(1日終値:2日3時時点) ドル・円相場:1ドル=113.97円(1日15時時点比△0.05円) ユーロ・円相場:1ユーロ=131.92円(▲0.09円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1575ドル(▲0.0013ドル) FTSE100種総合株価指数:7495.67(前営業日比▲14.53) ドイツ株式指数(DAX):12339.03(△92.30) 10年物英国債利回り:1.588%(△0.015%) 10年物独国債利回り:0.471%(△0.001%) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値> 8月独小売売上高指数 前月比 ▲0.1% ▲0.4% 前年比 1.6% 0.9%・改 8月スイス小売売上高(前年比) 0.4% ▲0.9%・改 9月スイスSVME購買部協会景気指数 59.7 64.8 9月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値 52.5 52.5 9月独製造業PMI改定値 53.7 53.7 9月ユーロ圏製造業PMI改定値 53.2 53.3 9月英製造業PMI 53.8 53.0・改 8月英消費者信用残高 11億ポンド 8億ポンド 8月英マネーサプライM4 前月比 0.2% 0.9% 前年比 1.2% 2.1% 8月ユーロ圏失業率 8.1% 8.2% ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ユーロドルは頭が重かった。ポンドドルの急伸をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.1628ドルまで値を上げた。イタリア株式市場でイタリアMIB指数が上昇し、イタリア国債も落ち着いた動きになったことも買いを誘った。 ただ、ポンドドルが失速するとユーロドルも徐々に弱含んだ。結局、イタリア株が下落に転じ、イタリア国債が大きく下げたことも相場の重しとなり一時1.1564ドルと9月10日以来の安値を付けた。 なお、この日発表の8月ユーロ圏失業率は8.1%と2008年11月以来の低い水準となった。 ・ポンドドルは失速。「英国がEU離脱合意を目指し、アイルランド国境問題で妥協案を計画している」との一部報道をきっかけに買いが先行。21時30分過ぎに一時1.3116ドルまで急ピッチで値を上げた。ただ、合意なき離脱への警戒感も根強く、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。 ・ドル円は114.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。欧米株価の上昇や日経平均先物の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが先行。市場では「米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の妥結を受けて投資家のリスク意欲が高まり、円安・ドル高が進んだ」との指摘があり、23時30分過ぎに一時114.06円と昨年11月9日以来の高値を付けた。ただ、114円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。 ・ユーロ円は株高に伴う買いが先行し一時132.46円と本日高値を付けたものの、9月27日の高値132.68円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。イタリア財政問題に対する懸念もユーロの重しとなり、一時131.74円と本日安値を付けた。 ・ロンドン株式相場は続落。外国為替市場でポンドが急伸したことを受けて、通貨高が業績に悪影響を与える多国籍企業の銘柄が売られた。序盤買われていた郵便大手のロイヤル・メールは、通期の営業利益が減少するとの見通しを示したことで急落した。スタンダード・チャータード銀行など銀行株と、プルデンシャルなど保険株の下げも目立った。半面、原油高を背景に石油株は買われた。 ・フランクフルト株式相場は反発。米国がNAFTA見直し交渉でカナダと合意し、世界貿易をめぐる先行き不透明感が払拭されると、安心感から買いが優勢となった。個別ではフレゼニウス(8.51%高)やリンデ(6.23%高)、ワイヤーカード(3.08%高)などの上昇が目立った。半面、ティッセンクルップ(4.51%安)やルフトハンザ(1.98%安)などは売られた。 ・欧州債券相場は下落。ドイツ株などが底堅く推移したことを受けた。伊株式指数は結局下げた。
出典:FXi24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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