インフィニオン・テクノロジーズ(2.17%高)などの上昇が目立った。 ・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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