20日午後の東京外国為替市場でドル円はじり安。17時時点では106.46円と15時時点(106.54円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。東京午後に入り106.50円台でもみ合っていたが、オプションの東京カット・15時が過ぎたことろから売りに押されて106.50円を割り込んだ。その後は一時1.58%付近へ低下した米10年債利回りが重しとなり、戻り鈍いままに106.39円まで下値を広げた。129円前半から128.60円まで下落したポンド円に引きずられた面もあった。 なお、ポンドは対ドルでも軟調な動き。昨日の安値1.2105ドルを割り込み、1.2083ドルまで下げ足を速めた。売られた局面では、「英外務省は、香港の領事館職員が中国本土で拘束されたとの報道に懸念を示した」との一部報道も伝わった。合意なきブレグジットへの警戒感も依然としてポンドの重し。 ユーロ円は弱含み。17時時点では117.87円と15時時点(118.09円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ポンド円につれ安となり117.87円まで本日レンジの下限を広げた。昨日安値117.86円の前では下げ渋ってはいる。 ユーロドルも上値が重い。17時時点では1.1072ドルと15時時点(1.1085ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロポンドの上昇で下げ止まった場面もあったが、政局混迷のイタリアの株式・債券市場が売り先行となり、ユーロの戻りを抑えた。17時前には1.1071ドルまで下押しした。 本日これまでの参考レンジ ドル円:106.39円 - 106.69円 ユーロドル:1.1071ドル - 1.1089ドル ユーロ円:117.87円 - 118.27円
出典:FXi24
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