2019年08月09日11時05分

※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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出典:株探無料HPで、各種指標・TOPニュース・人気テーマ・人気ニュースなどが見れて便利です。(2)「株探はこう使おう! 意中の銘柄は検索機能でさくっと調べよう!」【トップページ】編

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)
◆「株探検隊」から“銘柄の力”に素早くアクセス
個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。
皆さんは、投資する銘柄は何を基準に選んでいますか?
「よくお買い物するショップの株主優待が欲しい」「最近友達の間で流行っているゲームは人気になりそう」という具合に普段の生活からヒントを得て銘柄を選ぶ人もいれば、「株式市場で話題の●株はもっと値上がりするらしい」などと株式市場の動向を見聞きして選ぶ人もいることでしょう。
株式投資では、株価が2倍、3倍などに値上がりして儲けられることもありますが、その一方で値下がりして損をしてしまうこともあります。
銘柄を探している時は「いくら儲かるかな」「儲かったら何を買おうかなあ」と、まだ見ぬ儲けに妄想を膨らませウキウキしている人も多いかもしれません。しかし、選んだ銘柄や売買タイミング次第では損失を被ってしまうリスクもありますから、他の個人投資家に選ばれるほどの“成長性”があり、継続的に収益を上げていく実力があるのか、株価がどれだけ値上がりできる実力があるのか、銘柄の力を事前に調査してから購入を検討しなければなりません。
さて、銘柄の力はまだ未知数であっても、興味のある銘柄が絞れている場合には、トップページ上部にある検索窓の「株探検隊」を活用して、その銘柄について調査を行ってみましょう。

図1 万能の検索窓「株探検隊」、ここから出発!
検索窓
たとえばソフトバンクグループ <9984> について調べたい場合には、「株探検隊」に4桁の証券コード「9984」を入力して「検索」ボタンを押します(またはenterキーをクリック)。もし証券コードを覚えていない場合には、銘柄名をそのまま入力するとお目当ての銘柄や、よく似た名前の銘柄などが表示されますので、その中から選択することも可能です。まずは個別銘柄のページを表示させましょう。個別銘柄のページからは、「基本情報」だけでなく「ニュース」も、「決算」も、そして株価の動きなど、その銘柄に関連する多くの情報を調べることができます。

図2 銘柄名さえわかれば「株探」が検索候補を提案
検索候補
ところで、「検索」ボタンの右横には、「テーマ」「記事検索」ボタンがあります。「株探検隊」の検索機能では、社名や証券コードを入力後、青色の「記事検索」ボタンをクリックすれば、その銘柄に関する記事を表示することもできます。また、社名などの代わりにキーワードを使って「テーマ」を探すこともできます。ただ、検索に慣れていない場合や、株式投資を始めてまもない場合には、どのような株式テーマがあり、どの記事が重要であるのかを判断することは難しいでしょう。ムダに時間を浪費しないように、まずは基本の銘柄検索機能をフル活用することをおススメします。

図3 ソフトバンクグループの個別銘柄ページ【基本情報】
ソフトバンクグループの個別銘柄ページ
◆基本の「銘柄欄」のおさらい
調べたい銘柄が決まっている場合には、「株探検隊」の検索機能を使えば簡単かつ最速で銘柄の情報をゲットすることができます。では、株取引を行ううえで知っておきたい基礎知識を交えながら、ソフトバンクグループ <9984> で事前の下調べをどうやって行うのかをみていきましょう。

図4 取引に必要な情報が詰まった「銘柄欄」
銘柄欄
個別銘柄のページでは、枠囲みの銘柄欄に社名である「ソフトバンクグループ」が表示され、その左側に4桁の証券コード「9984」が、右側には上場している株式市場が表示されています。株取引は4桁の証券コードで行いますので、必ず確認するようにしましょう。
ソフトバンクグループの「東証1」は、東証一部に上場していることを意味します。東京証券取引所には、東証一部、東証二部、JASDAQ(ジャスダック)、東証マザーズの4市場があります。上場できる条件はそれぞれの市場であらかじめ決められていて、ざっくり言うと一部と二部は比較的大企業向け、JASDAQとマザーズは新興企業向けに分けることができます。「株探」では、JASDAQに上場している場合には「JQ」、東証マザーズに上場している場合には「東証M」と略して表示されますので、上場市場を見ることで大まかにどういった銘柄であるのか(大企業なのか新興企業なのか)を簡単に把握することができます。(※編集部注)
銘柄名の下に表示されている金額は株価です。株式投資では単元株制度がとられているため単元株単位で売買が行われ、一般的には最低の売買単位を100株単位にしています。つまり、株価が5,000円で最低単元数が100株単位の場合には、5,000×100=50万円で株を購入できる計算になります。
株価の右横に前日比という記載がありますが、これは前日の株価に比べて値上がりしているのか、値下がりしているのかを表しています。金額幅(円)と値動き率(%)で表示されていて、値下がりしている場合にはマイナス(-)表示になります。
その右隣に単位の表示がありますが、これが売買単位のことを表しています。「単位100株」の場合には、最低売買単位が100株という意味です。株の購入金額を計算する時に必要ですから、取引前に必ず確認しましょう。
ところで、ソフトバンクグループの場合には、銘柄名と証券コードの上に「貸借」「225」と表示されています。
この「貸借」の箇所の表示は、銘柄によって異なっています。銘柄によっては「貸借」ではなく「信用」「現物」と表示されたりします。「貸借」は信用取引に関わる用語で「信用買いと信用売りの両方ができる銘柄」、「信用」は「信用買いのみできる銘柄」を意味しています。「現物」は「現物取引のみができる銘柄」になります。信用取引については別に解説しますので、ここでは簡単な用語の解説にとどめます。
なお、「貸借」の文字の上にカーソルを重ねると(マウスオーバー)、ポップアップで用語解説がされますので便利です。さまざまな箇所でポップアップが活用されていますので、いろいろと試してみてください。
「貸借」の右隣の「225」はこの銘柄が日経平均株価(225種)の採用銘柄であることを表しています。「225」は青色の下線付きで表示されていて、クリックするとリンク先の「日経平均の寄与度ランキング」を見ることができます。「日経平均の寄与度ランキング」をカンタンに言うと、225採用の銘柄の株価が日経平均株価をどれだけ値上がりさせたのか(値下がりさせたのか)を知ることができます。

図5 「日経平均の寄与度ランキング」
日経平均の寄与度ランキング
◆1ページにコンパクトにまとめられた銘柄情報
株式投資で儲けるためには、高値掴みを避けたり、値上がりしたら利益を確定するなど、売買タイミングにも注意しなければなりません。株価の動きをチャートで確認したうえでの売買を心掛けなければなりませんから、まずは株価の動きをざっくりと把握することを心掛けましょう。チャートの用語についても別に詳しく解説しますので、ここでは簡単な用語の解説にとどめます。

図6 方向性は株価トレンドで!行き過ぎのサインにも注意
株価トレンド
まずは銘柄欄の下には、株価の掲載されている、株価の動きを表す「株価トレンド 平均線方向」を必ず確認しましょう。「目先5日移動平均線」「短期25日線」「中期75日線」「長期200日線」では、株価の動きを線で表した移動平均線の方向性を矢印で表していて、簡単に株価のトレンドを把握することができます。
その下の「%」の数値は、株価が移動平均線からどれだけカイリしているのかを表している数字です。カイリ率が大きくなれば株価は買われ過ぎ、売られ過ぎのサインにもなりますので注意が必要です。
なお、「株探」では株価の上昇や数値の増加は「赤色」、下落や減少は「青色」で表記されることが多いことも覚えておきましょう。
その下には、株価の動きを折れ線やローソク足で表したチャートが表示されています。右端にある「日中足」「日足」タブでチャートは切り替えられ、いま選ばれているタブが薄い青色で表示されます。

図7 企業の過去、現在、将来を示す「業績欄」
業績欄
チャートの下の「業績推移」には、その企業の過去、現在(直近の実績)、そして将来(今期予想)の業績が掲載されています。株価が値上がりする可能性が高い企業は、業績が好調な銘柄だと言っても過言ではないでしょう。私たち個人投資家が業績が好調かどうかを判断するには、企業が発表する「決算書」を確認しなければなりません。ここでその基礎となる数字を知ることができます。
上場企業は一年に1回、「本決算」で昨年度の業績と、今年度の業績予想を発表します。そして、3カ月ごとの途中経過を「四半期決算」で発表します。これらに記載されている数字が良いのか、それとも悪いのか、数字ひとつひとつを「株探」でさらに丁寧に確認し、買いか、それとも売りかを分析する作業が必要になるでしょう。「できれば楽して儲けたい」という気持ちもわからないわけではありませんが、成功に近道はありません。努力した時間、手間の分だけ儲かるのです。
このように個別銘柄の「基本情報」のページにはさまざまな情報がコンパクトにまとめられており、売り買いのタイミングや銘柄を分析するための数字をさくっと調べられるようになっています。どのような企業なのかを調べる時に真っ先に利用しなければならない、まさに「基本」のページですから、必ず使うようにしてください。

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)
◆「株探検隊」から“銘柄の力”に素早くアクセス
個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。
皆さんは、投資する銘柄は何を基準に選んでいますか?
「よくお買い物するショップの株主優待が欲しい」「最近友達の間で流行っているゲームは人気になりそう」という具合に普段の生活からヒントを得て銘柄を選ぶ人もいれば、「株式市場で話題の●株はもっと値上がりするらしい」などと株式市場の動向を見聞きして選ぶ人もいることでしょう。
株式投資では、株価が2倍、3倍などに値上がりして儲けられることもありますが、その一方で値下がりして損をしてしまうこともあります。
銘柄を探している時は「いくら儲かるかな」「儲かったら何を買おうかなあ」と、まだ見ぬ儲けに妄想を膨らませウキウキしている人も多いかもしれません。しかし、選んだ銘柄や売買タイミング次第では損失を被ってしまうリスクもありますから、他の個人投資家に選ばれるほどの“成長性”があり、継続的に収益を上げていく実力があるのか、株価がどれだけ値上がりできる実力があるのか、銘柄の力を事前に調査してから購入を検討しなければなりません。
さて、銘柄の力はまだ未知数であっても、興味のある銘柄が絞れている場合には、トップページ上部にある検索窓の「株探検隊」を活用して、その銘柄について調査を行ってみましょう。

図1 万能の検索窓「株探検隊」、ここから出発!
検索窓
たとえばソフトバンクグループ <9984> について調べたい場合には、「株探検隊」に4桁の証券コード「9984」を入力して「検索」ボタンを押します(またはenterキーをクリック)。もし証券コードを覚えていない場合には、銘柄名をそのまま入力するとお目当ての銘柄や、よく似た名前の銘柄などが表示されますので、その中から選択することも可能です。まずは個別銘柄のページを表示させましょう。個別銘柄のページからは、「基本情報」だけでなく「ニュース」も、「決算」も、そして株価の動きなど、その銘柄に関連する多くの情報を調べることができます。

図2 銘柄名さえわかれば「株探」が検索候補を提案
検索候補
ところで、「検索」ボタンの右横には、「テーマ」「記事検索」ボタンがあります。「株探検隊」の検索機能では、社名や証券コードを入力後、青色の「記事検索」ボタンをクリックすれば、その銘柄に関する記事を表示することもできます。また、社名などの代わりにキーワードを使って「テーマ」を探すこともできます。ただ、検索に慣れていない場合や、株式投資を始めてまもない場合には、どのような株式テーマがあり、どの記事が重要であるのかを判断することは難しいでしょう。ムダに時間を浪費しないように、まずは基本の銘柄検索機能をフル活用することをおススメします。

図3 ソフトバンクグループの個別銘柄ページ【基本情報】
ソフトバンクグループの個別銘柄ページ
◆基本の「銘柄欄」のおさらい
調べたい銘柄が決まっている場合には、「株探検隊」の検索機能を使えば簡単かつ最速で銘柄の情報をゲットすることができます。では、株取引を行ううえで知っておきたい基礎知識を交えながら、ソフトバンクグループ <9984> で事前の下調べをどうやって行うのかをみていきましょう。

図4 取引に必要な情報が詰まった「銘柄欄」
銘柄欄
個別銘柄のページでは、枠囲みの銘柄欄に社名である「ソフトバンクグループ」が表示され、その左側に4桁の証券コード「9984」が、右側には上場している株式市場が表示されています。株取引は4桁の証券コードで行いますので、必ず確認するようにしましょう。
ソフトバンクグループの「東証1」は、東証一部に上場していることを意味します。東京証券取引所には、東証一部、東証二部、JASDAQ(ジャスダック)、東証マザーズの4市場があります。上場できる条件はそれぞれの市場であらかじめ決められていて、ざっくり言うと一部と二部は比較的大企業向け、JASDAQとマザーズは新興企業向けに分けることができます。「株探」では、JASDAQに上場している場合には「JQ」、東証マザーズに上場している場合には「東証M」と略して表示されますので、上場市場を見ることで大まかにどういった銘柄であるのか(大企業なのか新興企業なのか)を簡単に把握することができます。(※編集部注)
銘柄名の下に表示されている金額は株価です。株式投資では単元株制度がとられているため単元株単位で売買が行われ、一般的には最低の売買単位を100株単位にしています。つまり、株価が5,000円で最低単元数が100株単位の場合には、5,000×100=50万円で株を購入できる計算になります。
株価の右横に前日比という記載がありますが、これは前日の株価に比べて値上がりしているのか、値下がりしているのかを表しています。金額幅(円)と値動き率(%)で表示されていて、値下がりしている場合にはマイナス(-)表示になります。
その右隣に単位の表示がありますが、これが売買単位のことを表しています。「単位100株」の場合には、最低売買単位が100株という意味です。株の購入金額を計算する時に必要ですから、取引前に必ず確認しましょう。
ところで、ソフトバンクグループの場合には、銘柄名と証券コードの上に「貸借」「225」と表示されています。
この「貸借」の箇所の表示は、銘柄によって異なっています。銘柄によっては「貸借」ではなく「信用」「現物」と表示されたりします。「貸借」は信用取引に関わる用語で「信用買いと信用売りの両方ができる銘柄」、「信用」は「信用買いのみできる銘柄」を意味しています。「現物」は「現物取引のみができる銘柄」になります。信用取引については別に解説しますので、ここでは簡単な用語の解説にとどめます。
なお、「貸借」の文字の上にカーソルを重ねると(マウスオーバー)、ポップアップで用語解説がされますので便利です。さまざまな箇所でポップアップが活用されていますので、いろいろと試してみてください。
「貸借」の右隣の「225」はこの銘柄が日経平均株価(225種)の採用銘柄であることを表しています。「225」は青色の下線付きで表示されていて、クリックするとリンク先の「日経平均の寄与度ランキング」を見ることができます。「日経平均の寄与度ランキング」をカンタンに言うと、225採用の銘柄の株価が日経平均株価をどれだけ値上がりさせたのか(値下がりさせたのか)を知ることができます。

図5 「日経平均の寄与度ランキング」
日経平均の寄与度ランキング
◆1ページにコンパクトにまとめられた銘柄情報
株式投資で儲けるためには、高値掴みを避けたり、値上がりしたら利益を確定するなど、売買タイミングにも注意しなければなりません。株価の動きをチャートで確認したうえでの売買を心掛けなければなりませんから、まずは株価の動きをざっくりと把握することを心掛けましょう。チャートの用語についても別に詳しく解説しますので、ここでは簡単な用語の解説にとどめます。

図6 方向性は株価トレンドで!行き過ぎのサインにも注意
株価トレンド
まずは銘柄欄の下には、株価の掲載されている、株価の動きを表す「株価トレンド 平均線方向」を必ず確認しましょう。「目先5日移動平均線」「短期25日線」「中期75日線」「長期200日線」では、株価の動きを線で表した移動平均線の方向性を矢印で表していて、簡単に株価のトレンドを把握することができます。
その下の「%」の数値は、株価が移動平均線からどれだけカイリしているのかを表している数字です。カイリ率が大きくなれば株価は買われ過ぎ、売られ過ぎのサインにもなりますので注意が必要です。
なお、「株探」では株価の上昇や数値の増加は「赤色」、下落や減少は「青色」で表記されることが多いことも覚えておきましょう。
その下には、株価の動きを折れ線やローソク足で表したチャートが表示されています。右端にある「日中足」「日足」タブでチャートは切り替えられ、いま選ばれているタブが薄い青色で表示されます。

図7 企業の過去、現在、将来を示す「業績欄」
業績欄
チャートの下の「業績推移」には、その企業の過去、現在(直近の実績)、そして将来(今期予想)の業績が掲載されています。株価が値上がりする可能性が高い企業は、業績が好調な銘柄だと言っても過言ではないでしょう。私たち個人投資家が業績が好調かどうかを判断するには、企業が発表する「決算書」を確認しなければなりません。ここでその基礎となる数字を知ることができます。
上場企業は一年に1回、「本決算」で昨年度の業績と、今年度の業績予想を発表します。そして、3カ月ごとの途中経過を「四半期決算」で発表します。これらに記載されている数字が良いのか、それとも悪いのか、数字ひとつひとつを「株探」でさらに丁寧に確認し、買いか、それとも売りかを分析する作業が必要になるでしょう。「できれば楽して儲けたい」という気持ちもわからないわけではありませんが、成功に近道はありません。努力した時間、手間の分だけ儲かるのです。
このように個別銘柄の「基本情報」のページにはさまざまな情報がコンパクトにまとめられており、売り買いのタイミングや銘柄を分析するための数字をさくっと調べられるようになっています。どのような企業なのかを調べる時に真っ先に利用しなければならない、まさに「基本」のページですから、必ず使うようにしてください。

※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。