本日の欧州市場ではドル円はじり高。米10年債利回りが上昇に転じたほか、ナイト・セッションの日経平均先物の130円高を支えに113.965円まで値を上げた。一方、ユーロドルは方向感が定まらない。米金利上昇を横目に1.06847ドルまで下げたが、ユーロポンドなどユーロクロスに月末絡みの買いが持ち込まれた影響から1.07249ドルまで上昇。もっとも、ポンドドルの下落に上値を抑えられるなど神経質な動きとなった。 NY市場は21時に12月南アフリカ貿易収支、22時30分に11月カナダGDP、12月カナダ鉱工業製品価格、12月カナダ原料価格指数、23時に11月米ケース・シラー住宅価格指数、23時45分に1月米シカゴPMI、24時に1月米消費者信頼感指数、翌6時30分にアップル第1四半期(10-12月期)決算が予定されている。また、21時15分にメルシュECB専務理事、23時30分にクーレECB理事が講演を行うほか、明日までFOMCが開催される。ドル円はシカゴPMIなどを受けた株価や米長期金利の動向に左右されそうだ。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングで月末絡みのフローが持ち込まれる可能性にも注意したい。下値の目処は本日安値の113.245円や26日安値の113.053円、25日安値の113.042円となる。上値の目処は本日高値の113.965円や一目均衡表転換線の114.07円、昨日高値の114.954円となる。ユーロドルも指標結果や米長期金利の動向次第となるだろう。下値の目処は昨日安値の1.06203ドル、上値の目処は1.07403ドルとなる。
出典:GI24
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