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・イーグランド(3294)江口久社長「今期も過去最高業績、連続6期増配に」
マンション、戸建ての中古住宅を再生して販売するイーグランドの江口久社長は、5月30日、「前2018年3月期は売上高、営業利益とも過去最高になった。普通配で8円増配し、これに東証1部上場記念配5円を加え通期配当を13円増配の33円にした。配当はこれで5期連続増配になる」と業績好調を語った。
前期の好調は「競争が厳しい関西は粗利率確保を優先したため、販売件数が194件と前々期を下回った。しかし、首都圏の任売物件が前々期比78件増の422件に伸び、中古再生住宅全体の販売件数が947件と前々期比90件増になったことが寄与した。収益物件は売上高が16.15億円と前々期の11.59億円に比べ39%増になりこれも利益に貢献した。期末に販売した収益物件の粗利率が低かったが、全体の粗利率は16%と前々期の15.9%をやや上回った」
今期については「売上高は前期比8.4%増、粗利が同じく10.3%増、営業利益が6.5%増を見込み、引き続き過去最高利益の更新を見込んでいる。主力の中古再生住宅は前期と同様に首都圏の任売物件の販売が60件増の482件に伸び、関西も在庫調整が進んだため、販売件数が5件増の199件へと回復に転じてくる。このため、全体の販売件数は53件増の1000件を見込んでいる。収益物件は売上高が15億円に減収となるが、上期で低粗利物件の販売が終るため、中古再生住宅を含めた全体の粗利率は通期で16.3%に向上するとみている」
市場については、「首都圏の中古マンションの成約件数は16年に新築マンションの成約件数を上回ってきたが、以後もこの流れは変わっておらず、今期もその流れが続くとみている。中古マンション、中古戸建ての成約件数そのものはやや頭打ち傾向にある。新築マンション、戸建ての成約価格は昨年7、8月にピークアウトしているが、中古の場合は13年1月以降63カ月連続して前年同月を上回ってきているものの、そろそろピークに近づいてきたとみている。ただ、当社の場合は、中古マンションの販売価格が2000万円前後の低価格帯が全体の60%以上を占め、低価格帯に特化してきた強みがある。このため、これからはむしろ仕入れ、販売とも当社にはチャンスが増えるとみている」
「前期末在庫が前々期末とほぼ同レベルだが、当社は低価格帯に特化してきたため、他社が手を出しにくい物件が中心。このため、仕入れがしやすいし、粗利も確保しやすいのが強みになっており、今期も仕入れチャンスが増えるため、目標の売上高は十分達成できるとみている」
「中期計画の最終年度の20年3月期は販売件数1000件を目標にしているが、これは今期に前倒しで達成できる見込み。経常利益15億円の目標はたしかにハードルが高い。しかし、名古屋支店を来20年3月期の期初までには設立し、営業エリアを拡大する。また、粗利率が1ポイント上がれば粗利は2.5億円増えるため、今後粗利率もさらに向上させる方向で頑張れば、目標はなんとか達成できるとみている」
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
単本2018.03 20,544 1,412 1,192 842 134.3 33記
単本2019.03予 22,300 1,500 1,250 850 135.0 38-40
単本2020.03予 25,000 1,750 1,500 1,000 158.9 38-47
単中2017.09 9,824 740 632 433 69.4 14
単中2018.09予 11,000 720 590 410 65.1 19
マンション、戸建ての中古住宅を再生して販売するイーグランドの江口久社長は、5月30日、「前2018年3月期は売上高、営業利益とも過去最高になった。普通配で8円増配し、これに東証1部上場記念配5円を加え通期配当を13円増配の33円にした。配当はこれで5期連続増配になる」と業績好調を語った。
前期の好調は「競争が厳しい関西は粗利率確保を優先したため、販売件数が194件と前々期を下回った。しかし、首都圏の任売物件が前々期比78件増の422件に伸び、中古再生住宅全体の販売件数が947件と前々期比90件増になったことが寄与した。収益物件は売上高が16.15億円と前々期の11.59億円に比べ39%増になりこれも利益に貢献した。期末に販売した収益物件の粗利率が低かったが、全体の粗利率は16%と前々期の15.9%をやや上回った」
今期については「売上高は前期比8.4%増、粗利が同じく10.3%増、営業利益が6.5%増を見込み、引き続き過去最高利益の更新を見込んでいる。主力の中古再生住宅は前期と同様に首都圏の任売物件の販売が60件増の482件に伸び、関西も在庫調整が進んだため、販売件数が5件増の199件へと回復に転じてくる。このため、全体の販売件数は53件増の1000件を見込んでいる。収益物件は売上高が15億円に減収となるが、上期で低粗利物件の販売が終るため、中古再生住宅を含めた全体の粗利率は通期で16.3%に向上するとみている」
市場については、「首都圏の中古マンションの成約件数は16年に新築マンションの成約件数を上回ってきたが、以後もこの流れは変わっておらず、今期もその流れが続くとみている。中古マンション、中古戸建ての成約件数そのものはやや頭打ち傾向にある。新築マンション、戸建ての成約価格は昨年7、8月にピークアウトしているが、中古の場合は13年1月以降63カ月連続して前年同月を上回ってきているものの、そろそろピークに近づいてきたとみている。ただ、当社の場合は、中古マンションの販売価格が2000万円前後の低価格帯が全体の60%以上を占め、低価格帯に特化してきた強みがある。このため、これからはむしろ仕入れ、販売とも当社にはチャンスが増えるとみている」
「前期末在庫が前々期末とほぼ同レベルだが、当社は低価格帯に特化してきたため、他社が手を出しにくい物件が中心。このため、仕入れがしやすいし、粗利も確保しやすいのが強みになっており、今期も仕入れチャンスが増えるため、目標の売上高は十分達成できるとみている」
「中期計画の最終年度の20年3月期は販売件数1000件を目標にしているが、これは今期に前倒しで達成できる見込み。経常利益15億円の目標はたしかにハードルが高い。しかし、名古屋支店を来20年3月期の期初までには設立し、営業エリアを拡大する。また、粗利率が1ポイント上がれば粗利は2.5億円増えるため、今後粗利率もさらに向上させる方向で頑張れば、目標はなんとか達成できるとみている」
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益¥ 1株配¥
単本2018.03 20,544 1,412 1,192 842 134.3 33記
単本2019.03予 22,300 1,500 1,250 850 135.0 38-40
単本2020.03予 25,000 1,750 1,500 1,000 158.9 38-47
単中2017.09 9,824 740 632 433 69.4 14
単中2018.09予 11,000 720 590 410 65.1 19
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※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

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