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◆インド首相が来日 インドのモディ首相が28~29日の日程で、実務訪問賓客として来日する。28日には、安倍晋三首相が山梨県鳴沢村の別荘に招待。29日の首脳会談では、「自由で開かれたインド太平洋戦略」の最重要パートナーと位置付けるインドとの協力関係強化を確認する。安倍氏は、総額3000億円超の円借款供与を表明する見通し。 ◆国会で各党代表質問 安倍首相の所信表明演説に対する各党代表質問が29~31日に衆参両院で行われる。第4次改造内閣発足後初の国会論戦。外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案や消費税率10%への引き上げなどをめぐり論戦が交わされる。 ◆21年春入社組の現ルール踏襲を決定 政府は29日、就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議を開き、2021年春入社組については、現行の就職・採用活動ルールを維持することを決定する。また、22年春以降の入社組に関しても、当面踏襲の方向性を打ち出す見通し。 ◆福島県知事選投開票 任期満了に伴う福島県知事選が28日、投開票される。現職の内堀雅雄知事に新人3人が挑む構図。1期4年の内堀県政の評価、途上にある東京電力福島第1原発事故からの復興の進路などが争点。 ◆ブラジル大統領選決選投票 ブラジルで28日に大統領選の決選投票が行われる。第1回投票では元軍人の極右ジャイル・ボルソナロ下院議員が得票率46%で1位、左派フェルナンド・アダジ元教育相が29%で2位となり、ともに決選投票に進んだ。事前の世論調査では汚職摘発や治安強化を訴えるボルソナロ氏が優位に立っている。 ◆韓国最高裁、元徴用工裁判で判決 第2次大戦中に徴用された韓国人が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し上告審で、韓国最高裁が30日に判決を言い渡す。最高裁が請求権を認める判決を下せば、日韓関係に重大な影響を及ぼすことになる。 ◆日銀金融政策決定会合 日銀の金融政策決定会合が30、31両日、開かれる。米中の貿易摩擦や引き締め姿勢を維持する米国の金融政策が世界経済に与える影響などを点検。会合終了後には最新の景気予測を示す経済・物価情勢の展望(展望リポート)を公表する。現行の大規模金融緩和策は維持される見通しだ。 ◆元東電会長の被告人質問 東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の公判で、元会長勝俣恒久被告(78)への被告人質問が30日、東京地裁(永渕健一裁判長)である。東電は事故の約3年前、原発に襲来が予想される巨大津波高を試算しており、勝俣元会長の津波対策などへの認識が焦点となる。