2019/3/28 8:54 FISCO
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NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより 28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場では、1月貿易収支で赤字幅が予想以上に縮小したことが材料視されたが、引き続き長期金利の低下で長短金利の逆転がさらに広がるとの警戒感からNYダウは32ドル安となった。また、AMDが3%を超える下落となったほか、マイクロン・テクノロジーが2.7%安と半導体株の軟調さが目立っている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の21190円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の相場展開となろう。ただし、米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極めたいとの思惑もあり大きく売り込む流れにはならず、売り一巡後はこう着といったところであろう。また、長短金利の逆転に伴う景気後退懸念が根強いようだが、ダラス地区連銀総裁は利下げの是非を検討する前に「ある程度の規模および期間にわたり逆イールドを目にする必要があるとし、現時点ではそのどちらも現れていない」と話したと報じられている。過度なリセッションに対する警戒も見極めが必要であろう。 その他、英国ブレクジッドについては、メイ英首相は与党・保守党の非公式会合で、自身がまとめたEU離脱案が議会で承認されれば首相から退く考えを示したと伝えられており、こちらも決着を見極めたいところである。米半導体株の下落影響から日経平均の戻りは期待しづらいところではあるが、ディフェンシブ系への物色など、新年度相場を意識した押し目拾いも期待したいところであろう。 その他、昨日はマザーズ指数が強い値動きをみせていた。アンジェス<4563>のインパクトが大きいとはみられるが、マザーズ指数は上値抵抗として意識されていた950Ptレベルを突破してきている。トレンドが強まってくるなか、個人主体の物色が活発化してくることが期待されそうである。
4563 マザーズ アンジェス
-38 (-3.11%)
時価総額 118,477百万円
遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。遺伝子治療薬、核酸医薬が中核。メラノーマ治療薬やエボラ出血熱向け薬等も開発。販管費は増加だが、研究開発費は減少。特別利益の増加等もあり、18.12期3Qは損益改善。 記:2018/12/17
1,185
3/28 9:24-38 (-3.11%)
時価総額 118,477百万円
遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。遺伝子治療薬、核酸医薬が中核。メラノーマ治療薬やエボラ出血熱向け薬等も開発。販管費は増加だが、研究開発費は減少。特別利益の増加等もあり、18.12期3Qは損益改善。 記:2018/12/17