◇【市況】新興市場見通し:新年度入りでも中小型株物色の流れ、IPO銘柄・テーマ株など活況 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

2019年03月30日14時50分
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日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

先週の新興市場では、日経平均とともに日経ジャスダック平均が下落するなか、マザーズ指数は堅調に推移した。週初は世界経済の減速懸念が再び台頭し、株式市場全体にリスク回避の動きが広がった。しかし、その後マザーズでは個人投資家の直近IPO銘柄やテーマ株、材料株物色が活発となり、指数を押し上げた。3月のIPOラッシュ最終盤も活況を見せた。なお、週間の騰落率は、日経平均が-1.9%であったのに対して、マザーズ指数は+1.7%、日経ジャスダック平均は-0.4%だった。

個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で5.8%高。「メルペイ」と「LINE Pay」がキャッシュレスの普及促進で業務提携すると発表している。PKSHA Technology<3993>は同19.6%高となり、マザーズ時価総額3位に浮上した。人工知能(AI)関連株が活況だった。売買代金上位ではオンコリスバイオファーマ<4588>やALBERT<3906>が大きく買われ、上昇率上位にも並んだ。一方、遺伝子治療用製品の承認を取得したアンジェス<4563>などバイオ関連株の一角は利益確定売り優勢。また、業績下方修正のフェイスネットワーク<3489>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同11.3%高と大きく上昇。株式分割に伴う流動性向上への期待や値ごろ感から買いが向かったようだ。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同4.7%安と軟調だった。売買代金上位では新モバイルチケットの提供開始を発表したジョルダン<3710>や好決算のオプトエレクトロニクス<6664>が急伸し、上昇率でも上位に顔を出した。反面、ラクオリア創薬<4579>などはやや売り優勢。また地域新聞社<2164>は手仕舞い売りがかさみ、前の週に続き下落率トップとなった。IPOでは6社が新規上場し、いずれも大方の予想どおりかそれ以上に堅調な初値形成となった。3月29日上場のエードット<7063>とWelby<4438>は買い気配のまま初値持ち越しとなっている。

今週の新興市場では、マザーズ指数は緩やかに水準を切り上げる展開が続きそうだ。名実ともに新年度相場入りとなるが、株式相場全体としては引き続き海外情勢に一喜一憂する展開となるだろう。企業業績を見極めたいとの思惑も徐々に強まり、主力大型株の積極的な売買が手控えられるなか、個人投資家の物色が値幅の大きい中小型株に向かいやすい地合いが続くとみられる。

3月のIPOラッシュを通過し、4月は上場社数が大きく減るため、直近IPO銘柄の見直しの動きも出てきそうだ。既に3月28日上場の日本ホスピスHD<7061>が人気化。調整一巡感の出てきたスマレジ<4431>などにも注目したい。なお、今週は4月4日に放電精密加工研究所<6469>、5日に霞ヶ関キャピタル<3498>、シリコンスタジオ<3907>などが決算発表を予定している。シリコンスタジオはゲーム関連株として足元人気。今期は黒字転換となる見通しだが、第1四半期の進捗が注目される。

IPO関連では、4月3日に東名<4439>がマザーズ及び名証セントレックスへ新規上場する。同社は光回線サービスなどのオフィスソリューション事業を展開。やや地味とみる向きもあるが、堅調な業績が評価されているようだ。3月IPOの人気を引き継ぎ、好スタートとなることが期待される。なお、4月は同社を含め5社の新規上場が予定されている。

関連銘柄 20件

2164 JQグロース 地域新聞社
1,151
3/29 15:00
+93 (8.79%)
時価総額 2,122百万円
千葉県を中心に首都圏で無料情報誌「ちいき新聞」を発行。収入源は広告枠販売と折込チラシ。ウェブなど自社メディアを組み合わせた提案営業を強化。昨夏に第2位株主となった岐阜県地盤の中広とは首都圏エリアで協力へ。 記:2019/01/23

3489 マザーズ フェイスネットワーク
1,022
3/29 15:00
-10 (-0.97%)
時価総額 5,090百万円
不動産投資支援事業が主力。渋谷など城南エリア中心。用地取得から設計、工事、賃貸管理等に至るワンストップサービスが強み。販売用商品の仕込みは順調。不動産投資支援事業は低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/03/19

3498 マザーズ 霞ヶ関キャピタル
4,770
3/29 15:00
-330 (-6.47%)
時価総額 6,530百万円
太陽光・風力発電施設の開発・販売と不動産コンサルが2本柱。ショッピングセンターの運営も行う。自然エネルギーは太陽光の中大型案件や屋根上案件の開発に注力。不動産はホテル、古民家リノベ、保育園の開発に力注ぐ。 記:2019/03/19

3710 JQスタンダード ジョルダン
1,809
3/29 15:00
+130 (7.74%)
時価総額 9,506百万円
経路探索ソフト「乗換案内」などソフトウェアを開発。「乗換案内」の検索回数は月間約2.29億回。旅行予約サイトやツアー販売も手掛け、法人向けや訪日客向け、海外向けも展開。税負担増もあり、18.9期は足踏み。 記:2019/01/21

3906 マザーズ ALBERT
15,000
3/29 15:00
+820 (5.78%)
時価総額 48,885百万円
ビッグデータ活用の販促支援ツールを提供。顧客分析や商圏分析などのコンサルも行う。トヨタや東京海上日動、KDDIなど業界大手と業務資本提携。自動車、製造、通信・流通、金融を重点分野として顧客との深耕を図る。 記:2019/01/02

3907 マザーズ シリコンスタジオ
2,664
3/29 15:00
+500 (23.11%)
時価総額 7,742百万円
最先端リアルタイムCG技術を用いてゲーム・映像の開発推進・支援を行う。クリエイティブ人材に特化した人材派遣も展開。自動車など非エンタメ分野を強化。実績のある現地代理人を活用して海外企業向け取引の拡大狙う。 記:2019/03/07

3993 マザーズ PKSHA Technology
6,150
3/29 15:00
+610 (11.01%)
時価総額 164,543百万円
自然言語処理、画像認識、機械学習・深層学習技術を用いたアルゴリズムソリューションを開発・提供。アルゴリズムのイニシャルフィーと導入後のライセンスフィーが収益源。18.9期実績は、6期連続で増収・増益。 記:2019/01/22

4385 マザーズ メルカリ
3,400
3/29 15:00
+5 (0.15%)
時価総額 504,982百万円
フリマアプリ「メルカリ」を国内、米国で展開。英国事業からは撤退へ。米国、メルペイに積極投資。月間アクティブユーザーは1200万人超。国内流通総額は累計1兆円を突破。国内売上好調。19.6期2Qは売上堅調。 記:2019/03/21

4431 マザーズ スマレジ
3,540
3/29 15:00
+165 (4.89%)
時価総額 32,079百万円
スマレジなどのアプリの開発及び販売、その他周辺機器の販売 記:2019/01/25

4438 マザーズ Welby
0
3/29 0:00
±0 (0%)
時価総額 0百万円
PHRプラットフォームサービス事業 (※PHRとは、個人によって電子的に管理される自らの健康・医療情報のことを指す) 記:2019/02/27

4439 マザーズ 東名
0
±0 (0%)
時価総額 -百万円

4563 マザーズ アンジェス
1,045
3/29 15:00
-65 (-5.86%)
時価総額 104,480百万円
遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。遺伝子治療薬、核酸医薬が中核。メラノーマ治療薬やエボラ出血熱向け薬等も開発。販管費は増加だが、研究開発費は減少。特別利益の増加等もあり、18.12期3Qは損益改善。 記:2018/12/17

4579 JQグロース ラクオリア創薬
1,721
3/29 15:00
-5 (-0.29%)
時価総額 35,088百万円
ファイザーから独立した創薬開発型ベンチャー。製薬企業に特許ライセンスアウトの収益モデル。研究開発ポートフォリオの拡充等に注力。英国における臨床試験費用等を計上。18.12期3Qは研究開発費の増加等が響く。 記:2018/12/17

4588 マザーズ オンコリスバイオファーマ
3,390
3/29 15:00
+140 (4.31%)
時価総額 45,406百万円
がんと重症感染症対象の医薬品事業、ウイルス遺伝子改変技術を活かした検査事業を展開。パイプラインはHIV薬感染症やがん治療薬など。OBP-301に関する開発協力金収入等を計上。18.12期3Qは大幅増収。 記:2018/12/17

6324 JQスタンダード ハーモニック・ドライブ・システムズ
3,790
3/29 15:00
+30 (0.8%)
時価総額 365,034百万円
精密制御減速装置の製造販売を展開。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。産業用ロボットの関節部品で世界シェア約50%。19.3期中間期は大幅増収増益。3Q受注高は市場コンセンサスを下ブレ。 記:2019/01/25

6469 JQスタンダード 放電精密加工研究所
1,191
3/29 15:00
+10 (0.85%)
時価総額 8,823百万円
放電加工・表面処理で国内首位級。アルミ押出用やセラミックス押出用などの金型、プレス部品加工の機械装置を展開。保有放電加工機台数は189台。電解加工で世界初の曲孔加工方法を確立。3Q累計では、各利益急伸。 記:2019/01/25

6664 JQスタンダード オプトエレクトロニクス
1,075
3/29 15:00
-55 (-4.87%)
時価総額 7,071百万円
読み取り端末の心臓部「レーザモジュール」を製造する専業メーカー。国内シェアは90%以上。各種バーコードスキャナも製造。18.11期は国内堅調・大口案件需要で増収、前期赤字要因の在庫整理で黒字回復の落着。 記:2019/01/24

7061 マザーズ 日本ホスピスホールディングス
2,166
3/29 15:00
+400 (22.65%)
時価総額 16,124百万円
在宅ホスピス事業 記:2019/02/22

7063 マザーズ エードット
0
3/29 0:00
±0 (0%)
時価総額 0百万円
セールスプロモーションやPR、クリエイティブ等の企画・制作・実施運営を行うブランディング事業 記:2019/02/25

7564 JQスタンダード ワークマン
5,700
3/29 15:00
-30 (-0.52%)
時価総額 466,528百万円
建設現場や工場向けのワーキングウエア、軍手、作業靴、防寒着などの大手専門店。ベイシアグループ。2月末地点での店舗数は832店。18年9月に一般顧客向け「ワークマンプラス」を開業。3Q累計決算は、大幅増益。 記:2019/03/12

出典:フィスコ イメージ 2


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