2019年06月26日08時48分
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NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め
■前場の注目材料:スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る
■九州電、ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制
■トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め
26日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になろう。25日の米国市場ではNYダウが179ドル安となった。注目されたパウエルFRB議長による講演では、経済状況を注視しており、個別のデータや市場心理に過剰反応しない姿勢を示し、過熱する利下げ観測をけん制する格好となった。早期利下げ期待が後退したことで、利益確定の流れにつながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の21040円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開となろうが、同水準に位置する25日線を挟んでの攻防といったところであろう。節目の21000円処では積極的に売り込む流れにはなり難いと考えられ、下値の堅さが意識されやすいところである。もっとも、昨日はトランプ米大統領の安保発言報道をきっかけに下げ幅を広げる格好となった。これにより日経平均は再び5日線を下回り、25日線が意識される格好になっている。
イランに追加制裁を科す大統領令に署名するなど、米国とイランの緊張の高まりによる地政学リスクへの警戒など、週末の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控える中で、トランプ米大統領の発言等に振らされている。出来高は辛うじて10億株を上回った程度であり、売買代金については連日で2兆円を下回る薄商いの状況である。指値状況の薄い中を短期筋の先物主導の売りに押されやすい需給状況であり、より模様眺めムードが強まることになりそうだ。
25日線が再び意識されるなか、短期筋の売り仕掛けには注意しておきたいところだが、やはり週末のG20を控えて下は売り込みづらい需給状況と考えられる。G20期待からロングポジションが積み上がっていたとは考えづらく、短期筋の売り仕掛けがあったとしても、結果的にはその後のショートカバーから底堅さが意識されやすいとみておきたい。物色としては、個別で決算や材料を手掛かりとした物色が活発であるため、外部環境に左右され難い中小型株の一角には、限られた個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る
スギHD<7649>は2020年2月期第1四半期(3-5月)決算を発表。売上高は前年同期比7.8%増の1289.19億円、営業利益が同18.6%増の74.19億円だった。コンセンサス(70億円程度)を上回る。医療機関との提携に力を入れ調剤部門の取り扱いが増えた。
■前場の注目材料
・1ドル107円10-20銭
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・日銀追加金融緩和への期待
・米早期利下げ観測
・株安局面での自社株買い
・米中通商協議進展への期待
・住友商<8053>中国で本格始動、現地企業の増資引き受け
・三井物<8031>中国で畜水産物の加工・販売、スターゼンと合弁
・九州電<9508>ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制
・安川電<6506>6軸垂直多関節ロボ、ケーブル内蔵で接近性向上
・日アビオ<6946>赤外線カメラシステム攻勢、低価格パック
・三菱重<7011> 小型機事業買収 600億円 ボンバルディアと合意
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
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NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め
■前場の注目材料:スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る
■九州電、ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制
■トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め
26日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になろう。25日の米国市場ではNYダウが179ドル安となった。注目されたパウエルFRB議長による講演では、経済状況を注視しており、個別のデータや市場心理に過剰反応しない姿勢を示し、過熱する利下げ観測をけん制する格好となった。早期利下げ期待が後退したことで、利益確定の流れにつながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の21040円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開となろうが、同水準に位置する25日線を挟んでの攻防といったところであろう。節目の21000円処では積極的に売り込む流れにはなり難いと考えられ、下値の堅さが意識されやすいところである。もっとも、昨日はトランプ米大統領の安保発言報道をきっかけに下げ幅を広げる格好となった。これにより日経平均は再び5日線を下回り、25日線が意識される格好になっている。
イランに追加制裁を科す大統領令に署名するなど、米国とイランの緊張の高まりによる地政学リスクへの警戒など、週末の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控える中で、トランプ米大統領の発言等に振らされている。出来高は辛うじて10億株を上回った程度であり、売買代金については連日で2兆円を下回る薄商いの状況である。指値状況の薄い中を短期筋の先物主導の売りに押されやすい需給状況であり、より模様眺めムードが強まることになりそうだ。
25日線が再び意識されるなか、短期筋の売り仕掛けには注意しておきたいところだが、やはり週末のG20を控えて下は売り込みづらい需給状況と考えられる。G20期待からロングポジションが積み上がっていたとは考えづらく、短期筋の売り仕掛けがあったとしても、結果的にはその後のショートカバーから底堅さが意識されやすいとみておきたい。物色としては、個別で決算や材料を手掛かりとした物色が活発であるため、外部環境に左右され難い中小型株の一角には、限られた個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る
スギHD<7649>は2020年2月期第1四半期(3-5月)決算を発表。売上高は前年同期比7.8%増の1289.19億円、営業利益が同18.6%増の74.19億円だった。コンセンサス(70億円程度)を上回る。医療機関との提携に力を入れ調剤部門の取り扱いが増えた。
■前場の注目材料
・1ドル107円10-20銭
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・日銀追加金融緩和への期待
・米早期利下げ観測
・株安局面での自社株買い
・米中通商協議進展への期待
・住友商<8053>中国で本格始動、現地企業の増資引き受け
・三井物<8031>中国で畜水産物の加工・販売、スターゼンと合弁
・九州電<9508>ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制
・安川電<6506>6軸垂直多関節ロボ、ケーブル内蔵で接近性向上
・日アビオ<6946>赤外線カメラシステム攻勢、低価格パック
・三菱重<7011> 小型機事業買収 600億円 ボンバルディアと合意
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
関連銘柄 7件
6506 東証1部 安川電機
±0 (0%)
時価総額 904,079百万円
世界の大手産業用ロボットメーカーの一角。多関節ロボットや双腕ロボット等を製造、販売。ACサーボモータとインバータで世界シェアトップ。医療・介護分野を開拓。19.2期3Q累計は売上高と利益が過去最高。 記:2019/03/21
3,390
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 904,079百万円
世界の大手産業用ロボットメーカーの一角。多関節ロボットや双腕ロボット等を製造、販売。ACサーボモータとインバータで世界シェアトップ。医療・介護分野を開拓。19.2期3Q累計は売上高と利益が過去最高。 記:2019/03/21
6946 東証2部 日本アビオニクス
±0 (0%)
時価総額 3,506百万円
防衛システム機器や接合機器、赤外線機器などを製造販売。売上の約3割が親会社のNEC向け。収益は4Qに偏重。19.3期はスマホ市場減速などで海外が振るわず。土地売却益22億円は繰延税金資産取り崩しで消える。 記:2019/03/27
1,239
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 3,506百万円
防衛システム機器や接合機器、赤外線機器などを製造販売。売上の約3割が親会社のNEC向け。収益は4Qに偏重。19.3期はスマホ市場減速などで海外が振るわず。土地売却益22億円は繰延税金資産取り崩しで消える。 記:2019/03/27
7011 東証1部 三菱重工業
±0 (0%)
時価総額 1,621,714百万円
総合重機で国内トップ。発電機器や航空・防衛・宇宙、物流機器、機械など幅広い。ローンチが近づく国産ジェット機の競争力強化を狙い、カナダ企業と小型旅客機の保守事業買収を巡り交渉中。20.3期は増収増益を計画。 記:2019/06/06
4,807
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 1,621,714百万円
総合重機で国内トップ。発電機器や航空・防衛・宇宙、物流機器、機械など幅広い。ローンチが近づく国産ジェット機の競争力強化を狙い、カナダ企業と小型旅客機の保守事業買収を巡り交渉中。20.3期は増収増益を計画。 記:2019/06/06
7649 東証1部 スギホールディングス
±0 (0%)
時価総額 322,355百万円
愛知地盤のドラッグストア大手。調剤併設型店舗に特長。ディスカウント業態も展開。在宅介護支援にも熱心。東名阪を軸に積極出店。102店舗を新規出店。62店舗の中・大型改装を実施。19.2期は増収増益。 記:2019/04/26
5,090
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 322,355百万円
愛知地盤のドラッグストア大手。調剤併設型店舗に特長。ディスカウント業態も展開。在宅介護支援にも熱心。東名阪を軸に積極出店。102店舗を新規出店。62店舗の中・大型改装を実施。19.2期は増収増益。 記:2019/04/26
8031 東証1部 三井物産
±0 (0%)
時価総額 3,058,688百万円
大手総合商社。金属、エネルギー、機械・インフラ、化学品など事業を多角的に展開。資源関連に強み。ヘルスケア等に経営資源配分。19.3期は2桁増収。生活産業部門は黒字転換。ファッション事業などが寄与。 記:2019/06/04
1,755.5
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 3,058,688百万円
大手総合商社。金属、エネルギー、機械・インフラ、化学品など事業を多角的に展開。資源関連に強み。ヘルスケア等に経営資源配分。19.3期は2桁増収。生活産業部門は黒字転換。ファッション事業などが寄与。 記:2019/06/04
8053 東証1部 住友商事
±0 (0%)
時価総額 2,015,645百万円
大手総合商社の一角。メディア事業でジュピターテレコム。バランスの取れた事業ポートフォリオを持つ。インフラ事業部門では大型EPC案件が進捗。輸送機・建機事業部門は建機販売等が堅調。19.3期は2桁増収。 記:2019/06/04
1,611.5
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 2,015,645百万円
大手総合商社の一角。メディア事業でジュピターテレコム。バランスの取れた事業ポートフォリオを持つ。インフラ事業部門では大型EPC案件が進捗。輸送機・建機事業部門は建機販売等が堅調。19.3期は2桁増収。 記:2019/06/04
9508 東証1部 九州電力
±0 (0%)
時価総額 501,687百万円
九州中心に展開する電力会社。ガス小売事業にも本格参入。海外エネルギー事業など成長事業に注力。玄海原発2号機の廃止決定。19.3期は増収。電灯電力料は減少だが、再エネ特措法交付金や他社販売電力料は増加。 記:2019/06/06
1,058
6/26 0:00±0 (0%)
時価総額 501,687百万円
九州中心に展開する電力会社。ガス小売事業にも本格参入。海外エネルギー事業など成長事業に注力。玄海原発2号機の廃止決定。19.3期は増収。電灯電力料は減少だが、再エネ特措法交付金や他社販売電力料は増加。 記:2019/06/06
出典:株探無料HPで、各種指標・TOPニュース・人気テーマ・人気ニュースなどが見れて便利です。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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