(17日終値) ドル・円相場:1ドル=108.54円(前営業日比▲0.02円) ユーロ・円相場:1ユーロ=121.77円(△0.08円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1218ドル(△0.0010ドル) ダウ工業株30種平均:26112.53ドル(△22.92ドル) ナスダック総合株価指数:7845.02(△48.36) 10年物米国債利回り:2.09%(△0.01%) WTI原油先物7月限:1バレル=51.93ドル(▲0.58ドル) 金先物8月限:1トロイオンス=1342.9ドル(▲1.6ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▲8.6 17.8 6月NAHB住宅市場指数 64 66 4月対米証券投資動向 短期債を除く流入額 469億ドル ▲259億ドル・改 短期債を含む流出額 78億ドル 56億ドル・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は横ばい。週末の香港での大規模デモが香港ハンセン指数に影響をほぼ及ぼさなかったこともあり、リスクオフの巻き戻しで円売り・ドル買いが先行した。20時30分前に一時108.72円と日通し高値を付けた。ただ、6月米NY連銀製造業景気指数が▲8.6と予想の11.0を大幅に下回り、2016年10月以来の水準まで低下したことが分かると一転下落した。取引終了間際には一時108.52円付近まで下押ししている。 もっとも、今週予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードも強まっており、大きな方向感は出なかった。NY時間の値幅は20銭程度と小さかった。今日の安値は早朝取引で付けた108.39円で1日の値幅は33銭程度となる。 ・ユーロドルは4日ぶりに小反発。予想を下回る米NY連銀製造業景気指数を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.1247ドルと日通し高値を付けた。ただ、ポンドや豪ドルなどに対してドル高が進むとユーロに対してもドル買いが入ったため、徐々に上値が重くなった。 ・ユーロ円は4日ぶりに小反発。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時122.13円と本日高値を付けたものの、前週末の高値122.27円が目先戻りの目処として意識されると上げ幅を縮めた。 ・ポンドは軟調だった。英与党・保守党党首選で強硬離脱派のボリス・ジョンソン前外相が優位を保つ中、「合意なき離脱」の可能性を警戒した売りが継続。ポンドドルは一時1.2532ドルと1月3日以来約5カ月半ぶりの安値を付けたほか、ポンド円は136.01円と1月4日以来の安値を更新した。なお、明日18日には、候補者が10人から6人に絞り込まれた英与党・保守党党首選の第2回目の投票が実施される。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。18-19日にFOMCを控える中、早期利下げ期待が相場を支えたものの、FOMCの結果を見定めたい投資家も多く引けにかけてはやや伸び悩んだ。重要イベントを前に様子見姿勢も強く、大きな方向感は出なかった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発。「フェイスブックは今週にも独自の仮想通貨の発表を予定している」との報道を手掛かりに同社株は4%超上昇した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは5日ぶりに小反落。米国株の上昇が債券相場の重しとなったものの、18-19日のFOMCの結果を見極めたいとして方向感に乏しい展開となった。 ・原油先物相場は3日ぶりに反落。14日公表のIEA月報で、米中貿易戦争などによる世界経済の減速がエネルギー需要の減退を招くとの見通しが示され、売りが優勢だった。 ・金先物相場は5日ぶりに反落。先週末に取引の中心限月として2018年4月以来、1年2カ月ぶりの高値をつけた後を受け、利益確定の売りが優勢だった。
出典:FXi24
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このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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