(8日終値) ドル・円相場(9日6時時点):前日比75銭高の1ドル=102.48円 ユーロ・円相場:同1円5銭高の1ユーロ=115.39円 ユーロ・ドル相場:同0.0021ドル高の1ユーロ=1.1260ドル ダウ工業株30種平均:同46ドル23セント安の18479ドル91セント ナスダック総合株価指数:同24.44ポイント安の5259.48 10年物米国債利回り:同0.06%高い(価格は安い)1.60% WTI原油先物10月限:同2.12ドル高の1バレル=47.62ドル 金先物12月限:同7.6ドル安の1トロイオンス=1341.6ドル (主な米経済指標) <発表値> <前回発表値> 前週分の米新規失業保険申請件数 25万9000件 26万3000件 7月米消費者信用残高 177億ドル 145億ドル・改 ※改は改定値、▲はマイナスを表す。 (各市場の動き) ・ドル円は4営業日ぶりに反発。101.60円を挟んでしばらくもみ合いが続いていたが、米10年債利回りの大幅上昇に伴って買いが強まった。アジア時間につけた安値の101.416円手前で下値の堅さを確認すると、昨日高値の102.132円を上抜けてストップロスを誘発。ナイト・セッションの日経平均先物が強含んだことも相場の支えとなり、4時30分過ぎには一時102.598円まで値を上げた。 ・ユーロドルは反発。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて、持ち高調整目的の買いが先行した。ECBは金融政策の据え置きを決めたが、一部市場では「量的緩和の延長」を期待する向きもあったため、発表後はユーロ買いで反応。また、ドラギECB総裁がその後の記者会見で「量的緩和延長について議論せず」「当面の間、追加緩和は必要ない」などの見解を示すとさらに買いが進み、一時1.1327ドルまで値を上げた。ただ、8月26日高値の1.13415ドルが意識されると一転して売りに押される展開に。米長期金利の上昇で全般にドルの買い戻しが強まった流れに沿った面もあり、アジア時間につけた安値の1.12345ドルに迫る水準まで急ピッチで売りが進んだ。 ・ユーロ円は4営業日ぶりに反発。ユーロドルの上昇につれて買いが進み、22時前には一時115.193円まで値を上げた。その後はユーロドルが失速したため114.50円台まで上値を切り下げたものの、一巡するとドル円の上昇につれて再び買いが優勢となり、6時前には115.451円の高値をつけた。 ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。投資判断の引き下げが伝わったアップルなどが下落し、指数を押し下げた。また、欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表後に欧州株が下落したことも相場の重しになった。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は5営業日ぶりに反落した。 ・米国債券相場で長期ゾーンは続落。欧州中央銀行(ECB)が金融政策の据え置きを決定し、欧州主要国の国債相場が下落すると、米国債にも売りが波及した。 ・原油先物相場は大幅に4日続伸。一時47.75ドルと8月26日以来の高値を付けた。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想に反して大幅に減少。ガソリン在庫も予想以上に減ったため、原油先物に買いが集まった。 ・金先物相場は続落。外国為替市場でドルが円やユーロなどに対して上昇すると、ドルと「逆相関」が生じやすいとされる金に売りが出た。
出典:GI24
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。