9時42分配信 フィスコ
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材料銘柄 ワールド<3612> 2247円(8/29) アパレル大手の同社は、本業のもうけを示す連結コア営業利益を、2023年3月期を目途に200億円と、2019年3月期から2割強増やす方針だということが一部メディアによって報じられている。今期は既存店の売上高が落ちこむが、店舗数を純増で11店増やすことで売上収益を確保したうえで、値引き調整をすることで粗利益率を改善させていく見込みとのこと。 新興市場銘柄 ウチダエスコ<4699> 1957円 (8/29) ネットワーク構築やマルチベンダー保守などのICTサービスを展開する同社は昨日、19年7月期決算を発表している。営業利益は前の期比53.9%増の8.19億円となり、前期末配当1株当たり40.00円への増配も発表した。5月に発表した前回予想は35.00円となっており、1株あたり5円の増配を行うことになる。また、今期業績見通しは学校市場向け大型案件を見込んで売上高・営業利益ともに増加基調は継続する見込み。 テクニカル銘柄 アジュバンコスメジャパン<4929> 932円(8/29) 昨日はローソク足が4本連続の陽線を引いて高値引けしたほか、ともに上向きの5日移動平均線と25日線の短期ゴールデンクロス(GC)を示現し、上昇トレンド入りを示唆した。昨日終値は13週線とその上を走る26週線も上回っており、チャート形状は買い手優位が強まりつつある。9日に付けた直近高値935円を上回れば、7月3日の高値962円が次の上値目標として意識されよう。 テーマ銘柄 東京都競馬<9672> 3140円(8/29) 在宅投票システムの普及から4-6月期の営業利益が市場予想を上回って業績拡大観測が高まっている。日足の一目均衡表では、28日から転換線が上向くとともに、遅行線は強気シグナル発生を開始した。昨日29日は終値がわずかに上向く25日移動平均線を上回ったこともあり、底値圏からの反転トレンドの初動段階にあるとみられる。 本日の投資戦略 29日の米国市場は、NYダウが326.15ドル高の26362.25、ナスダック総合指数が116.51pt高の7973.39と大幅上昇し、シカゴ日経225先物も大阪日中比245円高の20705円と買われた。30日早朝の為替は1ドル=106円50銭台と、昨日の大引け時点比で60銭程度の円安。本日の東京市場は米中貿易問題の先行きに対する懸念の後退を反映し、東エレク<8035>、村田製<6861>、キーエンス<6861>など電子部品や設備投資関連株を中心に値上がりが予想される。米国株に連れ高してソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>も値上がりし、米債利回り上昇を受けて三菱UFJ<8306>をはじめとする大手金融株も一旦値を戻そう。全般の地合い改善を受けて日経平均構成比の大きいファーストリテ<9983>も買いが膨らみそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された資生堂<4911>、ファンケル<4921>、オムロン<6645>、ヒロセ電機<6806>、東エレク<8035>などに注目。