(28日終値:29日3時時点) ドル・円相場:1ドル=107.85円(28日15時時点比△0.15円) ユーロ・円相場:1ユーロ=122.61円(△0.23円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1369ドル(△0.0006ドル) FTSE100種総合株価指数:7425.63(前営業日比△23.30) ドイツ株式指数(DAX):12398.80(△127.77) 10年物英国債利回り:0.833%(△0.011%) 10年物独国債利回り:▲0.327%(▲0.007%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 5月独輸入物価指数 前月比 ▲0.1% 0.3% 前年比 ▲0.2% 1.4% 5月仏PPI 前月比 ▲0.4% ▲0.8%・改 5月仏消費支出(前月比) 0.4% 0.3%・改 6月仏CPI速報値 前月比 0.2% 0.1% 前年比 1.2% 0.9% 6月スイスKOF景気先行指数 93.6 93.8 1-3月期英GDP改定値 前期比 0.5% 0.5% 前年同期比 1.8% 1.8% 1-3月期英経常収支 300億ポンドの赤字 237億ポンドの赤字 6月ユーロ圏HICP速報値 前年比 1.2% 1.2% 6月ユーロ圏HICPコア速報値 前年比 1.1% 0.8% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円はじり高。明日の米中首脳会談を前に積極的な取引は手控えられたものの、欧米株価の上昇に伴う円売り・ドル買いがじわりと強まると、2時過ぎに一時107.91円と日通し高値を付けた。 なお、6月米シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回った一方、6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値は予想を上回った。強弱入り混じる内容となったため相場の反応は限られた。 また、ムニューシン米財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は劉鶴中国副首相と米中貿易戦争について協議するため大阪で会談したと伝わった。 ・ユーロドルは失速。米長期金利の低下などをながめユーロ買い・ドル売りが先行。18時過ぎに一時1.1393ドルと日通し高値を付けた。ただ、25日に付けた約3カ月ぶりの高値1.1412ドルがレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。ユーロポンドやユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれた売りも出て一時1.1351ドルと日通し安値を付けた。 なお、カプラン米ダラス連銀総裁は「金融政策を変更するのは早すぎる」「利下げを支持する前にさらなる見通しの悪化を確認する必要がある」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。 ・ユーロ円は伸び悩み。欧米株価やドル円の上昇につれた買いが入り一時122.79円と日通し高値を付けたものの、ユーロドルが下落すると上げ幅を縮めた。ユーロクロスの下落も相場の重しとなり、一時122.46円付近まで下押ししている。 ・トルコリラ円は頭が重かった。5月トルコ貿易赤字が昨年11月以来の水準まで縮小したことが分かるとリラ買いで反応し一時18.71円と日通し高値を付けたものの、その後失速。米トルコ関係の悪化懸念は根強く、一時18.59円と日通し安値を付けた。ドルリラも夕刻に5.7530リラまで下落したあとは5.7956リラまで買い戻された。 ・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。グレンコアやリオ・ティント、アングロ・アメリカンなど素材株が買われ、指数の押し上げ要因となった。プルデンシャルやアビバなど金融株も堅調だった。半面、ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどエネルギー株が売られた。 ・フランクフルト株式相場は3日続伸。FRBが実施したストレステスト(健全性審査)第2弾に合格したドイツ銀行(3.32%高)が買われ、指数の押し上げ要因となった。SAP(2.34%高)やヘンケル(2.19%高)などの上昇も目立った。 ・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。