8時45分配信 モーニングスター
(ファン・お気に入り登録の方)向け
(ファン・お気に入り登録の方)向け
新興市場は堅調な推移を続けているが、個別物色には変化が出ている。金融市場全般を見ると米国株は落ち着きを取り戻して再度高値をうかがう展開となっているが、為替市場は円高方向にある。手掛けづらい雰囲気が強まっているが、来週は配当再投資の動きが下値を支えそうだ。
マザーズ指数はジリ高基調を続けているものの、力強い値動きとなってきたテーマ性を有する準主力級銘柄から資金が抜けている。Kudan <4425> などは20日まで4日続落となって1万7000円台から1万2000円台まで3割の急落。チームスピリット <4397> やWelby <4438> 、カオナビ <4435> なども厳しい下落となっている。投資家心理の悪化が懸念される情勢となっている。
一方、19日にIPO(新規上場)したSansan <4443> (情報通信)は穏健スタート後にストップ高となり、2日目以降も順調。年前半最大のIPO案件であり、この好スタートは多くの個人投資家にとってポジティブに働きそうだ。もちろん、Sansan自体も今後、上値追いが期待される。
KudanやAI(人工知能)関連銘柄などの下落は、主に利益確定売りが連鎖したことが背景とみられ、個別で特段の理由はない。業績面やテーマ性が評価されて上昇トレンドを保っている銘柄ならば、今後数カ月間を見た場合の拾い場にもなりそう。調整地合いの中で立会外分売も発表したPKSHA Technology <3993> などは下値買いも入っている。
そのほかでは、好決算発表のマネジメントソリューションズ(=MSOL) <7033> 、プロレド・パートナーズ(=プロレドP) <7034> などは上場から1年間未満の新顔で、需給状況も良好。完全内需系とあって、為替市場の円高にも影響を受けないだけに、物色の妙味がありそうだ。
マザーズ指数はジリ高基調を続けているものの、力強い値動きとなってきたテーマ性を有する準主力級銘柄から資金が抜けている。Kudan <4425> などは20日まで4日続落となって1万7000円台から1万2000円台まで3割の急落。チームスピリット <4397> やWelby <4438> 、カオナビ <4435> なども厳しい下落となっている。投資家心理の悪化が懸念される情勢となっている。
一方、19日にIPO(新規上場)したSansan <4443> (情報通信)は穏健スタート後にストップ高となり、2日目以降も順調。年前半最大のIPO案件であり、この好スタートは多くの個人投資家にとってポジティブに働きそうだ。もちろん、Sansan自体も今後、上値追いが期待される。
KudanやAI(人工知能)関連銘柄などの下落は、主に利益確定売りが連鎖したことが背景とみられ、個別で特段の理由はない。業績面やテーマ性が評価されて上昇トレンドを保っている銘柄ならば、今後数カ月間を見た場合の拾い場にもなりそう。調整地合いの中で立会外分売も発表したPKSHA Technology <3993> などは下値買いも入っている。
そのほかでは、好決算発表のマネジメントソリューションズ(=MSOL) <7033> 、プロレド・パートナーズ(=プロレドP) <7034> などは上場から1年間未満の新顔で、需給状況も良好。完全内需系とあって、為替市場の円高にも影響を受けないだけに、物色の妙味がありそうだ。