29日午後の東京外国為替市場でポンドドルは下値を広げる。17時時点では1.2337ドルと15時時点(1.2365ドル)と比べて0.0028ドル程度のポンド安水準だった。上値重く推移していたところに、ラーブ英外相の発言「EUが意固地のままでいるならば、我々は合意なき離脱にむけて準備をしなくてはならない」が伝わると、無秩序な英・EU離脱への警戒感の高まりにポンド売りが強まった。17時過ぎには2017年3月17日以来の安値となる1.2332ドルまで下落した。 また、ポンド円が133.99円まで下値を広げ、ユーロポンドは0.9017ポンドまでポンド安・ユーロ高が進んだ。 ユーロドルは小安い。17時時点では1.1120ドルと15時時点(1.1126ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。軟調なポンドドルにつれ安となり1.1118ドルまで日通しの安値を更新。もっとも、26日安値1.1112ドルから25日安値1.1102ドルが支持帯として意識され、ユーロポンドの買いも支えに下げ渋った。 ドル円はじり高。17時時点では108.65円と15時時点(108.61円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。対ポンドを中心としたドル買いの動きに沿い、108.67円付近まで買い戻された。プラスに浮上した時間外のダウ平均先物も支えに。しかしながら、108円後半に観測される売りオーダーの前に買いの勢いは強まらなかった。 ユーロ円は17時時点では120.82円と15時時点(120.85円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。 本日これまでの参考レンジ ドル円:108.42円 - 108.72円 ユーロドル:1.1118ドル - 1.1139ドル ユーロ円:120.76円 - 120.96円
出典:FXi24
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