(5日終値) ドル・円相場:1ドル=110.64円(前日比△0.15円) ユーロ・円相場:1ユーロ=129.32円(△0.51円) ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1691ドル(△0.0034ドル) ダウ工業株30種平均:24356.74ドル(△181.92ドル) ナスダック総合株価指数:7586.43(△83.75) 10年物米国債利回り:2.83%(横ばい) WTI原油先物8月限:1バレル=72.94ドル(▲1.20ドル) 金先物8月限:1トロイオンス=1258.8ドル(△5.3ドル) ※△はプラス、▲はマイナスを表す。 (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 6月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比) 19.6% ▲4.8% 6月ADP全米雇用報告 17万7000人 18万9000人・改 前週分の米新規失業保険申請件数 23万1000件 22万8000件・改 6月米サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値 56.5 56.5 6月米総合PMI改定値 56.2 56.0 6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(NMI) 59.1 58.6 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ユーロドルは反発。米長期金利が低下に転じたことなどを受けて買いが入り、21時30分前には一時1.1720ドルと6月26日につけた直近高値に面合わせした。もっとも、同水準が目先のレジスタンスとして意識されると1.1670ドル台まで伸び悩む場面も見られた。 また、ポンドドルも上値の重い動き。カーニー英中銀(BOE)総裁が「さらなる金融政策の引き締めが必要」との見解を示したことが材料視され、一時1.3275ドルまで上昇した。もっとも、その後は6日に英国の欧州連合(EU)離脱を巡る英閣議を控えて持ち高調整売りが入り、1.3204ドルの安値まで反落した。 ・ドル円は3営業日ぶりに反発。6月12-13日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表された直後には110.72円まで買われたものの、米国による対中制裁発動などを控えて様子見ムードが強く、買いの勢いも長続きしなかった。総じて110.60円を挟んだもみ合いとなった。なお、FOMC議事要旨では「経済が非常に強い中で漸進的な利上げが必要」「貿易政策をめぐるリスクが強まった」などの見解が示されたが、相場への影響は限られた。 ・ユーロ円は4営業日ぶりに反発。21時過ぎには一時129.63円まで値を上げた。その後はユーロドルと同様に129.10円台まで反落する場面があったが、引けにかけては株高を支えに底堅く推移した。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米国と欧州連合(EU)が自動車への関税発動を回避するとの期待感から買いが先行した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げの継続姿勢が示されると伸び悩む場面もあったが、引けにかけてはハイテク株を中心に再び買いが強まった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。予想を下回る米雇用指標などを手掛かりに債券買いが先行したものの、株価が堅調に推移すると安全資産とされる債券に売りが出て値を消した。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月12-13日分)では「経済が非常に強い中で漸進的な利上げが必要」との見解が示されたものの、新味の材料に乏しく反応は限定的だった。 ・原油先物相場は反落。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想に反して増えたため売りが優勢となった。トランプ米大統領が4日、ツイッターで「OPECはすぐに原油価格を引き下げるべき」と訴えたことも相場の重しとなった。 ・金先物相場は続伸。米国による対中制裁関税発動を明日に控えて、貿易問題に対する先行き不透明感が意識され買いが入った。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
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