(21日終値:22日3時時点) ドル・円相場:1ドル=110.85円(21日15時時点比△0.32円) ユーロ・円相場:1ユーロ=125.85円(▲0.38円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1353ドル(▲0.0067ドル) FTSE100種総合株価指数:7355.31(前営業日比△64.30) ドイツ株式指数(DAX):11549.96(▲53.93) 10年物英国債利回り:1.064%(▲0.093%) 10年物独国債利回り:0.041%(▲0.043%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> スイス国立銀行(SNB、中央銀行)政策金利 ▲0.75%に据え置き ▲0.75% ノルウェー中銀、政策金利 1.00%に引き上げ 0.75% 2月英小売売上高指数(自動車燃料除く) 前月比 0.2% 1.1%・改 前年比 3.8% 4.0%・改 2月英小売売上高指数(自動車燃料含む) 前月比 0.4% 0.9%・改 前年比 4.0% 4.1%・改 英中銀、政策金利発表 0.75%で据え置き 0.75% 3月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値) ▲7.2 ▲7.4 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ポンドドルは一時1.3004ドルと11日以来の安値を付けた。メイ英首相は前日に欧州連合(EU)離脱期日を6月30日まで3カ月延期するようEU側に要請したものの、EU首脳は5月23日を超える離脱延期を認めなかったうえ、「英議会の離脱協定案承認」を条件に出したと伝わった。市場では「合意なき離脱」の可能性が再び高まりポンド売りが膨らんだ。 なお、スカイニュースが報じたところによると、EUは英国に対し、英議会が来週中に離脱協定案を承認するという条件付きで、離脱期日を5月22日まで延期することで合意する意向のようだ。 ・ドル円は底堅い動き。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想を上回るハト派姿勢だったことから、時間外の米10年債利回りが一時2.5%を割り込み昨年1月9日以来の低水準を更新。全般ドル売りが活発化し、110.30円と2月15日以来の安値を付けた。 ただ、NYの取引時間帯に入り3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が13.7と前回の▲4.1から大きく改善し、予想の4.5を大幅に上回ったことが分かると買い戻しが優勢に。2月米景気先行指標総合指数が前月比0.2%上昇と予想の0.1%上昇を上回ったことも好感されて、一時110.96円と日通し高値を更新した。安く始まったダウ平均が持ち直し、230ドル超上昇したことも円売り・ドル買いを促した。 ・ユーロドルは軟調だった。良好な米経済指標が相次いだことでユーロ売り・ドル買いが先行。ポンドドルの下落につれた売りも出て、2時30分前に一時1.1343ドルと日通し安値を付けた。FOMC後の上昇分をほぼ吐き出した格好だ。 ・ユーロ円は戻りが鈍かった。ドル円の下落につれた売りが先行し、17時30分前に125.69円と日通し安値を付けた。23時過ぎには126.14円付近まで下げ渋る場面もあったが、NY市場ではユーロ安・ドル高につれた売りが優勢となり125.71円付近まで押し戻されている。 ・ロンドン株式相場は反発し、昨年10月4日以来約5カ月半ぶりの高値を更新した。外国為替市場でのポンド安進行を背景に通貨安で恩恵を受ける多国籍企業銘柄に買いが集まり指数を押し上げた。金属相場の上昇を背景に主力の鉱業株が買われたことも相場の押し上げ要因。半面、RBSなど配当権利落ちとなった銘柄の下落が目立った。 ・フランクフルト株式相場は続落。独長期金利の低下を受けて、利ざや縮小を意識した売りに押されたドイツ銀行(4.10%安)の下げが目立った。ワイヤーカード(5.60%安)やドイツ証券取引所(2.97%安)なども軟調だった。半面、RWE(3.50%高)やコベストロ(1.58%高)などは買われた。 ・欧州債券相場は上昇。英国のEU離脱を巡る先行き不透明感から債券買いが進んだ。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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