14日の東京外国為替市場で、豪ドルは豪・中国経済指標の強弱を受けて上下した。10時30分発表の4-6月期の豪賃金指数が前期比+0.6%と、市場予想の+0.5%を上回ると、対ドルで0.6809ドルへ上昇。対円でも72.49円前後へ強含んだ。 しかし、豪州と経済的な結びつきが強い中国の7月鉱工業生産が、前年比+4.8%と市場予想の+5.8%や前回の+6.3%を下回り、同小売売上高も前年比+7.6%と予想の+8.6%、前回の+9.8%より弱まると豪ドル売りに。対ドルで0.6778ドル、対円では72.03円まで下落した。 ドル円も弱含み。12時時点では106.29円とニューヨーク市場の終値(106.74円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。 中国人民銀行が公表した人民元取引の基準値となる中間値は、1ドル=7.0312元と前日や市場予想よりも元高となった。ドル円は一時106.49円前後へ強含んだものの、弱い中国指標を受けて106.24円まで下落。昨日の急上昇に対する調整を強めた。 ユーロ円も下押し。12時時点では118.78円とニューヨーク市場の終値(119.24円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に昨日の急激な円安への反動が生じ、118.72円まで下落幅を広げた。 ユーロドルは小動き継続。12時時点では1.1175ドルとニューヨーク市場の終値(1.1171ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。円相場中心の動意となりやすい東京タイムとあって、動きにくかった。欧州からの進出企業が多い中国での経済指標悪化にも、現時点では反応薄。 本日これまでの参考レンジ ドル円:106.24円 - 106.77円 ユーロドル:1.1171ドル - 1.1180ドル ユーロ円:118.72円 - 119.29円
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
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