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・4℃ホールディングス(8008)は3期ぶり営業増益、9期連続増配へ
ジュエリー「ヨンドシー」ブランドの小売りチェーンを中核にアパレル事業も手がけるヨンドシーホールディングスの今2020年2月期は、期初時点の計画どおり3期ぶりに営業増益となりそうだ。
7月10日に発表した第1四半期(19年3~5月)の実績は、売上高111億円(前年同期比0.6%減)、営業利益12.43億円(同3.9%増)と小幅減収ながら営業増益だった。
主柱の国内ジュエリーの店舗数は純減となったが、既存店の売上高は前年同期比で1%強の増収だった。前期からの不採算店閉店で人件費や賃借料が減少したことも寄与した。四国のスーパー、フジが持分法適用から外れ、持分益がなくなったため、経常利益は減益だった。会社によると、「第1四半期の売上高は計画を若干下回ったが、営業利益は少し上回った」(西村政彦取締役)という。
会社は売上高473億円(前期比0.4%増)、営業利益51億円(同2.3%増)とする通期計画、第2四半期(19年3~8月)計画とも据え置いている。
通期で国内ジュエリーの店舗数は10店純減の見込み。既存店の売上高は前期比2%増を計画している。アパレル事業も堅調が続いており、通期の営業利益はおおむね期初計画どおりの増益となる見通しだ。また、経常利益は上記のようにフジの持分益がなくなるため減益だが、通期の純利益は税負担の平常化で増益となりそうだ。
東洋経済でも、今期の通期予想を会社計画に合わせる。第2四半期については、第1四半期の実績を踏まえ、売上高を少し下げ、営業利益と経常利益を小幅に引き上げる。純利益は有価証券評価損があるため、計画どおりだ。
もともと、ヨンドシーはクリスマス商戦を含む下期のウエイトが高い。今期は10月に消費税増税が実施されることから、増税前の9月には駆け込み需要が発生し、10月以降は反動減が予想される。ただ、通期で見れば影響は小さいとみられる。なお、今期の年間配当については80円(前期は75円)と、9期連続で増配の予定。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2019.02 47,118 4,984 6,804 2,440 96.0 75
連本2020.02予 47,300 5,100 5,400 3,400 152.6 80
連本2021.02予 47,800 5,200 5,500 3,500 157.1 80-85
連中2018.08 22,094 1,994 2,578 1,817 70.8 37.5
連中2019.08予 22,100 2,150 2,150 1,500 67.3 40
ジュエリー「ヨンドシー」ブランドの小売りチェーンを中核にアパレル事業も手がけるヨンドシーホールディングスの今2020年2月期は、期初時点の計画どおり3期ぶりに営業増益となりそうだ。
7月10日に発表した第1四半期(19年3~5月)の実績は、売上高111億円(前年同期比0.6%減)、営業利益12.43億円(同3.9%増)と小幅減収ながら営業増益だった。
主柱の国内ジュエリーの店舗数は純減となったが、既存店の売上高は前年同期比で1%強の増収だった。前期からの不採算店閉店で人件費や賃借料が減少したことも寄与した。四国のスーパー、フジが持分法適用から外れ、持分益がなくなったため、経常利益は減益だった。会社によると、「第1四半期の売上高は計画を若干下回ったが、営業利益は少し上回った」(西村政彦取締役)という。
会社は売上高473億円(前期比0.4%増)、営業利益51億円(同2.3%増)とする通期計画、第2四半期(19年3~8月)計画とも据え置いている。
通期で国内ジュエリーの店舗数は10店純減の見込み。既存店の売上高は前期比2%増を計画している。アパレル事業も堅調が続いており、通期の営業利益はおおむね期初計画どおりの増益となる見通しだ。また、経常利益は上記のようにフジの持分益がなくなるため減益だが、通期の純利益は税負担の平常化で増益となりそうだ。
東洋経済でも、今期の通期予想を会社計画に合わせる。第2四半期については、第1四半期の実績を踏まえ、売上高を少し下げ、営業利益と経常利益を小幅に引き上げる。純利益は有価証券評価損があるため、計画どおりだ。
もともと、ヨンドシーはクリスマス商戦を含む下期のウエイトが高い。今期は10月に消費税増税が実施されることから、増税前の9月には駆け込み需要が発生し、10月以降は反動減が予想される。ただ、通期で見れば影響は小さいとみられる。なお、今期の年間配当については80円(前期は75円)と、9期連続で増配の予定。
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
連本2019.02 47,118 4,984 6,804 2,440 96.0 75
連本2020.02予 47,300 5,100 5,400 3,400 152.6 80
連本2021.02予 47,800 5,200 5,500 3,500 157.1 80-85
連中2018.08 22,094 1,994 2,578 1,817 70.8 37.5
連中2019.08予 22,100 2,150 2,150 1,500 67.3 40
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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