2019年06月24日05時30分

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コスモバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
■コスモ・バイオ <3386> 1,054円 (+150円、+16.6%) ストップ高
コスモ・バイオ <3386> [JQ]がストップ高。20日の取引終了後、鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させる技術(鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術)を用いて、タンパク質の受託製造事業を開始すると発表したことが好感された。同事業は、「鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させるように『ゲノム編集』した特殊なニワトリ」を用いて、ユーザーが必要とするタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業。従来のタンパク質製造技術と比べ、大量かつ安定してタンパク質を製造することができ、さらに低コストで製造ができるため、提供価格にも他技術と比べて優位性があるという。また、これまでタンパク質を大量に製造することが困難だったために実用化に至らなかった新規技術の応用開発などにも需要が期待できるとしている。事業開始は7月を予定。なお、19年12月期業績への影響は軽微としている。
■日本社宅サービス <8945> 934円 (+89円、+10.5%)
日本社宅サービス <8945> [東証2]が大幅6日続伸。20日、東証が同社を27日付で市場1部に指定すると発表したことが買い材料視された。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■ワイヤレスG <9419> 524円 (+36円、+7.4%)
東証1部の上昇率7位。ワイヤレスゲート <9419> が続急伸。チャート上では25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスを示現、株価の刺激材料となったもよう。また、同社はテラ(横浜市)と協力し、20日からチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(イスラエル)が開発した個人向けモバイルセキュリティーアプリケーション「ZoneAlarm Japan edition」Android版をリリースしており、これが引き続き買い手掛かりとなった面があるようだ。
■ケイアイ不 <3465> 1,599円 (+98円、+6.5%)
ケイアイスター不動産 <3465> が急反発。20日の取引終了後、18年4月に戦略的資本業務提携を結んだシンガポールのカマルク・ホールディングスの子会社で、IoT関連システム開発やコンサルティングサービスを行うカマルク特定技術研究所(鹿児島県鹿屋市)と「住宅向けセンサー及びセンシング技術開発」を進めることで合意したことが好感された。今回の共同開発は、住宅において十分な精度での測定・分析が低コストで実現可能な一連のセンサー製品及び人工知能(AI)をベースにしたセンサーデータ分析サービスを開発するのが狙い。第1弾として、両社は住宅内の空気に着目し、空気質モニタリング用のIoT対応センサー製品の実現を目指すとしている。なお、今回の共同開発による20年3月期業績への影響は軽微としている。
■アイ・ピー・エス <4390> 1,250円 (+74円、+6.3%)
アイ・ピー・エス <4390> [東証M]が3連騰。21日の寄り前に、子会社InfiniVANが、フィリピンにおける5Gに用いる周波数の割り当てについて、20日に当局から割り当てを行う旨の通知を受領したと発表しており、これを好感した買いが入った。InfiniVANでは、商業地域でのブロードバンドサービスへの展開や、地方のCATV事業者向けネットワーク卸サービス(家庭用ブロードバンドサービス)への展開、マニラ首都圏地域での自社バックボーン回線を使ったリテール向け(家庭用ブロードバンドサービス)への展開などを計画しており、今後は割り当てを受けた周波数を用いて5Gの実証実験を行うとしている。
■サイオス <3744> 481円 (+27円、+6.0%)
サイオス <3744> [東証2]が3連騰。同社はリナックスを活用したシステムインテグレーションに強みを持ち、人工知能(AI)分野に積極的に経営資源を注いでいる。20日取引終了後、サブスクリプションビジネスを支援するプラットフォーム「SIOS bilink」を提供開始することを発表、これを手掛かり材料に短期資金を呼び込む形となった。
■ニーズウェル <3992> 837円 (+46円、+5.8%)
ニーズウェル <3992> が3日続伸と上値追いを加速させている。金融向けを主力にシステム開発を手掛け、人工知能(AI)や5Gインフラ整備の進捗に伴い、サイバーセキュリティー分野に注力姿勢をみせている。直近ではAIビジネスの本格的な取り組み開始と新組織「AIグループ」を新設することを発表し、改めてマーケットの注目を集めた。業績は13年9月期以来、増収増益基調を継続。19年9月期はトップラインが2ケタ伸長を見込み、営業利益も前期比9%増の5億1800万円と好調が続く。今月17日に東証1部に市場変更され、TOPIX連動型ファンドなどの組み入れ需要など株式需給面でも追い風が意識されている。
■富士製薬 <4554> 1,448円 (+78円、+5.7%)
富士製薬工業 <4554> が急反発。同社は20日、昨年12月に合意していた抗てんかん剤「ガバペン錠及び同シロップ」のファイザー(東京都渋谷区)からの国内での製造販売承認の承継について、販売移管日が今年10月1日に決まったと発表した。同社は昨年策定した長期ビジョン「FujiPharma2030」で、小児を中心とした希少疾患領域に事業を広げていくことを掲げており、この承継を足掛かりに事業を展開するとしている。
■国際石開帝石 <1605> 999.3円 (+42.5円、+4.4%)
国際石油開発帝石 <1605> やJXTGホールディングス <5020> 、コスモエネルギーホールディングス <5021> など資源エネルギー株が軒並み高。20日の米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比2.89ドル高の1バレル56.65ドルと急伸。イランが米国の無人偵察機を撃墜したことを受け、中東情勢が緊迫化するとの懸念が浮上し原油先物市場に買い資金が流入した。これを受け日本の石油関連株にも見直し機運が膨らんでいる。
■太平洋工業 <7250> 1,526円 (+56円、+3.8%)
太平洋工業 <7250> が大幅反発。東海東京調査センターが20日付で投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を1600円から1680円としたことが好材料視されたようだ。同センターでは、20年3月期連結業績予想について、売上高1550億円(前年比6.9%増、会社計画同じ)、営業利益103億円(同0.1%減、会社計画100億円)と前期並みの水準を確保すると予想。また、21年3月期並びに22年3月期は、堅調なトヨタ向けプレス製品の受注増加や、タイヤバルブでの中国市場における継続生産車種へのTPMS(タイヤ空気圧監視装置)の装着義務化による販売増加を見込み、営業利益118億円(同14.6%増)、125億円(同5.9%増)を予想している。
■IDHD <4709> 1,114円 (+34円、+3.2%)
IDホールディングス <4709> が大幅高。21日午後0時20分ごろ、従来期末一括で40円を予定していた20年3月期の配当予想について、中間・期末各25円の年50円にすると発表しており、これを好感した買いが入った。株主への利益還元機会の充実を図るため、中間・期末の年2回配当を実施する方針に変更するとともに、10月20日に創立50周年を迎えることを記念して10円増配するとしている。なお、前年実績に対しては年10円の増配となる予定だ。
■トランザクション <7818> 916円 (+25円、+2.8%)
トランザクション <7818> が6連騰と我が道を行く展開で年初来高値を更新。雑貨の製造販売を手掛けるが、20日取引終了後、東京ガールズコレクションなど運営するW TOKYO(東京都渋谷区)と資本・業務提携することを発表、これが株高を後押しした。東京ガールズコレクションが保有するコンテンツ力及び情報発信力とトランザクションの企画力やセールスプロモーション能力を融合させ新サービス創出と事業領域の拡大に努める方針。
■KLab <3656> 878円 (+15円、+1.7%)
KLab <3656> が3日続伸。21日、スマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」の中国大陸版を28日に配信開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。中国大陸版は、北京ガイア・インタラクティブ・エンターテインメント社がパブリッシング及び運営を担当する。「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」は17年6月、日本でリリースされ、同年12月にはグローバル版「Captain Tsubasa:Dream Team」を中国大陸と韓国を除く全世界に向けて配信を開始したが、今回の中国大陸版の配信開始で、世界規模での更なる盛り上がりが期待されている。
■住友理工 <5191> 828円 (+13円、+1.6%)
住友理工 <5191> が反発。東海東京調査センターが20日付で、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げたことが好材料視されたようだ。なお、目標株価は970円から960円へ若干引き下げている。同センターによると、期待外れだった19年3月期業績及び20年3月期ガイダンスを受けて株価は調整したが、株価バリュエーションに割安感が強くなったと指摘。足もとで自動車や一般産業向けの売り上げにまだ勢いは感じられないものの、海外拠点の減損処理や米国工場の生産性改善の進捗などを通じて、コスト負担が軽減されていくことで、利益面では回復に向かうと見込んでいる。
■チエル <3933> 841円 (+12円、+1.5%)
チエル <3933> [JQ]が3日続伸。20日の取引終了後に発表した22年3月期を最終年度とする中期経営計画で、最終年度に連結売上高40億円(19年3月期20億3000万円)、経常利益3億5000万円(同6100万円)を目指すとしたことが好材料視されたようだ。柱の教育ICT事業を3つの事業領域に分け、学習部門では授業のICT化支援に注力するほか、新たに設けた進路部門で最適な進路の選択に必要な情報を先生・生徒双方に提供するなどして事業拡大を図る方針だ。
■GDH <4437> 3,925円 (+50円、+1.3%)
gooddaysホールディングス <4437> [東証M]が高い。20日の取引終了後、子会社グッドルームがNTT東日本(東京都新宿区)と不動産業界のIT活用推進と生産性の飛躍的な改善を目的に、業務協定を締結したと発表した。グッドルームが提供する賃貸オンライン申し込みサービス「Conomy(コノミー)」とNTT東日本のRPAサービス「おまかせRPA」を連携させ、「入居者と管理会社間の申し込み手続きのペーパーレス化」と、「不動産管理会社の管理システムへの申し込み情報の自動連携」を共同で拡販するという。あわせて賃貸不動産管理会社の業務効率化を題材としたセミナーの定期共同開催なども行うとしている。
■Fスターズ <3687> 2,048円 (+25円、+1.2%)
フィックスターズ <3687> の上げ足が止まらない。値刻みは小幅ながら日々一貫した買いが流入、6月に入ってからの15営業日で前日比マイナスだった日はわずか2営業日のみと異彩の上昇波を構築している。連日の年初来高値更新だが、21日は57円高の2080円まで上値を伸ばし、昨年3月13日の上場来高値にツラ合わせ(分割後修正株価で比較)した。顧客企業のシステムを高速化するビジネスを展開、金融業界や自動車業界を中心にリピートオーダー率がほぼ100%の実績を有する。アニール方式で量子コンピューターを商用化したカナダのDウェーブ社と提携関係にあることもポイント。安倍政権では「量子技術イノベーション戦略」を年内にも策定する方針が伝わっており、改めて同社株が脚光を浴びる可能性がある。
■丸紅 <8002> 728.5円 (+7.8円、+1.1%)
丸紅 <8002> が反発。同社は21日、国内外のスタートアップに対して投資を行うコーポレートベンチャーキャピタル「丸紅ベンチャーズ」を設立したことを明らかにした。出資総額は50億円を予定し、投資地域は日本や米国、アジア、イスラエル、エストニアなど。起業後あまり時間の経っていない企業を中心に投資するとしている。
■横浜丸魚 <8045> 875円 (+9円、+1.0%)
横浜丸魚 <8045> [JQ]が高い。同社が20日、株主優待制度を新設すると発表したことが好材料視された。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
出典:株探無料HPで、各種指標・TOPニュース・人気テーマ・人気ニュースなどが見れて便利です。
コスモバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
■コスモ・バイオ <3386> 1,054円 (+150円、+16.6%) ストップ高
コスモ・バイオ <3386> [JQ]がストップ高。20日の取引終了後、鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させる技術(鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術)を用いて、タンパク質の受託製造事業を開始すると発表したことが好感された。同事業は、「鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させるように『ゲノム編集』した特殊なニワトリ」を用いて、ユーザーが必要とするタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業。従来のタンパク質製造技術と比べ、大量かつ安定してタンパク質を製造することができ、さらに低コストで製造ができるため、提供価格にも他技術と比べて優位性があるという。また、これまでタンパク質を大量に製造することが困難だったために実用化に至らなかった新規技術の応用開発などにも需要が期待できるとしている。事業開始は7月を予定。なお、19年12月期業績への影響は軽微としている。
■日本社宅サービス <8945> 934円 (+89円、+10.5%)
日本社宅サービス <8945> [東証2]が大幅6日続伸。20日、東証が同社を27日付で市場1部に指定すると発表したことが買い材料視された。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■ワイヤレスG <9419> 524円 (+36円、+7.4%)
東証1部の上昇率7位。ワイヤレスゲート <9419> が続急伸。チャート上では25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスを示現、株価の刺激材料となったもよう。また、同社はテラ(横浜市)と協力し、20日からチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(イスラエル)が開発した個人向けモバイルセキュリティーアプリケーション「ZoneAlarm Japan edition」Android版をリリースしており、これが引き続き買い手掛かりとなった面があるようだ。
■ケイアイ不 <3465> 1,599円 (+98円、+6.5%)
ケイアイスター不動産 <3465> が急反発。20日の取引終了後、18年4月に戦略的資本業務提携を結んだシンガポールのカマルク・ホールディングスの子会社で、IoT関連システム開発やコンサルティングサービスを行うカマルク特定技術研究所(鹿児島県鹿屋市)と「住宅向けセンサー及びセンシング技術開発」を進めることで合意したことが好感された。今回の共同開発は、住宅において十分な精度での測定・分析が低コストで実現可能な一連のセンサー製品及び人工知能(AI)をベースにしたセンサーデータ分析サービスを開発するのが狙い。第1弾として、両社は住宅内の空気に着目し、空気質モニタリング用のIoT対応センサー製品の実現を目指すとしている。なお、今回の共同開発による20年3月期業績への影響は軽微としている。
■アイ・ピー・エス <4390> 1,250円 (+74円、+6.3%)
アイ・ピー・エス <4390> [東証M]が3連騰。21日の寄り前に、子会社InfiniVANが、フィリピンにおける5Gに用いる周波数の割り当てについて、20日に当局から割り当てを行う旨の通知を受領したと発表しており、これを好感した買いが入った。InfiniVANでは、商業地域でのブロードバンドサービスへの展開や、地方のCATV事業者向けネットワーク卸サービス(家庭用ブロードバンドサービス)への展開、マニラ首都圏地域での自社バックボーン回線を使ったリテール向け(家庭用ブロードバンドサービス)への展開などを計画しており、今後は割り当てを受けた周波数を用いて5Gの実証実験を行うとしている。
■サイオス <3744> 481円 (+27円、+6.0%)
サイオス <3744> [東証2]が3連騰。同社はリナックスを活用したシステムインテグレーションに強みを持ち、人工知能(AI)分野に積極的に経営資源を注いでいる。20日取引終了後、サブスクリプションビジネスを支援するプラットフォーム「SIOS bilink」を提供開始することを発表、これを手掛かり材料に短期資金を呼び込む形となった。
■ニーズウェル <3992> 837円 (+46円、+5.8%)
ニーズウェル <3992> が3日続伸と上値追いを加速させている。金融向けを主力にシステム開発を手掛け、人工知能(AI)や5Gインフラ整備の進捗に伴い、サイバーセキュリティー分野に注力姿勢をみせている。直近ではAIビジネスの本格的な取り組み開始と新組織「AIグループ」を新設することを発表し、改めてマーケットの注目を集めた。業績は13年9月期以来、増収増益基調を継続。19年9月期はトップラインが2ケタ伸長を見込み、営業利益も前期比9%増の5億1800万円と好調が続く。今月17日に東証1部に市場変更され、TOPIX連動型ファンドなどの組み入れ需要など株式需給面でも追い風が意識されている。
■富士製薬 <4554> 1,448円 (+78円、+5.7%)
富士製薬工業 <4554> が急反発。同社は20日、昨年12月に合意していた抗てんかん剤「ガバペン錠及び同シロップ」のファイザー(東京都渋谷区)からの国内での製造販売承認の承継について、販売移管日が今年10月1日に決まったと発表した。同社は昨年策定した長期ビジョン「FujiPharma2030」で、小児を中心とした希少疾患領域に事業を広げていくことを掲げており、この承継を足掛かりに事業を展開するとしている。
■国際石開帝石 <1605> 999.3円 (+42.5円、+4.4%)
国際石油開発帝石 <1605> やJXTGホールディングス <5020> 、コスモエネルギーホールディングス <5021> など資源エネルギー株が軒並み高。20日の米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比2.89ドル高の1バレル56.65ドルと急伸。イランが米国の無人偵察機を撃墜したことを受け、中東情勢が緊迫化するとの懸念が浮上し原油先物市場に買い資金が流入した。これを受け日本の石油関連株にも見直し機運が膨らんでいる。
■太平洋工業 <7250> 1,526円 (+56円、+3.8%)
太平洋工業 <7250> が大幅反発。東海東京調査センターが20日付で投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を1600円から1680円としたことが好材料視されたようだ。同センターでは、20年3月期連結業績予想について、売上高1550億円(前年比6.9%増、会社計画同じ)、営業利益103億円(同0.1%減、会社計画100億円)と前期並みの水準を確保すると予想。また、21年3月期並びに22年3月期は、堅調なトヨタ向けプレス製品の受注増加や、タイヤバルブでの中国市場における継続生産車種へのTPMS(タイヤ空気圧監視装置)の装着義務化による販売増加を見込み、営業利益118億円(同14.6%増)、125億円(同5.9%増)を予想している。
■IDHD <4709> 1,114円 (+34円、+3.2%)
IDホールディングス <4709> が大幅高。21日午後0時20分ごろ、従来期末一括で40円を予定していた20年3月期の配当予想について、中間・期末各25円の年50円にすると発表しており、これを好感した買いが入った。株主への利益還元機会の充実を図るため、中間・期末の年2回配当を実施する方針に変更するとともに、10月20日に創立50周年を迎えることを記念して10円増配するとしている。なお、前年実績に対しては年10円の増配となる予定だ。
■トランザクション <7818> 916円 (+25円、+2.8%)
トランザクション <7818> が6連騰と我が道を行く展開で年初来高値を更新。雑貨の製造販売を手掛けるが、20日取引終了後、東京ガールズコレクションなど運営するW TOKYO(東京都渋谷区)と資本・業務提携することを発表、これが株高を後押しした。東京ガールズコレクションが保有するコンテンツ力及び情報発信力とトランザクションの企画力やセールスプロモーション能力を融合させ新サービス創出と事業領域の拡大に努める方針。
■KLab <3656> 878円 (+15円、+1.7%)
KLab <3656> が3日続伸。21日、スマートフォン向け対戦型サッカーシミュレーションゲーム「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」の中国大陸版を28日に配信開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。中国大陸版は、北京ガイア・インタラクティブ・エンターテインメント社がパブリッシング及び運営を担当する。「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」は17年6月、日本でリリースされ、同年12月にはグローバル版「Captain Tsubasa:Dream Team」を中国大陸と韓国を除く全世界に向けて配信を開始したが、今回の中国大陸版の配信開始で、世界規模での更なる盛り上がりが期待されている。
■住友理工 <5191> 828円 (+13円、+1.6%)
住友理工 <5191> が反発。東海東京調査センターが20日付で、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げたことが好材料視されたようだ。なお、目標株価は970円から960円へ若干引き下げている。同センターによると、期待外れだった19年3月期業績及び20年3月期ガイダンスを受けて株価は調整したが、株価バリュエーションに割安感が強くなったと指摘。足もとで自動車や一般産業向けの売り上げにまだ勢いは感じられないものの、海外拠点の減損処理や米国工場の生産性改善の進捗などを通じて、コスト負担が軽減されていくことで、利益面では回復に向かうと見込んでいる。
■チエル <3933> 841円 (+12円、+1.5%)
チエル <3933> [JQ]が3日続伸。20日の取引終了後に発表した22年3月期を最終年度とする中期経営計画で、最終年度に連結売上高40億円(19年3月期20億3000万円)、経常利益3億5000万円(同6100万円)を目指すとしたことが好材料視されたようだ。柱の教育ICT事業を3つの事業領域に分け、学習部門では授業のICT化支援に注力するほか、新たに設けた進路部門で最適な進路の選択に必要な情報を先生・生徒双方に提供するなどして事業拡大を図る方針だ。
■GDH <4437> 3,925円 (+50円、+1.3%)
gooddaysホールディングス <4437> [東証M]が高い。20日の取引終了後、子会社グッドルームがNTT東日本(東京都新宿区)と不動産業界のIT活用推進と生産性の飛躍的な改善を目的に、業務協定を締結したと発表した。グッドルームが提供する賃貸オンライン申し込みサービス「Conomy(コノミー)」とNTT東日本のRPAサービス「おまかせRPA」を連携させ、「入居者と管理会社間の申し込み手続きのペーパーレス化」と、「不動産管理会社の管理システムへの申し込み情報の自動連携」を共同で拡販するという。あわせて賃貸不動産管理会社の業務効率化を題材としたセミナーの定期共同開催なども行うとしている。
■Fスターズ <3687> 2,048円 (+25円、+1.2%)
フィックスターズ <3687> の上げ足が止まらない。値刻みは小幅ながら日々一貫した買いが流入、6月に入ってからの15営業日で前日比マイナスだった日はわずか2営業日のみと異彩の上昇波を構築している。連日の年初来高値更新だが、21日は57円高の2080円まで上値を伸ばし、昨年3月13日の上場来高値にツラ合わせ(分割後修正株価で比較)した。顧客企業のシステムを高速化するビジネスを展開、金融業界や自動車業界を中心にリピートオーダー率がほぼ100%の実績を有する。アニール方式で量子コンピューターを商用化したカナダのDウェーブ社と提携関係にあることもポイント。安倍政権では「量子技術イノベーション戦略」を年内にも策定する方針が伝わっており、改めて同社株が脚光を浴びる可能性がある。
■丸紅 <8002> 728.5円 (+7.8円、+1.1%)
丸紅 <8002> が反発。同社は21日、国内外のスタートアップに対して投資を行うコーポレートベンチャーキャピタル「丸紅ベンチャーズ」を設立したことを明らかにした。出資総額は50億円を予定し、投資地域は日本や米国、アジア、イスラエル、エストニアなど。起業後あまり時間の経っていない企業を中心に投資するとしている。
■横浜丸魚 <8045> 875円 (+9円、+1.0%)
横浜丸魚 <8045> [JQ]が高い。同社が20日、株主優待制度を新設すると発表したことが好材料視された。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。