(20日終値) ドル・円相場:1ドル=106.23円(前営業日比▲0.41円) ユーロ・円相場:1ユーロ=117.93円(▲0.20円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1100ドル(△0.0022ドル) ダウ工業株30種平均:25962.44ドル(▲173.35ドル) ナスダック総合株価指数:7948.56(▲54.25) 10年物米国債利回り:1.55%(▲0.05%) WTI原油先物9月限:1バレル=56.34ドル(△0.13ドル) 金先物12月限:1トロイオンス=1515.7ドル(△4.1ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) 特になし (各市場の動き) ・ポンドドルは一転上昇した。ジョンソン英首相はEUに対してアイルランド国境問題の解決策「バックストップ」削除を要求したものの、EUはこの要求を拒否。英国の合意なきEU離脱への警戒感が高まり、20時過ぎには一時1.2065ドルと日通し安値を付けた。 ただ、メルケル独首相が「バックストップの実務的な解決策について検討する」と発言すると、英国の合意なきEU離脱への警戒感が和らぎポンド買い戻しが優勢となった。23時過ぎに一時1.2179ドルまで急ピッチで値を上げた。 ポンド円も20時過ぎに一時128.27円と本日安値を付けたが、独首相発言後に129.63円まで急伸した。ユーロポンドは20時過ぎに0.9184ポンドと本日高値を付けたものの、23時前には0.9101ポンドと本日安値まで急落した。 ・ユーロドルは6日ぶりに反発。コンテ伊首相の上院での演説を控える中、伊政局混乱への懸念を背景にユーロ売り・ドル買いが先行。22時30分過ぎに一時1.1066ドルと16日の安値に面合わせした。 ただ、コンテ伊首相が辞任を表明するとショートカバーが優勢に。米長期金利の低下などを手掛かりに全般ドル売りが進んだ影響も受けて、3時前に一時1.1107ドルと日通し高値を付けた。市場では「コンテ首相は辞任を表明したが、新たな連立政権が樹立され早期解散総選挙は回避できるとの見方が出ている」との指摘があった。 ・ドル円は4日ぶりに反落。米10年債利回りが一時1.5386%前後まで低下したことなどを理由に円買い・ドル売りが先行。22時過ぎに一時106.16円と日通し安値を付けた。16日の安値106.03円や節目の106.00円がサポートとして働くと買い戻しがやや優勢となり、106.46円付近まで下げ渋る場面もあったが、米金利低下に伴うドル売りは根強く戻りは鈍かった。 ・ユーロ円は3日ぶりに反落。22時30分過ぎに一時本日安値となる117.58円まで値を下げたものの、コンテ伊首相の辞任が伝わると買い戻しが優勢となり118円台前半まで持ち直す場面があった。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。米中貿易摩擦激化への懸念やイタリア政局不安などを背景に利益確定目的の売りが優勢となった。香港での大規模デモの継続も嫌気され、引けにかけて下げ幅を広げた。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。米中貿易摩擦激化への懸念や香港での大規模デモの継続、イタリア政局不安などを背景に安全資産とされる米国債に買いが入った。 ・原油先物相場は3日続伸。週末のサウジアラビアの南東に位置するシャイバ油田が、ドローン攻撃を受けたことが嫌気され上昇した流れが続いた。本日は利食いの売りや中国外務省が米国によるファーウェイの制裁に不満を表明したことなどで、世界経済の減速傾向が変わらないと捉えられたことで原油先物が小幅に下がる局面もあった。 ・金先物相場は反発。金先物価格は欧州のリスク要因が一時的に解消される期待で、マイナス圏に沈む場面もあった。しかし、欧米株式市場が軒並み軟調に推移したことや、ドルがじり安になったことで金先物価格に割安感が生じ反発して引けた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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