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2018/7/30 18:25 FISCO
2018/7/30 18:25 FISCO
<7752> リコー 1127 +91 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は197億円で前年同期比4.1%増益となり、減益を想定していた市場予想を上回った。会社計画も4割程度上振れたもよう。構造改革効果は通期で344億円を想定していたが、第1四半期は155億円程度にのぼったもようで、収益体質の強化は想定以上。事業環境の厳しさは強く意識されてきたが、通期業績上振れの可能性も高まったことで、見直しの動きが進む格好のようだ。 <6770> アルプス電 3210 +145 大幅反発。先週末に発表した第1四半期決算では、営業利益は96.2億円で前年同期比21.7%の増益となった。市場予想は30億円程度上振れたとみられる。車載モジュールの収益性拡大が想定以上、会社側は通期計画を600億円から660億円に上方修正している。通期計画は依然として市場コンセンサスを下回る水準だが、下期は実質据え置きの予想と保守的であり、さらなる上振れの可能性なども織り込む動きとみられる。 <2229> カルビー 3670 -340 大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は57.7億円で前年同期比69.2%増と大幅増益になったが、原材料調達難で大幅減収となった前年同期の反動が主因であり、市場の期待値に対しては未達となった。ポテトチップス以外のスナック菓子やフルグラなどの国内販売は減収と苦戦。北米売上高の伸び悩みもネガティブ視されているほか、ポテトチップスの値上げ否定などもマイナス材料とされている。 <3636> 三菱総研 4480 -920 急落で下落率1位。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は53.2億円で前年同期比28.0%増益に。シンクタンク・コンサルティングサービスの好調が続いた。ただ、上半期の37.4%増益に対して、4-6月期は同10.3%減と減益に転じ、通期計画の大幅上振れ期待は後退する格好に。なお、会社側ではシンクタンク・コンサルティングは従来計画上振れも、ITサービスはその分下振れとの見通しを示している。 <6371> 椿本チ 1048 +123 急反発。第1四半期営業利益は54.4億円で前年同期比25.6%増益、チェーン・世紀事業の利益率改善によって、市場予想を約5億円上回った。会社側では、買収したセントラルコンベア社の影響を織り込み、通期予想を売上高は2250億円から2440億円に、営業利益を213億円から217億円に上方修正。買収による収益への影響はマイナスとみられるため、実質的には収益の上振れ幅はより大きいとの見方にも。 <3658> イーブック 1585 +300 ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は2.1億円となった。連結決算であった前年同期0.3億円に対して大幅増益、通期計画3億円に対する進捗率も70%に達しており、ポジティブなインパクトにつながっている。海賊版サイト閉鎖などの影響もあって新規会員が増加、電子書籍の配信、提供とも売り上げが大幅に伸びた。通期業績の大幅な上振れを期待する動きが優勢となっているようだ。 <4689> ヤフー 415 +21 大幅続伸。先週末発表した第1四半期決算では、営業利益は475.8億円で前年同期比8.9%減となり、市場予想の400億円弱を大きく上回った。検索連動型広告が5年ぶりの2ケタ増と想定外に拡大したことが主因。傾向は持続的とみられ、今期業績のコンセンサスも一気に切り上がる状況となっている。また、モバイルペイメントの具体的な取り組みが示されたこともポジティブに受け止めへ。 <3053> ペッパー 4290 +305 大幅続伸。本日第2四半期の決算発表を予定しており、買い戻しや好決算先取りの動きが強まっているもよう。第1四半期営業利益は7.7億円で前年同期比33.4%増益、上半期計画12.4億円、同3.4%増益に対して高い進捗率となっており、業績上振れの可能性は高いとみられている。これまで中小型内需成長株の利食い売り優勢の流れに押されてきたが、見直しの契機になるとの期待も高いようだ。 <4506> 大日住薬 2205 -319 急反落。先週末に第1四半期の決算を発表、コア営業利益は184億円で前年同期比25.6%減益、通期計画770億円、前期比15.0%減益との比較でも減益幅は大きく、ネガティブな反応が先行している。薬価改定の影響に加えて、北米における新製品販売費用の増加なども響いた。また、特許延長の観測が出ている米国ラツーダの新たな情報開示はなかったが、一部では競合薬が台頭してきた点に注意が必要との見方も。 <6301> コマツ 3347.0 -94.0 反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は960億円で前年同期比85.8%増益となった。850億円程度の市場予想も大きく上回った。北米の売上高が計画を上回って推移しているもよう。通期業績の上振れ確度は一段と高まる状況とみられる。ただ、先の日立建機と同様に、一段の買い材料にはつながらず、出尽くし感が先行する展開に。中国市場の不透明感が増しているなどとの会社側見解なども警戒視のようだ。
関連銘柄 10件
2229 東証1部 カルビー
-340 (-8.48%)
時価総額 491,472百万円
かっぱえびせんなどスナック菓子大手。ポテトチップスは国内シェア6割超。シリアル食品「フルグラ」は製品ラインアップ拡充。18.3期3Qは業績低調。1Qにおける販売アイテムの調整等が響く。海外事業は売上増。 記:2018/02/21
3,670
7/30 15:00-340 (-8.48%)
時価総額 491,472百万円
かっぱえびせんなどスナック菓子大手。ポテトチップスは国内シェア6割超。シリアル食品「フルグラ」は製品ラインアップ拡充。18.3期3Qは業績低調。1Qにおける販売アイテムの調整等が響く。海外事業は売上増。 記:2018/02/21
3053 東証1部 ペッパーフードサービス
+305 (7.65%)
時価総額 89,193百万円
ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」や「ペッパーランチ」等を運営。国内外で出店加速。米ニューヨークにも進出。ペッパーランチ事業は堅調。店舗売上は好調。ロイヤリティ収入増。17.12期は大幅な増収増益。 記:2018/02/18
4,290
7/30 15:00+305 (7.65%)
時価総額 89,193百万円
ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」や「ペッパーランチ」等を運営。国内外で出店加速。米ニューヨークにも進出。ペッパーランチ事業は堅調。店舗売上は好調。ロイヤリティ収入増。17.12期は大幅な増収増益。 記:2018/02/18
3636 東証1部 三菱総合研究所
-920 (-17.04%)
時価総額 73,580百万円
三菱系の総合シンクタンク。民間企業のコンサルティング、ITサービスの提供等を手掛ける。専門領域の広さが強み。ITサービスはクレジットカード会社のシステム統合案件等が売上貢献。18.9期1Qは小幅増収。 記:2018/02/18
4,480
7/30 15:00-920 (-17.04%)
時価総額 73,580百万円
三菱系の総合シンクタンク。民間企業のコンサルティング、ITサービスの提供等を手掛ける。専門領域の広さが強み。ITサービスはクレジットカード会社のシステム統合案件等が売上貢献。18.9期1Qは小幅増収。 記:2018/02/18
3658 東証1部 イーブックイニシアティブジャパン
+300 (23.35%)
時価総額 8,797百万円
電子書籍サービス「eBookJapan」を運営。電子書籍配信は累計50万冊超。18.3期は実質増収・大幅増益落着。電子書籍配信が増収、Yahoo!ブックストア受託進展。登録会員数増堅調。12カ月決算復帰。 記:2018/05/28
1,585
7/30 15:00+300 (23.35%)
時価総額 8,797百万円
電子書籍サービス「eBookJapan」を運営。電子書籍配信は累計50万冊超。18.3期は実質増収・大幅増益落着。電子書籍配信が増収、Yahoo!ブックストア受託進展。登録会員数増堅調。12カ月決算復帰。 記:2018/05/28
4506 東証1部 大日本住友製薬
-319 (-12.64%)
時価総額 877,370百万円
準大手製薬会社。住友化学の連結子会社。医療用医薬品を主力に、食品素材・食品添加物、動物用医薬品、診断薬等も手掛ける。日本では「トルリシティ」が伸長。「アイミクス」等も堅調。18.3期3Qは2桁増収増益。 記:2018/02/19
2,205
7/30 15:00-319 (-12.64%)
時価総額 877,370百万円
準大手製薬会社。住友化学の連結子会社。医療用医薬品を主力に、食品素材・食品添加物、動物用医薬品、診断薬等も手掛ける。日本では「トルリシティ」が伸長。「アイミクス」等も堅調。18.3期3Qは2桁増収増益。 記:2018/02/19
4689 東証1部 ヤフー
+21 (5.33%)
時価総額 2,364,216百万円
ネット検索ポータル大手。ソフトバンクGの連結子会社。傘下にアスクルや一休、ジャパンネット銀行など。今年4月に新体制に移行。ビックデータ活用し、ネット広告やECの効率化を図る。18.3期3Qは利益横ばい圏。 記:2018/02/09
415
7/30 15:00+21 (5.33%)
時価総額 2,364,216百万円
ネット検索ポータル大手。ソフトバンクGの連結子会社。傘下にアスクルや一休、ジャパンネット銀行など。今年4月に新体制に移行。ビックデータ活用し、ネット広告やECの効率化を図る。18.3期3Qは利益横ばい圏。 記:2018/02/09
6301 東証1部 小松製作所
-94 (-2.73%)
時価総額 3,253,177百万円
建設機械で世界2位。IT活用のアフターサービスに強み。鉱山機械や産業機械も手掛ける。北米、アジアなどグローバルに展開。昨年4月に米鉱山機械大手を子会社化し、今年2月にはカナダの林業機械部品メーカーを買収。 記:2018/02/08
3,347
7/30 15:00-94 (-2.73%)
時価総額 3,253,177百万円
建設機械で世界2位。IT活用のアフターサービスに強み。鉱山機械や産業機械も手掛ける。北米、アジアなどグローバルに展開。昨年4月に米鉱山機械大手を子会社化し、今年2月にはカナダの林業機械部品メーカーを買収。 記:2018/02/08
6371 東証1部 椿本チエイン
+123 (13.3%)
時価総額 200,595百万円
産業用チェーンに関して世界トップシェア。国内外で自動車用・搬送用チェーンの販売が好調。タイミングドライブシステムの販売は堅調。中国の機械部品も復調。欧米の売上も伸びる。増収増益見通し。株主還元も強化へ。 記:2018/06/06
1,048
7/30 15:00+123 (13.3%)
時価総額 200,595百万円
産業用チェーンに関して世界トップシェア。国内外で自動車用・搬送用チェーンの販売が好調。タイミングドライブシステムの販売は堅調。中国の機械部品も復調。欧米の売上も伸びる。増収増益見通し。株主還元も強化へ。 記:2018/06/06
6770 東証1部 アルプス電気
+145 (4.73%)
時価総額 636,248百万円
電子部品メーカー大手。スマホカメラ手振れ防止部品に強み。車載向け製品やIoT向けセンサなどを強化。来年1月に連結子会社アルパインを完全子会社に。今春に距離測定の米ベンチャーを買収。18.3期は増収増益。 記:2018/06/05
3,210
7/30 15:00+145 (4.73%)
時価総額 636,248百万円
電子部品メーカー大手。スマホカメラ手振れ防止部品に強み。車載向け製品やIoT向けセンサなどを強化。来年1月に連結子会社アルパインを完全子会社に。今春に距離測定の米ベンチャーを買収。18.3期は増収増益。 記:2018/06/05
7752 東証1部 リコー
+91 (8.78%)
時価総額 839,516百万円
オフィス機器や光学機器を手掛ける精密機器メーカー。デジタル複合機は世界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。オフィスサービス分野は売上増。コミュニケーションサービス等が伸長。18.3期は増収。 記:2018/06/25
1,127
7/30 15:00+91 (8.78%)
時価総額 839,516百万円
オフィス機器や光学機器を手掛ける精密機器メーカー。デジタル複合機は世界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。オフィスサービス分野は売上増。コミュニケーションサービス等が伸長。18.3期は増収。 記:2018/06/25