(26日終値) ドル・円相場:1ドル=111.91円(前日比▲0.51円) ユーロ・円相場:1ユーロ=127.60円(▲0.28円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1403ドル(△0.0028ドル) ダウ工業株30種平均:24688.31(▲296.24ドル) ナスダック総合株価指数:7167.21(▲151.13) 10年物米国債利回り:3.07%(▲0.04%) WTI原油先物12月限:1バレル=67.59ドル(△0.26ドル) 金先物12月限:1トロイオンス=1235.8ドル(△3.4ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 7-9月期米国内総生産(GDP、速報値) 前期比年率 3.5% 4.2% 10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値) 98.6 99.0 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は反落。7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率3.5%増と予想の3.3%増を上回ったことで買いが先行したものの、上値は重かった。ダウ平均が一時530ドル超下落したほか、ナイト・セッションの日経平均先物が440円下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い・ドル売りが優勢となった。米10年債利回りの低下に伴う売りも出て一時111.38円と9月13日以来の安値を付けた。10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値が98.6と予想の99.0を下回ったことも相場の重し。 米国株が下げ幅を縮小し、日経平均先物が上昇に転じた場面ではドル円にも買い戻しが入り112円台前半まで値を戻したものの、引けにかけて再び弱含んでいる。 ・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。欧州中央銀行(ECB)の利上げ時期後ずれ観測が台頭したことで一時1.1336ドルと8月16日以来の安値を付けたが、売りが一巡すると一転上昇した。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ったほか、週末を控えたポジション調整目的の買いが入り、節目の1.1400ドルを上抜けて目先のストップロスを巻き込んだ。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がイタリアの格付けを据え置いたと伝わると、ユーロ買い・ドル売りが小幅に入り一時1.1421ドルと日通し高値を付けた。ただ、同国の格付け見通しが「安定的」から「ネガティブ」に引き下げられたこともあって、反応は一時的だった。 ・ユーロ円は下落。ユーロドルの下落につれた売りが先行したあとは米国株の大幅下落に伴う売りが出て一時126.64円と8月21日以来の安値を付けた。ただ、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り、127.75円付近まで下げ渋った。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)が前日発表した四半期決算の内容が失望されて、大手IT企業の業績に懸念が広がった。アップルやフェイスブックなど主力のハイテク株にも売りが集まり、相場の押し下げ要因となった。ダウ平均の下げ幅は一時530ドルを超えた。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落。アマゾンは7%超下落し、アルファベットは約2%下げた。 ・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米国株が下落したことで、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。 ・原油先物相場は3日続伸。米株先物の軟調な動きを受けてリスク回避姿勢が強まり、原油先物もNY早朝に66.20ドルと前日比1ドル以上も下落した。しかしその後は、米株価指数の買い戻しを背景に原油相場も反発。トランプ政権が来月初にも発動するイラン制裁による供給減少も意識されたもよう。週末を控えてのショートカバーも巻き込み、原油先物は67ドル後半まで上昇した。 ・金先物相場は続伸した。安寄りした米株価指数が下げ幅を拡大すると安全資産の金に資金が向かい、金先物は一時1246ドルまで買い上げられた。しかしながら、米株が一転買い戻し基調になると金先物は売り戻しが強まり、高値から10ドルほど値を戻した。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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