(22日終値:23日3時時点) ドル・円相場:1ドル=110.03円(22日15時時点比▲0.78円) ユーロ・円相場:1ユーロ=124.30円(▲1.77円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1296ドル(▲0.0081ドル) FTSE100種総合株価指数:7207.59(前営業日比▲147.72) ドイツ株式指数(DAX):11364.17(▲185.79) 10年物英国債利回り:1.014%(▲0.093%) 10年物独国債利回り:▲0.015%(▲0.056%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 3月仏製造業購PMI速報値 49.8 51.5 3月仏サービス部門PMI速報値 48.7 50.2 3月独製造業PMI速報値 44.7 47.6 3月独サービス部門PMI速報値 54.9 55.3 3月ユーロ圏製造業PMI速報値 47.6 49.3 3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値 52.7 52.8 1月ユーロ圏経常収支 季調済 368億ユーロの黒字 162億ユーロの黒字 季調前 93億ユーロの黒字 330億ユーロの黒字 ロシア中銀、政策金利 7.75%で据え置き 7.75% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ポンドは買い戻しが進んだ。英国を除く欧州連合(EU)首脳27カ国は21日、英国のEU離脱の延期について協議し、英とEUがまとめた離脱合意案を英議会が可決すれば5月22日まで、可決できなければ4月12日まで離脱を延期することで合意した。離脱延期がひとまず承認されたことを好感し、ポンドは円以外の通貨に対して底堅く推移した。ポンドドルは一時1.3224ドル、ユーロポンドは0.8533ポンドまでポンド高に振れた。 ・ユーロドルは軟調。この日発表の3月の仏・独・ユーロ圏製造業PMI速報値が軒並み市場予想を下回り、ユーロ圏景気の先行き懸念が高まった。独長期金利がマイナスを付け、2016年10月以来の低水準を更新するとユーロ売りが加速。24時過ぎ一時1.1273ドルと日通し安値を付けた。 ・ユーロ円は大幅安。ユーロ圏経済指標が軒並み悪化したことで全般ユーロ売りが先行。欧米株価の下落を背景に投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ユーロ売りが強まると、1時前に一時123.82円と1月25日以来の安値を更新した。 ・ドル円はさえない。ユーロ円中心にクロス円が下落した影響を受けたほか、欧州株安に伴うリスク回避目的の円買いが先行した。 NYの取引時間帯に入り、3月米製造業PMI速報値が52.5と予想の53.6を下回り、同月の米サービス部門PMI速報値が54.8と予想の56.0より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが加速。米長期金利の低下に伴う売りが出て、1時前に一時109.74円と2月11日以来の安値を付けた。 なお、2月米中古住宅販売件数は年率換算で551万件と予想の510万件を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。 ・ロンドン株式相場は大幅に反落。独・仏・ユーロ圏の経済指標が悪化したことを受けて投資家がリスク回避姿勢を強めると、欧州株相場は軒並み下落した。外国為替市場でのポンド高を背景に多国籍企業銘柄に売りが出たことも指数の押し下げ要因となった。構成銘柄の約9割が下落した。 ・フランクフルト株式相場は大幅に3日続落。3月独製造業PMI速報値が44.7と前月から悪化し予想の48.0を下回ったため、独景気の先行きを懸念した売りが広がった。仏やユーロ圏の経済指標が悪化したことも相場の重し。個別ではフレゼニウス(4.23%安)やティッセンクルップ(3.52%安)、バイエル(3.23%安)などの下げが目立った。 ・欧州債券相場は上昇。欧州経済の減速懸念が高まる中、独10年債利回りは16年10月以来となるマイナス金利を付けた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。