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【本日の市況見通し】
21日の東京株式市場は売りが先行して寄り付きそうだ。世界的な景気減速への根強い懸念やイタリア政局の先行き不透明感から前日の欧米株が下落しており、固有の買い材料に乏しい東京市場は連れ安を強いられるだろう。日経平均株価の予想レンジは2万0400~2万0600円。
21日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が173ドル安、ナスダック総合指数が54ポイント安と下落。225先物はシカゴ市場が20480、大阪夜間取引が2万0490円と大阪日中取引の清算値(2万0660円)比で下げた。
20日は日経平均が3営業日続伸したが、ザラ場高値は2万0600円台後半と、直近のピークとなった9日の高値に届かず、上値は重かった。欧米株の不安定な動きや企業業績の悪化観測から、「買値を少し上回っただけで利益確定売りを出し、深追いしない雰囲気が強い」(中堅証券)との指摘があり、投資家がリスク負担に慎重な様子がうかがえる。
21日早朝の為替が1ドル=106円20銭台と、前日大引け時点より約30銭の円高・ドル安となっていることもあり、21日も下値を拾った投資家の売りが予想される。20日に米長期債が買われたことから「世界的にリスク回避の動きが続いている」(国内運用会社)とみられ、時価総額の大きい銘柄を中心に売り物に押される展開となるだろう。
出典:時事通信21日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が173ドル安、ナスダック総合指数が54ポイント安と下落。225先物はシカゴ市場が20480、大阪夜間取引が2万0490円と大阪日中取引の清算値(2万0660円)比で下げた。
20日は日経平均が3営業日続伸したが、ザラ場高値は2万0600円台後半と、直近のピークとなった9日の高値に届かず、上値は重かった。欧米株の不安定な動きや企業業績の悪化観測から、「買値を少し上回っただけで利益確定売りを出し、深追いしない雰囲気が強い」(中堅証券)との指摘があり、投資家がリスク負担に慎重な様子がうかがえる。
21日早朝の為替が1ドル=106円20銭台と、前日大引け時点より約30銭の円高・ドル安となっていることもあり、21日も下値を拾った投資家の売りが予想される。20日に米長期債が買われたことから「世界的にリスク回避の動きが続いている」(国内運用会社)とみられ、時価総額の大きい銘柄を中心に売り物に押される展開となるだろう。
【新興市場の注目リリース】
アルファG、ナノキャリアほか
アルファG、ナノキャリアほか
<3322>アルファG 工事負担引当金戻入額1.35億円を営業利益として計上 <4571>ナノキャリア 第17回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使 9日からの交付株式数、80万株 <7039>ブリッジ 立会外分売、7万株出典:フイスコ
【本日の新興市場見通し】
売り先行か、中小型株に幕間つなぎ的な物色も
売り先行か、中小型株に幕間つなぎ的な物色も
[新興市場 個別銘柄戦略]
本日の新興市場は、前日の米国株の反落を受けて売りが先行しそうだ。前日の米国市場では、イタリアの政局混乱などから直近の株価上昇による利益を確保する売りが先行し、NYダウなどの主要株価指数が下落した。為替相場は1ドル=106円台前半へと円高に振れている。マザーズ指数や日経ジャスダック平均は足元で値を戻してきていたが、投資家心理の持ち直しが一服するとともに利益確定の売りが出るだろう。市場の関心が米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で23日に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に集まっており、「内容を見極めたいと考えている投資家は多く、積極的に動けない」との声が多く聞かれる。こうしたなか、前日はゲーム関連やバイオ関連などテーマ性、材料性のある中小型株が賑わっていた。本日もこうした幕間つなぎ的な物色が続けば、中小型株相場の押し上げ要因となりそうだ。
個別では、GDH<4437>が東急住宅リースとの業務提携を、霞ヶ関キャピタル<3498>がホテル事業に係るアセットマネジメント業務の受託をそれぞれ発表しており、材料視されそうだ。霞ヶ関キャピタルは13日に株式分割の実施と株主優待制度の導入を発表し、足元強い値動きを見せている。ドーン<2303>は映像通報システムの実証実験を兵庫県警察本部で開始。プロパスト<3236>は自社株買い実施を発表した。ブリッジ<7039>は立会外分売の値段が決まり、売り圧力が和らぐとともに見直し買いが配る可能性がある。このほか、前日にストップ高水準まで買われたリブワーク<1431>、シェアリングT<3989>、ハウテレビジョン<7064>などの動向も引き続き注目されそうだ。
出典:フイスコ本日の新興市場は、前日の米国株の反落を受けて売りが先行しそうだ。前日の米国市場では、イタリアの政局混乱などから直近の株価上昇による利益を確保する売りが先行し、NYダウなどの主要株価指数が下落した。為替相場は1ドル=106円台前半へと円高に振れている。マザーズ指数や日経ジャスダック平均は足元で値を戻してきていたが、投資家心理の持ち直しが一服するとともに利益確定の売りが出るだろう。市場の関心が米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で23日に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に集まっており、「内容を見極めたいと考えている投資家は多く、積極的に動けない」との声が多く聞かれる。こうしたなか、前日はゲーム関連やバイオ関連などテーマ性、材料性のある中小型株が賑わっていた。本日もこうした幕間つなぎ的な物色が続けば、中小型株相場の押し上げ要因となりそうだ。
個別では、GDH<4437>が東急住宅リースとの業務提携を、霞ヶ関キャピタル<3498>がホテル事業に係るアセットマネジメント業務の受託をそれぞれ発表しており、材料視されそうだ。霞ヶ関キャピタルは13日に株式分割の実施と株主優待制度の導入を発表し、足元強い値動きを見せている。ドーン<2303>は映像通報システムの実証実験を兵庫県警察本部で開始。プロパスト<3236>は自社株買い実施を発表した。ブリッジ<7039>は立会外分売の値段が決まり、売り圧力が和らぐとともに見直し買いが配る可能性がある。このほか、前日にストップ高水準まで買われたリブワーク<1431>、シェアリングT<3989>、ハウテレビジョン<7064>などの動向も引き続き注目されそうだ。
【Rating/証券各社レーティング】
格上げ-強気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<3415>|トウキョベース |SMBC日興 |「2」 |「1」 |
<2475>|WDB |いちよし |「B」 |「A」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<8951>|日本ビルF |三菱UFJ |「オーバーW」 |「ニュートラル」 |
出典:フイスココード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<3415>|トウキョベース |SMBC日興 |「2」 |「1」 |
<2475>|WDB |いちよし |「B」 |「A」 |
格下げ-弱気
コード|銘柄名 |証券会社 |従来 |変更後 |
<8951>|日本ビルF |三菱UFJ |「オーバーW」 |「ニュートラル」 |
【新聞からの材料】
三菱電、トヨタなど
三菱電、トヨタなど
*三菱電<6503>AI人材倍増、来年度1300人、デジタル変革主導(日刊工業1面)-○ *トヨタ<7203>支給材2年半ぶり値上げ、鉄鉱石上昇を背景に(日刊工業1面)-○ *ジャムコ<7408>航空機シートの不正検査、業務改善命令(日刊工業3面)-○ *ヨロズ<7294>中国・武漢に賃借工場、中古車部品を生産移管(日刊工業6面)-○ *トヨタ<7203>車両・運行管理を代行、法人向けサービス(日刊工業6面)-○ *サイバーダイン<7779>アジアでロボスーツ攻勢、専門人材も育成(日刊工業10面)-○ *日精工<6471>UAEから軸受受注、地下鉄車両向け(日刊工業13面)-○ *シャープ<6753>メキシコ裁判所のOA機器受注、4年で226億円(日刊工業14面)-○ *大陽日酸<4091>来年めどヘリウム2―3割値上げ、世界規模で需給逼迫(日刊工業17面)-○出典:フイスコ
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
