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・アドテックプラズマ(6668)の19年8月期は大幅下振れ、半導体設備向けの需要回復に遅れ
アドテック プラズマ テクノロジーが7月12日に発表した2019年9~5月期(第3四半期)は、純利益が前年同期比73.2%減の2億8800万円となった。売上高は同28.0%減の46億6200万円、営業利益は同68.4%減の4億8600万円、経常利益は同70.1%減の4億6200万円だった。2019年8月期の年間配当は、8円の見込み。
通期業績については、売上高が前期比30.0%減の59億5000万円、純利益が同78.5%減の2億8000万円の見通し。主力の半導体製造装置向け電源装置の需要回復が遅れ、前期比で大幅な減益となる。
続く20年8月期も、出足は不透明な事業環境が続きそうだ。モバイル機器や車載センサー向けなど半導体需要そのものは底堅いと見られているが、韓国、台湾などの大手半導体メーカーがいつ次世代半導体製造装置向け投資を再開するかが見通しにくい。
アドテックプラズマでは、大手半導体メーカーによる投資再開に備えて、ベトナム工場を11月に増床。延べ床面積を従来の2.6倍に拡張して能力を増強する。それだけ、投資再開後の需要は多いと読んでいることになる。
並行して、従来は交流電源だけだった半導体製造装置向け電源に直流を投入した。現在は、大手半導体メーカーによる試験が続いている。本格採用となれば、交流に加えて直流電源が業績寄与することになる。
20年8月期は、大手半導体メーカーによる投資再開時期と、直流電源の立ち上がり貢献度を見極める年度となりそうだ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2018.08 8,499 1,827 1,845 1,300 151.5 8
連本2019.08予 5,950 510 470 280 32.6 8
連本2020.08予 6,600 1,000 1,000 700 81.5 8
連中2019.02 3,444 490 504 361 42.1 4
連中2020.02予 3,000 200 200 120 14.0 4
アドテック プラズマ テクノロジーが7月12日に発表した2019年9~5月期(第3四半期)は、純利益が前年同期比73.2%減の2億8800万円となった。売上高は同28.0%減の46億6200万円、営業利益は同68.4%減の4億8600万円、経常利益は同70.1%減の4億6200万円だった。2019年8月期の年間配当は、8円の見込み。
通期業績については、売上高が前期比30.0%減の59億5000万円、純利益が同78.5%減の2億8000万円の見通し。主力の半導体製造装置向け電源装置の需要回復が遅れ、前期比で大幅な減益となる。
続く20年8月期も、出足は不透明な事業環境が続きそうだ。モバイル機器や車載センサー向けなど半導体需要そのものは底堅いと見られているが、韓国、台湾などの大手半導体メーカーがいつ次世代半導体製造装置向け投資を再開するかが見通しにくい。
アドテックプラズマでは、大手半導体メーカーによる投資再開に備えて、ベトナム工場を11月に増床。延べ床面積を従来の2.6倍に拡張して能力を増強する。それだけ、投資再開後の需要は多いと読んでいることになる。
並行して、従来は交流電源だけだった半導体製造装置向け電源に直流を投入した。現在は、大手半導体メーカーによる試験が続いている。本格採用となれば、交流に加えて直流電源が業績寄与することになる。
20年8月期は、大手半導体メーカーによる投資再開時期と、直流電源の立ち上がり貢献度を見極める年度となりそうだ。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2018.08 8,499 1,827 1,845 1,300 151.5 8
連本2019.08予 5,950 510 470 280 32.6 8
連本2020.08予 6,600 1,000 1,000 700 81.5 8
連中2019.02 3,444 490 504 361 42.1 4
連中2020.02予 3,000 200 200 120 14.0 4
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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