(24日終値) ドル・円相場:1ドル=108.19円(前営業日比▲0.04円) ユーロ・円相場:1ユーロ=120.52円(▲0.17円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1140ドル(▲0.0012ドル) ダウ工業株30種平均:27269.97ドル(▲79.22ドル) ナスダック総合株価指数:8321.50(△70.10) 10年物米国債利回り:2.04%(▲0.04%) WTI原油先物9月限:1バレル=55.88ドル(▲0.89ドル) 金先物8月限:1トロイオンス=1423.6ドル(△1.9ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> MBA住宅ローン申請指数(前週比) ▲1.9% ▲1.1% 7月米製造業PMI速報値 50.0 50.6 7月米サービス部門PMI速報値 52.2 51.5 7月米総合PMI速報値 51.6 51.5 6月米新築住宅販売件数 前月比 7.0% ▲8.2%・改 件数 64万6000件 60万4000件・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は4営業日ぶりに小反落。本日のNYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるまとまった規模のオプションが108.00円に観測されていたため、しばらくは108.00円を挟んだ狭いレンジ取引が続いた。 23時を過ぎて値が軽くなるとやや弱含む展開に。7月米製造業PMI速報値が50.0と予想の51.0を下回り、約10年ぶりの低水準を付けると米長期金利が低下幅を拡大。ドル円にも売りが出て一時107.94円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値107.83円がサポートとして意識されるとショートカバーが入り108.25円付近まで下げ渋った。 なお、ムニューシン米財務長官はCNBCとのインタビューで「長期的に強いドルは重要」「短期的なドル安を支持しない」などと述べたが、相場の反応は限られた。 ・ユーロドルは4日続落。欧州時間に発表された仏・独・ユーロ圏の7月製造業PMI速報値が予想を下回ったことから、域内景気の減速が懸念されてユーロ売りが出やすい状況だった。ただ、NY市場では低調な米経済指標を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが入ったため一時1.1156ドルと欧州時間に付けた日通し高値に面合わせする場面があった。 もっとも、明日のECB定例理事会を前に利下げ観測も高まっており、戻りは限られている。 ・ユーロ円は続落。欧州市場では一時120.21円と1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値を付ける場面もあったが、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。 ・新興国通貨のクロス円は底堅かった。主要先進国の利下げ観測が高まる中、「新興国市場などより高リスク資産の投資妙味が増している」との指摘があった。トルコリラ円は一時18.98円、南アフリカランド円は7.81円、メキシコペソ円は5.68円まで値を上げた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。さえない四半期決算を発表したボーイングが3.11%安、キャタピラーが4.43%安となり相場の重しとなった。2銘柄でダウ平均を118ドルほど押し下げた。 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは反発。7月米製造業PMI速報値が予想を下回ったことで、安全資産とされる米国債に買いが入った。米5年債入札が低調だったことを受けて伸び悩む場面もあったが、反応は一時的だった。 ・原油先物相場は反落。米エネルギー省が発表した週間在庫統計では、原油在庫の1083.5万バレルの取り崩しが明らかとなった。予想以上の在庫減に原油先物には買いが集まり、一時57.64ドルまで大きく値を上げた。もっとも買いが一巡すると一転し、利益確定売りが強まる展開に。「サウジとクウェート国境の中立地帯における石油生産の再開に両国が前向き」との報道で供給過剰の緩みが意識され、引けにかけて下げ幅を広げた。 ・金先物相場は小幅に反発。7月独・仏・ユーロ圏製造業PMI速報値がさえない結果となり、欧州景気の先行き懸念の高まりに時間外からNY金先物は強含んだ。NY勢参入後も、弱い米経済指標を受けて上値を伸ばした。もっとも為替相場でドルが下げ渋ると、ドル建ての金先物も上げ幅を縮めた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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