☆彡「中外製薬(4519)」会社四季報速報版 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

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中外製薬(4519)は血友病薬など独自創薬群が計画超す好調、今期純利益を独自増額(上)(下)

 がん治療薬に強い製薬メジャー、ロシュグループの中外製薬は24日、今2019年12月期の第1四半期(19年1~3月)決算(IFRS)を発表。売上が前年同期比4.7%増の1542億円、営業利益が同20%増の460億円となった。

 これを受けて、東洋経済は今通期の売上を従来予想の5950億円から6150億円に、営業利益を1400億円から1600億円に、純利益を1050億円から1180億円に引き上げる。それぞれ前期比で6%、28%、27%の増加率となる。配当も予想純利益拡大に合わせ表記程度のさらなる増加余地がでてくると予想する。会社は売上5925億円、一時的な減損などの影響を除いたコア営業利益1430億円の期初予想を据え置いた。営業利益、純益などの予想を会社は開示していない。

 業績好調を牽引する血友病A治療薬のヘムライブラ、がん治療薬のアレセンサとアクテムラといった創製医薬品は、国内、海外ともに販売が伸長する。前第1四半期は国内での長期収載品の譲渡という一時的な収入が100億円規模あってロイヤルティ収入などが膨らんだ。その反動減もあって今第1四半期はロイヤルティ収入などは3割近く減少し、166億円(前年同期227億円)にとどまった。その一方で第1四半期の製商品売上高は10%増の1377億円と好調だった。ロシュ向け輸出など海外製商品売上が前年同期比2割増の384億円、国内は同7%増の993億円と国内外とも計画以上に伸びており、ロイヤルティ収入などの一時的な減少を補った。

 なお、会社による決算説明会で板垣利明上席執行役員CFO(最高財務責任者)は「第2四半期も第1四半期同様の勢いが続けば、会社の通期計画の可能性がある」と発言している。

 今第1四半期の売上収益を製商品別に見ていく。アレセンサは輸出が前期比2倍強の84億円、国内売り上げが同22%増の49億円、アクテムラも輸出が8%増の253億円、国内が12%増の90億円となった。前期の第2四半期に発売したヘムライブラは国内が27億円と前期の第4四半期に売り上げた25億円から順調に伸ばしている。ヘムライブラのメイン市場の海外はロシュ販売に関係するロイヤルティなど収入がメインだが、ロシュの日本を除く海外売り上げが今第1四半期で194百万スイスフラン(約212億円)と前期一年分に相当するまでに急伸しており、極めて順調に成長中だ。
 ロシュからの導入品で、前期の第2四半期に発売したがん免疫チェックポイント阻害剤テセントリクも今第1四半期の国内売り上げ37億円と好調だった。
 この滑り出し順調の流れのまま通期の国内売り上げは極めて順調に推移する。今期はロシュから導入したがん治療薬リツキサン、ハーセプチンといった従来の主力品が特許切れに伴うバイオ後続品の参入および薬価大幅引き下げによる減少を軽くこなしそうだ。 

 今第1四半期の営業利益は前年同期比2割増の460億円となった。会社四季報の従来予想に対する進捗率は33%。好採算の自社創製品の売り上げ伸長と販売構成比の上昇で製商品の原価率が48.8%から53.6%に5ポイント近く改善した。販管費は豊富なパイプラインを抱える研究開発の進捗に伴う研究開発費がコアベースで増加したが、売上増と原価率低下の相乗効果が大きく発現した格好だ。
 
 ところで当社は、早期優遇退職を実施し、その応募者が172人に上った。6月末の退職となり、これに関わる費用が今第2四半期で51億円計上される。一方で、下期以降はこの社員削減に伴う人件費減少効果が出てくる。プラスマイナスの費用効果が出るが、これはある程度会社計画に織り込み済みのもよう。

 最後に当社にとって最大の懸案はリツキサン、ハーセプチンに続く、がん治療薬アバスチンへのバイオ後続品の参入が下期に出ることと来期にはさらに新薬創出加算の返上に伴う価格低下のダブルパンチの影響が出てくること。ただヘムライブラは国内では長期処方の開始に伴う販売拡大、海外でも適用拡大や用量用法追加による市場浸透が予想以上に早いペースで推移することもあって、このマイナス要因を下期以降カバーし、今来期と会社計画以上に収益成長ペースは拡大しそうな勢いだ。


(百万円)    売上高  営業利益 経常利益  純利益 1株益¥ 1株配¥
◇本2018.12  579,787 124,323 121,449 92,488 169.1 86 
◇本2019.12予 615,000 160,000 155,000 118,000 215.6 96-110 
◇本2020.12予 645,000 170,000 165,000 128,000 233.8 96-120 
◇中2018.06  285,123 66,569 64,996 48,672 89.0 31 
◇中2019.06予 310,000 85,000 83,000 62,000 113.3 48 

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