□【特集】ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (3) 人気の銘柄はランキングに潜んでいる! | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

2019年08月23日10時35分
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(3)「株探はこう使い倒せ! ランキング機能なら話題の銘柄を素早くみつけられる!」【トップページ】編

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横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆目配りしたい世界の市場は「指標一覧」でひとまとめ

 個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 株を取引していると、株価がある日突然、暴騰もしくは暴落する銘柄が出てきます。「ん?何だろ?」と気付いた時にはすでに大きく値上がりしてしまった後で、「絶好の売買チャンスを逃してしまった…残念すぎる」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

 株価は日々上昇と下落を繰り返しています。たとえば、企業が決算発表を行ったり、新商品のニュースリリースなどを発表すれば、投資家の思惑や期待を集めて株価が急騰する場合もあれば、材料出尽くしで急落する場合もあります。もちろん、材料がなくても株価が動意づくこともありますが、株価が大きく動いて個人投資家の注目を集めるケースの大半は、何かしらの材料が出ている場合が多いといえるでしょう。

 もしくは、銘柄特有の材料がなかったとしても、たとえば米国の代表的な株価指数であるニューヨーク・ダウ(NYダウ)が大幅に下落(上昇)すれば、米国の株式市場の動きに連動して日本の株式市場もツレ安(ツレ高)してしまうのはよくあることです。

 私自身、米国経済は世界経済の中心であると言っても過言ではないと考えていますから、以前は夜中遅くまで起きてマーケットの動向を見ては、その動きに一喜一憂していました。しかし、米国の株式市場が目先の株価の動きに多少の影響を及ぼしたとしても、個別銘柄の株価の大きな方向性を変えるのはあくまでも個々の企業が持っている真の力、いわゆるファンダメンタルズだと言えるでしょう。つまり、ファンダメンタルズやテクニカルを破壊するほど株式市場の方向性が変わるような時は、「●●ショック」と言われるほどの深刻な事態であると捉えるべきなのです。

 ですから、通常の場合には、株式市場が午前9時に寄り付くまでに、米国の株式市場をはじめとした世界のマーケット全体の動きを確認しておけばよいでしょう。株探はトップページをはじめページ最上部に、代表的な指数である「日経平均」「米ドル円」「NYダウ」「上海総合」が表示されています。たとえばタイトルの「NYダウ」をクリックすれば、株価指数・NYダウのページに移動することができます。

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図1 ページの最上部に並ぶ4つの重要指標は毎朝必ずチェック


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図2 NYダウ・指標「チャート」ページ

 しかし、マーケットに与える影響を正確に分析するためには、多種多様なマーケットの動向を把握し、ファンダメンタルズに変化がないのかを分析しなければなりません。トップページの右カラムの下部にある「【国内】指標」「為替」「【海外】指標」の指数一覧であれば、多様な指数を一度に参考にできますので、こちらを利用したほうが便利でしょう。詳しく見たい指数の名称(青色で表記)をクリックすれば、その指数のページに移動することができます。

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図3 右カラムの指標欄でマーケットをさらに多角的に把握

◆人気の銘柄はトップページの“センター”で確認

 さて、株価が上にも下にも大きく動くということは、その銘柄にそれだけ投資家の注目が集まっていることの証しです。投資家がどのような銘柄に注目しているのかを把握しておくことは、投資を行う上でとても重要なことです。

 急騰、急落銘柄を中心に、投資家から注目を集める銘柄を探すときには、トップページの真ん中あたりにある「ランキング・活況銘柄 上昇銘柄(市場1部)更新日時」を確認します。タブを切り替えることで「上昇銘柄」「下落銘柄」「年初来高値」「年初来安値」「ストップ高」「ストップ安」「GC(ゴールデンクロス)」「DC(デッドクロス)」「活況銘柄」の各項目の上位5銘柄を確認することができます。選んでいるタブは上辺が水色で表示されますので、自分がいまどのランキングを参考にしているのか必ず確認してください。

 投資家が注目をしている銘柄を探す時に、なぜランキングコーナーを利用するのかと言えば、株式投資は美人投票だからです。自分が良いと思っても、他の個人投資家に選ばれなければ株価は買われませんので値上がりしません。投資家に人気のある銘柄であれば、売買が活発になって株価も変動する可能性が高く、ランキングに登場する可能性も高いからです。

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図4 トップページ“センター”は人気銘柄に通じる「扉」

 この9つのタブの中から、「どれを選べばいいの?」と思う人もいることでしょう。結論としては、努力しただけ成果になるわけですから、できるだけ多くを参考にした方が銘柄選びの精度は上がります。時間があるようであればお昼休みなども利用して取引時間中も、もし時間が限られている場合には、取引時間が終了した大引け後に確認するようにしましょう。

 では、それぞれのタブで何を調べることができるのか順番に解説していきます。ご自身の取引スタイルに合わせて、最初に参考にするタブを選べばよいでしょう。

 「上昇銘柄」「下落銘柄」では、前日の終値から株価が上昇もしくは下落した銘柄をランキング形式で上位から把握することができます。株価が取引時間中に寄り付いていない状態でも気配値をもとにランキングが一覧に表示される点は便利です。(※無料サービスの株価表示は20分遅れですが、有料サービスの「株探プレミアム」ではリアルタイム株価が表示されます)

 「年初来高値」では株価がその年の高値を更新した銘柄を、「年初来安値」では株価がその年の安値を更新した銘柄を一覧で把握することができます。こうした銘柄のなかには、年初来高値を更新するなかで、過去数年来となる高値を更新する銘柄も出てくることもあります。 もちろん、反対に年初来安値を更新するときに、数年来安値を更新するほど叩き売られる銘柄も存在します。

 高値を更新する銘柄の中には、連載の第1回目で触れた「ビッグチェンジ」する力をもった銘柄が潜んでいる場合があります。大化け期待の有望成長株を見つけるためにも、銘柄一覧は必ず確認するようにしましょう。

 ところで、株価は一日に動ける値幅が決められています(値幅制限)。その値幅の一番高い値段のことを「ストップ高」、一番安い値段のことを「ストップ安」と言います。「ストップ高」では株価がその日にストップ高になった銘柄を、一方の「ストップ安」では株価がその日にストップ安になった銘柄を一覧で把握することができます。(※「ストップ高」「ストップ安」となる値幅は、その銘柄の前日の終値の水準によって変わります。100円以上200円未満は50円、200円以上500円未満は80円など。詳しくは日本取引所グループの制限値幅のページで確認することができます。)

 ちなみに、株価の動きに制限がないと、たとえば金融ショックなどが発生した時に売り注文が殺到します。そうした混乱状態を避けるために、価格が一定以上の変動を起こした場合に強制的に取引を止めるなどの措置を採る制度のことを「サーキットブレイカー制度」と言います。個別銘柄の取引で値幅制限が適用されるように、日本では先物市場とオプション市場で「サーキットブレイカー制度」が導入されています。2016年6月に英国のEU離脱を問う国民投票で離脱派が勝利した時に、日経平均先物でサーキットブレイカーが発動されたのは記憶に新しいところです。

 これら「上昇銘柄」から「ストップ安」まで6つのタブでは、株価が上昇しているのか、下落しているのかという視点で銘柄のランキングや一覧を調べることができます。株価の動きから銘柄を探したい時に利用すると便利です。

 次に「GC(ゴールデンクロス)」と「DC(デッドクロス)」の説明に移ります。これら二つは、株価の動きを図表で表したチャートから銘柄を探す時に利用することができます。

 チャートで表示されるテクニカル指標の一つに移動平均線があります。短期と長期の移動平均線がクロス(交差)するタイミングが「ゴールデンクロス(GC)」と「デッドクロス(DC)」になります。一般的には、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜くゴールデンクロス(GC)が「買い場」とされています。これとは反対に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜くデッドクロスは「売り場」とされています。つまり、この2つのタブでは、その日の株価の動きで、チャート上にゴールデンクロスもしくはデッドクロスが現れた銘柄を一覧で把握することができます。チャート(テクニカル分析)については別に解説しますので、ここでは簡単な解説にとどめます。

 「活況銘柄」は売買が活発な約定回数ランキングで、取引されている回数が多い銘柄を把握することができます。

◆ランキング情報は毎日確認を続けましょう

 トップページでは、これらのタブを使い分けることで、株価の上昇や下落、テクニカル指標など、様々な視点から投資家の注目を集める銘柄を調べることが可能になります。

 ただし、トップページのこの欄では上位5銘柄しか参考にできません。さすがに物足りないと感じる場合が多いでしょうから、右下にある「一覧を見る」をクリックして、その項目の一覧ページに移動しましょう。

 たとえば、「上昇銘柄」のタブを選択後、「一覧を見る」をクリックすれば、「本日の株価上昇率ランキング」のページに移動することができます。「株価上昇率ランキング」では前述したように前場が始まった直後など株価が寄り付いていない場合でも、気配値(「ケ」と表記されています)を含むランキングが表示されます。

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●図5 ランキング(銘柄一覧)ページでは表示件数を変更可能


 ランキングのページ(「ストップ高」などでは一覧のページ)に移動した後に、ページ内に何銘柄を表示させるかは、表の上と下にあるボックスから「15件、30件、50件」のいずれかから選ぶことができます。個人的には、選ぶ件数が少なければページをわざわざめくる手間と時間がかかって面倒です。できれば「50件」を選んでたくさんの銘柄を表示させ、サクッと銘柄一覧を確認できるようにしたほうが便利でしょう。

 また、コーナーの上部には「全市場」「市場1部」「市場2部」「新興市場」のタブがあります。上場市場ごとに銘柄一覧を表示させることができますから、自分が見たいタブを選びましょう。選んでいるタブはオレンジ色の文字で表示されます。

※上場市場については「(2) 意中の銘柄は検索機能で調べよう!」を参照ください。

 株価は一般的に、いったんトレンド(方向性)が生じると、トレンドが転換するまでそれに沿って動きます。そのため、たとえばストップ高した銘柄の場合には、翌日にどう動くのか、ストップ高した流れを引き継ぎ翌日も買われるのか、あるいはトレンドが変わるのか注目している投資家が多くなります。株価がトレンドに沿って上昇するにせよ、トレンドが転換して下落するにせよ、売買も活発になり株価が大きく動く可能性が高まります。

 何が言いたいのかと言うと、株価の動きはその日だけで完結するわけではないということです。ですから、「ランキング・活況銘柄 上昇銘柄(市場1部)更新日時」を確認する頻度については、できれば毎日継続的に確認したほうがよいでしょう。お仕事がある方の場合には帰宅後に確認するだけでもよいですから、継続的に確認するようにしましょう。

 なお、トップページの「ランキング・活況銘柄」にある項目は、すべて「株価注意報」のページにあるコンテンツの一部を表示したものです。株価注意報は幅広く株価を刺激する材料(カタリストと呼ばれます)を投資家に提供するためのページで、その内容は市場の動きに応じて時々刻々と更新されています。なお、「株価注意報」の詳細は改めて別に解説します。

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図6 カタリストの宝庫「株価注意報」

出典:株探無料HPで、各種指標・TOPニュース・人気テーマ・人気ニュースなどが見れて便利です。イメージ 2


※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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