2019年07月25日08時47分
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NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ソフトバンクGや半導体関連株がけん引
■前場の注目材料:信越化、1Q営業利益12.7%増、コンセンサスを上回る
■日立ハイテク、300億円投じ国内新工場、半導体装置を生産
■ソフトバンクGや半導体関連株がけん引
25日の日本株市場は、引き続きハイテク主導で底堅い相場展開が見込まれる。24日の米国市場では、ボーイングの決算が嫌気されてNYダウは79ドル安だったが、半導体・半導体製造装置が堅調推移となり、ナスダックやSOX指数は強い動きをみせており、安心感につながろう。また、米司法省はソフトバンクG<9984>傘下のスプリントとTモバイルUSの合併を承認する見通しと伝えられているほか、ソフトバンクGは新ハイテク投資ファンドに400億ドル(約4兆3000億円)を投じると発表する見通しとの報道もあり、ソフトバンクGが日経平均をけん引する格好になりそうだ。
また、米国ではボーイングのほか、キャタピラーが中国での販売低迷から予想下回る決算となったが、一方でフェイスブックが取引終了後に発表した4-6月期決算は予想を上回り、時間外で上昇していることも材料視されやすい。まずは、シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から買いが先行することになろう。
とは言え、欧州中央銀行(ECB)理事会や来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、金融政策の行方を見極めたいとのムードもある。また、このところは買い先行で始まったとしても、前場段階で一巡しており、後場は狭いレンジでの取引が続いており、手掛けづらい状況は変わらず。また、足元では値がさハイテク株への買い戻しとみられる動きが強まっているが、売買代金は連日で2兆円を下回っており、薄商いの中を先物主導で上昇している面はある。短期的な売買のなかでは反動の動きも警戒されやすく、積極的にはなりづらいところである。
先回り的に買い戻しの動きが出ているが、昨日決算を発表した信越化<4063>やアドバンテスト<6857>は想定内ではあろうが、コンセンサスを上回っており、よりアク抜け感が強まるかを見極めたいところである。引き続き強含みとなるようだと、ハイテク株への見直しが強まり、日経平均を押し上げる格好にもなりそうだ。
■信越化、1Q営業利益12.7%増、コンセンサスを上回る
信越化<4063>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比0.7%増の3862.11億円、営業利益が同12.7%増の1075.02億円だった。コンセンサス(965億円程度)を上回る。ウエハー事業の営業利益は前年同期比31%増の394億円となった。塩化ビニール樹脂は4%減の253億円にとどまった。市況が軟調なためで、需要期に入る7月以降は市況が改善するとみている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(21709.57、+88.69)
・ナスダック総合指数は上昇(8321.50、+70.10)
・シカゴ日経225先物は上昇(21745、大阪比+75)
・1ドル108円10-20銭
・SOX指数は上昇(1622.02、+48.75)
・VIX指数は低下(12.07、-0.54)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・日銀追加金融緩和への期待
・株安局面での自社株買い
・米利下げ観測
・日産自<7201>欧・アジア軸に1万人規模削減、海外事業不振
・クボタ<6326>米研究拠点を22年開設、UVの現地開発加速
・日立ハイテク<8036>300億円投じ国内新工場、半導体装置を生産
・富士フイルム<4901>監視カメラに参入
・三菱電<6503>プラ配合用新素材、親水性・親油性汚れを抑
・小林製薬<4967>漢方薬など19品目投入、初年度売上高43億円へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
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NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ソフトバンクGや半導体関連株がけん引
■前場の注目材料:信越化、1Q営業利益12.7%増、コンセンサスを上回る
■日立ハイテク、300億円投じ国内新工場、半導体装置を生産
■ソフトバンクGや半導体関連株がけん引
25日の日本株市場は、引き続きハイテク主導で底堅い相場展開が見込まれる。24日の米国市場では、ボーイングの決算が嫌気されてNYダウは79ドル安だったが、半導体・半導体製造装置が堅調推移となり、ナスダックやSOX指数は強い動きをみせており、安心感につながろう。また、米司法省はソフトバンクG<9984>傘下のスプリントとTモバイルUSの合併を承認する見通しと伝えられているほか、ソフトバンクGは新ハイテク投資ファンドに400億ドル(約4兆3000億円)を投じると発表する見通しとの報道もあり、ソフトバンクGが日経平均をけん引する格好になりそうだ。
また、米国ではボーイングのほか、キャタピラーが中国での販売低迷から予想下回る決算となったが、一方でフェイスブックが取引終了後に発表した4-6月期決算は予想を上回り、時間外で上昇していることも材料視されやすい。まずは、シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から買いが先行することになろう。
とは言え、欧州中央銀行(ECB)理事会や来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、金融政策の行方を見極めたいとのムードもある。また、このところは買い先行で始まったとしても、前場段階で一巡しており、後場は狭いレンジでの取引が続いており、手掛けづらい状況は変わらず。また、足元では値がさハイテク株への買い戻しとみられる動きが強まっているが、売買代金は連日で2兆円を下回っており、薄商いの中を先物主導で上昇している面はある。短期的な売買のなかでは反動の動きも警戒されやすく、積極的にはなりづらいところである。
先回り的に買い戻しの動きが出ているが、昨日決算を発表した信越化<4063>やアドバンテスト<6857>は想定内ではあろうが、コンセンサスを上回っており、よりアク抜け感が強まるかを見極めたいところである。引き続き強含みとなるようだと、ハイテク株への見直しが強まり、日経平均を押し上げる格好にもなりそうだ。
■信越化、1Q営業利益12.7%増、コンセンサスを上回る
信越化<4063>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比0.7%増の3862.11億円、営業利益が同12.7%増の1075.02億円だった。コンセンサス(965億円程度)を上回る。ウエハー事業の営業利益は前年同期比31%増の394億円となった。塩化ビニール樹脂は4%減の253億円にとどまった。市況が軟調なためで、需要期に入る7月以降は市況が改善するとみている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(21709.57、+88.69)
・ナスダック総合指数は上昇(8321.50、+70.10)
・シカゴ日経225先物は上昇(21745、大阪比+75)
・1ドル108円10-20銭
・SOX指数は上昇(1622.02、+48.75)
・VIX指数は低下(12.07、-0.54)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・日銀追加金融緩和への期待
・株安局面での自社株買い
・米利下げ観測
・日産自<7201>欧・アジア軸に1万人規模削減、海外事業不振
・クボタ<6326>米研究拠点を22年開設、UVの現地開発加速
・日立ハイテク<8036>300億円投じ国内新工場、半導体装置を生産
・富士フイルム<4901>監視カメラに参入
・三菱電<6503>プラ配合用新素材、親水性・親油性汚れを抑
・小林製薬<4967>漢方薬など19品目投入、初年度売上高43億円へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
関連銘柄 9件
4063 東証1部 信越化学工業
±0 (0%)
時価総額 4,400,076百万円
半導体シリコンと塩化ビニール樹脂で世界シェアトップの化学メーカー。医薬用や建材用機能性化学品、希土類による磁石や化合物も展開。19.3期は塩ビ・化成品が堅調に推移。半導体シリコンは製品価格の修正が寄与。 記:2019/06/22
10,290
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 4,400,076百万円
半導体シリコンと塩化ビニール樹脂で世界シェアトップの化学メーカー。医薬用や建材用機能性化学品、希土類による磁石や化合物も展開。19.3期は塩ビ・化成品が堅調に推移。半導体シリコンは製品価格の修正が寄与。 記:2019/06/22
4901 東証1部 富士フイルムホールディングス
±0 (0%)
時価総額 2,751,705百万円
デジカメやフィルムに加え、医療機器、化粧品、医薬品、デジタル複合機等を製造、販売。ドイツの内視鏡処置具メーカーを買収。19.3期の営業益はドキュメント事業の収益性改善や構造改革効果等により大幅増益。 記:2019/05/30
5,347
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 2,751,705百万円
デジカメやフィルムに加え、医療機器、化粧品、医薬品、デジタル複合機等を製造、販売。ドイツの内視鏡処置具メーカーを買収。19.3期の営業益はドキュメント事業の収益性改善や構造改革効果等により大幅増益。 記:2019/05/30
4967 東証1部 小林製薬
±0 (0%)
時価総額 652,298百万円
生活日用品大手で芳香消臭剤国内首位。国内家庭用品約130 ブランドを展開。新ブランド育成に注力。例年30品目程度の新製品を投入。暖冬影響でカイロ停滞も1Qは増収。通期会社計画は保守的に設定し、達成濃厚か。 記:2019/05/17
7,950
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 652,298百万円
生活日用品大手で芳香消臭剤国内首位。国内家庭用品約130 ブランドを展開。新ブランド育成に注力。例年30品目程度の新製品を投入。暖冬影響でカイロ停滞も1Qは増収。通期会社計画は保守的に設定し、達成濃厚か。 記:2019/05/17
6326 東証1部 クボタ
±0 (0%)
時価総額 2,093,498百万円
農業機械大手。水・環境システム、農業用ドローンなども手掛ける。海外売上高比率が高い。ミニバックホー分野で世界トップシェア。19.12期1Qは2桁増収増益。機械部門は好調。北米はトラクタ、建設機械が大幅増。 記:2019/05/29
1,698.5
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 2,093,498百万円
農業機械大手。水・環境システム、農業用ドローンなども手掛ける。海外売上高比率が高い。ミニバックホー分野で世界トップシェア。19.12期1Qは2桁増収増益。機械部門は好調。北米はトラクタ、建設機械が大幅増。 記:2019/05/29
6503 東証1部 三菱電機
±0 (0%)
時価総額 3,140,283百万円
総合電機大手。社会システムやビルシステムの重電と、FAシステムや自動車機器の産業メカトロニクス、家電を主力に事業展開。19.3期は重電システム等が堅調も、産業メカトロニクスや電子デバイスの利益が足踏み。 記:2019/06/25
1,462.5
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 3,140,283百万円
総合電機大手。社会システムやビルシステムの重電と、FAシステムや自動車機器の産業メカトロニクス、家電を主力に事業展開。19.3期は重電システム等が堅調も、産業メカトロニクスや電子デバイスの利益が足踏み。 記:2019/06/25
6857 東証1部 アドバンテスト
±0 (0%)
時価総額 690,502百万円
半導体検査装置大手。特にメモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も手掛ける。5G関連投資の本格化を見据えて人員採用を積極化。19.3期は後半に受注減速ながら大幅増収増益で着地。計画比上振れ。 記:2019/05/09
3,460
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 690,502百万円
半導体検査装置大手。特にメモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も手掛ける。5G関連投資の本格化を見据えて人員採用を積極化。19.3期は後半に受注減速ながら大幅増収増益で着地。計画比上振れ。 記:2019/05/09
7201 東証1部 日産自動車
±0 (0%)
時価総額 3,298,911百万円
国内大手自動車メーカー。仏ルノー傘下。三菱自へ資本参加。世界160以上の国・地域で商品、サービス提供。海外売上比率が高い。19.3期は業績低調。グローバル販売台数が減少。原材料価格の高騰等も響く。 記:2019/07/04
781.6
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 3,298,911百万円
国内大手自動車メーカー。仏ルノー傘下。三菱自へ資本参加。世界160以上の国・地域で商品、サービス提供。海外売上比率が高い。19.3期は業績低調。グローバル販売台数が減少。原材料価格の高騰等も響く。 記:2019/07/04
8036 東証1部 日立ハイテクノロジーズ
±0 (0%)
時価総額 804,396百万円
半導体製造装置や電子顕微鏡、医用分析装置の製造・販売等を手掛ける。測長SEMで世界トップシェア。19.3期は2桁増益。電子デバイスシステムは堅調。プロセス製造装置は次世代先端プロセス投資向け等で販売好調。 記:2019/06/04
5,840
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 804,396百万円
半導体製造装置や電子顕微鏡、医用分析装置の製造・販売等を手掛ける。測長SEMで世界トップシェア。19.3期は2桁増益。電子デバイスシステムは堅調。プロセス製造装置は次世代先端プロセス投資向け等で販売好調。 記:2019/06/04
9984 東証1部 ソフトバンクグループ
±0 (0%)
時価総額 11,504,426百万円
投資会社大手。傘下にソフトバンク、ヤフー、米スプリント、英アームなど。投資ファンドを通じて世界中の成長企業へ出資。19.3期は増収増益。スプリントとTモバイルUSの合併は米司法省と連邦通信委員会が審査中。 記:2019/07/20
5,505
7/25 0:00±0 (0%)
時価総額 11,504,426百万円
投資会社大手。傘下にソフトバンク、ヤフー、米スプリント、英アームなど。投資ファンドを通じて世界中の成長企業へ出資。19.3期は増収増益。スプリントとTモバイルUSの合併は米司法省と連邦通信委員会が審査中。 記:2019/07/20
出典:株探無料HPで、各種指標・TOPニュース・人気テーマ・人気ニュースなどが見れて便利です。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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